イミフィンジ点滴静注500mg

処方薬注射剤

イミフィンジ点滴静注500mgの基本情報

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作用と効果

T細胞(免疫細胞)の受容体(PD-1)とがん細胞上に発現している物質(PD-L1)の結合を阻害することなどにより、T細胞の活性を増強することで、腫瘍の増殖を抑えると考えられています。
通常、切除不能な局所進行の非小細胞肺癌における根治的化学放射線療法後の維持療法、切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌、非小細胞肺癌における術前・術後補助療法、進展型小細胞肺癌、限局型小細胞肺癌における根治的化学放射線療法後の維持療法、切除不能な肝細胞癌、治癒切除不能な胆道癌、進行・再発の子宮体癌、膀胱癌における術前・術後補助療法、高リスク筋層非浸潤性膀胱癌、胃癌における術前・術後補助療法の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。自己免疫疾患またはその既往歴がある。間質性肺疾患(放射線肺臓炎を含む)またはその既往歴がある。

妊娠または授乳中。

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

切除不能な局所進行の非小細胞肺癌における根治的化学放射線療法後の維持療法:通常、成人は4週間間隔で、1回につき60分間以上かけて点滴で静脈内に注射します。使用期間は最大で12カ月間です。
切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌:通常、成人は3週間間隔で4回、5回目以降は4週間間隔で、1回につき60分間以上かけて点滴で静脈内に注射します。
非小細胞肺癌における術前・術後補助療法:通常、成人は手術前に3週間間隔で4回まで、手術後に4週間間隔で12回まで、1回につき60分間以上かけて点滴で静脈内に注射します。
進展型小細胞肺癌:通常、成人は3週間間隔で4回、5回目以降は4週間間隔で、1回につき60分間以上かけて点滴で静脈内に注射します。
限局型小細胞肺癌における根治的化学放射線療法後の維持療法:通常、成人は4週間間隔で、1回につき60分間以上かけて点滴で静脈内に注射します。使用期間は最大で24カ月間です。
切除不能な肝細胞癌:通常、成人は4週間間隔で、1回につき60分間以上かけて点滴で静脈内に注射します。
治癒切除不能な胆道癌:通常、成人は3週間間隔で繰り返し使用し、その後は4週間間隔で、1回につき60分間以上かけて点滴で静脈内に注射します。
進行・再発の子宮体癌:通常、成人は3週間間隔で繰り返し使用し、その後は4週間間隔で、1回につき60分間以上かけて点滴で静脈内に注射します。
膀胱癌における術前・術後補助療法:通常、成人は手術前に3週間間隔で4回まで、手術後に4週間間隔で8回まで、1回につき60分間以上かけて点滴で静脈内に注射します。
高リスク筋層非浸潤性膀胱癌:通常、成人は4週間間隔で13回まで、1回につき60分間以上かけて点滴で静脈内に注射します。
胃癌における術前・術後補助療法:通常、成人は手術前に4週間間隔で2回まで、手術後に4週間間隔で12回まで、1回につき60分間以上かけて点滴で静脈内に注射します。

具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、発疹、咳、下痢、筋肉痛、発熱、手足の浮腫みなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・咳、息切れ、息苦しい、発熱 [間質性肺疾患(放射線肺臓炎を含む)]

・発熱、お腹が張る、腹痛、水のような便が出る、便に血が混じる(鮮紅色~暗赤色)、何度も水のような便が出る、下腹部の痛み、体がだるい [大腸炎、重度の下痢]

・冷えを感じる、体がだるい、気分や行動の変化(興奮、忘れやすいなど)、体重の増加や減少、便秘、声の変化、食欲の増加、めまい、意識がうすれる、吐き気、嘔吐、腹痛、抜け毛、頭痛、いつもより排尿回数・量が多い、のどの渇き、汗を多くかく、胸がドキドキする(動悸、頻脈)、手指のふるえ、息切れ [甲状腺機能障害、副腎機能障害、下垂体機能障害]

・体がだるい、体重が減る、喉が渇く、水を多く飲む、尿量が増える、吐き気、甘酸っぱいにおいの息、深く大きい呼吸 [1型糖尿病]

・疲れやすい、体がだるい、力が入らない、吐き気、食欲不振、嘔吐、発熱、上腹部痛、白目が黄色くなる、皮膚が黄色くなる、体がかゆくなる、尿の色が濃くなる、腹痛 [肝機能障害、肝炎、硬化性胆管炎]

・発熱、発疹、関節の痛み、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、排尿時の尿の泡立ちが強い、息苦しい、尿が赤みを帯びる [腎障害]

・筋力の低下、体がだるい、痛み、動作時の息切れ、疲れやすい、動悸、胸痛、まぶたがたれ下がる、物が見えにくい、食べ物がうまく噛めない、飲み込めない、うまく発音できない、頭が持ち上がらない、呼吸が苦しい [筋炎、横紋筋融解症、心筋炎、重症筋無力症]

・鼻血、唾液や痰に血が混じる、血を吐く、青あざができる、歯ぐきからの出血、出血が止まりにくい [免疫性血小板減少症]

・発熱、まひ、意識の低下、頭痛 [脳炎]

・皮膚が赤くなる、かゆみ、発疹、寒気、ふるえ、息切れ、めまい、意識がうすれる、発熱、背中や首の痛み、顔がはれる [インフュージョンリアクション]

・発熱、目の充血やただれ、唇や口内のただれ、円形の斑の辺縁部にむくみによる環状の隆起を伴ったものが多発する、全身の皮膚に少し押した程度では破れない大小の水ぶくれ(水庖)が多発する、じんま疹の様な痒くて赤い発疹をともなうことがある、ごくまれに粘膜が癒着することがある [重度の皮膚障害]

・手足のしびれ、痛み、力が入らない、筋萎縮、手足のふるえ、両側の手や足に力が入らない、歩行時につまずく、階段を昇れない、物がつかみづらい、物が二重に見える、手足の感覚が鈍くなる、顔の筋肉がまひする、食べ物が飲み込みにくい、呼吸が苦しい [神経障害]

・体がだるい、めまい、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れ、白目が黄色くなる、皮膚が黄色くなる、尿の色が濃くなる [赤芽球癆、溶血性貧血(溶血性貧血はオラパリブ併用時)]

・発熱、体がだるい、体重が減る、筋肉の痛み、皮下出血によるあざ、手足のしびれ、皮膚の潰瘍(皮膚に穴ができた状態)、血尿 [血管炎]

・上腹部の急な痛み、圧痛、吐き気、嘔吐、背中の痛み、皮膚や白目が黄色くなる [膵炎]

・目の充血、痛み、目がかすむ、虫が飛んでいるように見える、まぶしく感じる、視力の低下 [ぶどう膜炎]

・発熱、息切れ、体がだるい、めまい、意識がうすれる、低血圧、腹部のはり、発疹、青あざができる、出血が止まりにくい、けいれん [血球貪食性リンパ組織球症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

アストラゼネカ株式会社

薬価

1瓶あたり413539円

剤形

注射剤

シート記載

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

デュルバルマブ(遺伝子組換え)

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YJコード

4291443A2020

レセプト電算コード

622633301

更新日付:2026年09月01日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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