ラツーダ錠40mg

処方薬

ラツーダ錠40mgの基本情報

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作用と効果

脳内の神経伝達物質(ドパミン、セロトニンなど)のバランスを整えることにより、強い不安や緊張感、意欲の低下、気分の落ち込みなどの症状をやわらげます。
通常、統合失調症や双極性障害におけるうつ症状の改善に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。こん睡状態がある。腎障害、肝障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

統合失調症:通常、成人は1回1錠(主成分として40mg)を1日1回食後に服用します。年齢・症状により適宜増減されますが、1日最大量は2錠(80mg)です。
双極性障害におけるうつ症状の改善:通常、成人は1回0.5錠~1.5錠(主成分として20~60mg)を1日1回食後に服用します。0.5錠(20mg)を服用することから始め、増量する幅は1日量として0.5錠(20mg)とし、年齢・症状により適宜増減されますが、1日最大量は1.5錠(60mg)です。
いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。

空腹時に飲むと期待した効果を得られないことがあるため、食後に飲んでください。

飲み忘れた場合は、気がついた時点で食後または軽食をとった後に1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は服用しないで、その後は指示された時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、アカシジア(じっとしていられない)、吐き気、眠気、頭痛、不眠症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・高熱、筋肉のこわばり、手足のふるえ [悪性症候群]

・顔、特に口の周囲の絶え間ない不随意運動 [遅発性ジスキネジア]

・けいれん [痙攣]

・のどが渇く、水を多く飲む、尿の量や回数が多い [高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

住友ファーマ株式会社

薬価

1錠あたり310.1円

剤形

白色~帯黄白色の錠剤、直径約8.1mm、厚さ約3.3mm

シート記載

ラツーダ 40mg、ラツーダ、40mg、Latuda 40mg、40

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 精神神経用剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ルラシドン塩酸塩

この成分で処方薬を探す

YJコード

1179061F2029

レセプト電算コード

622794801

更新日付:2023年01月17日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ラツーダ錠40mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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