エカード配合錠HD

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エカード配合錠HDの基本情報

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作用と効果

昇圧物質であるアンジオテンシンIIの受容体に拮抗して末梢血管の抵抗を低下させるほか、腎臓でナトリウムや水分の再吸収を抑えて尿の量を増やし、血圧を下げます。
通常、高血圧症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。尿がほとんど出ない、血液透析中、電解質失調(血中ナトリウム、カリウム、カルシウム量の異常)、腎疾患、肝障害、冠硬化症、脳動脈硬化症、下痢・嘔吐、副甲状腺機能亢進症、減塩療法中、交感神経切断後、手術前、本人または両親・兄弟が痛風・糖尿病である。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

成人は1回1錠を1日1回服用します。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気が付いたときに1回分を飲んでください。ただし、次の服用時間まで8時間以上あけるようにしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、発疹、かゆみ、光線過敏症、呼吸困難、顔面紅潮、めまい、ふらつき、立ちくらみ、動悸、ほてり、期外収縮、頭痛、悪心、口内炎、味覚異常、便秘、口渇、貧血、倦怠感、頻尿、浮腫、咳、勃起不全、視力異常などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・顔・舌・のどが腫れる、息苦しい [血管浮腫]

・冷たく感じる、吐く、意識がなくなる [ショック、失神、意識消失]

・尿量が減る、顔や手足がむくむ、発熱 [急性腎不全]

・手足や唇がしびれる、筋力がおとろえる [高カリウム血症]

・体がだるい、食欲不振、吐き気 [低ナトリウム血症]

・皮膚や白目が黄色くなる、体がだるい、食欲不振 [肝機能障害、黄疸]

・発熱、のどが痛い、体がだるい [無顆粒球症]

・脱力感、筋肉痛、褐色の尿 [横紋筋融解症]

・発熱、から咳、息苦しい [間質性肺炎、肺水腫]

・発熱、筋肉痛・関節痛、顔の紅斑 [全身性エリテマトーデスの悪化]

・冷や汗が出る、空腹感、手のふるえ [低血糖]

・出血傾向、紫斑、発熱 [再生不良性貧血、溶血性貧血]

・出血傾向、紫斑 [壊死性血管炎]

・手足や唇がしびれる、吐き気 [アナフィラキシー]

・発熱、体がだるい、発疹 [中毒性表皮壊死融解症]

・発熱、発疹、関節痛 [間質性腎炎]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

武田テバ薬品株式会社

薬価

1錠あたり71.7円 ジェネリックを探す

剤形

ごくうすい紅色の楕円形の錠剤、長径8.6mm、短径5.1mm、厚さ3.0mm

シート記載

(表)エカードHD 294、(裏)エカードHD

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬 > 血圧降下剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

カンデサルタン シレキセチル

この成分で処方薬を探す

ヒドロクロロチアジド

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YJコード

2149111F2024

レセプト電算コード

620009090

更新日付:2021年12月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

エカードに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・エカード配合錠HDを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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