イスパロクト静注用1000

処方薬注射剤

イスパロクト静注用1000の基本情報

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作用と効果

血液凝固第VIII因子製剤であり、出血傾向を抑えます。
通常、血液凝固第VIII因子が欠乏している人の出血傾向の抑制に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

添付の溶解液(溶解液シリンジ)を全量用いて溶解し、通常、1回に体重1kgあたり10~30国際単位をゆっくりと静脈内に注射しますが、状態に応じて適宜増減されます。
定期的に使用する場合は、12才以上では、通常、体重1kgあたり50国際単位を4日おきに注射しますが、状態に応じて、体重1kgあたり50国際単位を週2回、または75国際単位を週1回注射します。12才未満では、通常、体重1kgあたり60国際単位を週2回注射しますが、状態に応じて、体重1kgあたり50~75国際単位を週2回または3日毎に注射します。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

注射をし忘れた場合は医師や薬剤師に相談して、指示に従ってください。絶対に2回分を一度に使用してはいけません。

誤って多く注射した場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、自分の判断で注射するのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、頭痛、発疹、関節痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・冷汗が出る、めまい、顔面蒼白(そうはく)、手足が冷たくなる、意識の消失 [ショック]

・全身のかゆみ、じんま疹、喉のかゆみ、ふらつき、動悸、息苦しい [アナフィラキシー]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光の影響を防ぐために外箱に入れた状態で、凍結を避け、冷蔵庫(2~8℃)で保管してください。冷蔵庫に保管することが望ましいですが、冷蔵庫から取り出して40℃以下で保管した場合、使用期限を超えない範囲で以下の期間内は使用できます。
30℃を超えない場合、冷蔵庫から取り出して12ヵ月以内
30℃を超えた場合、冷蔵庫から取り出して3ヵ月以内
冷蔵庫の外で保管したものは、再び冷蔵庫に戻さないでください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。残った薬や使用済みの医療機器などの廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

ノボノルディスクファーマ株式会社

薬価

1瓶あたり124632円

剤形

白色の粉末の注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 生物学的製剤 > 血液製剤類 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ツロクトコグ アルファ ペゴル (遺伝子組換え)

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YJコード

6343454D2021

レセプト電算コード

629905201

更新日付:2020年08月07日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している情報は、ノボノルディスクファーマ株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・イスパロクト静注用1000を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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