エポプロステノール静注用1.5mg「ヤンセン」

処方薬注射剤ジェネリック

エポプロステノール静注用1.5mg「ヤンセン」の基本情報

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作用と効果

肺の血管を拡げることによって、肺動脈の圧を下げ、同時に肺動脈を流れる血液の量をふやし息切れや疲労感を改善します。肺の血管内で血液の塊ができるのを防ぐことによって、血管が詰まらないようにします。
通常、肺動脈性肺高血圧症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。右心不全、左心機能障害、低血圧がある。注射開始時に肺水腫が増悪したことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、持続して静脈内に注射します。
具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、潮紅、動悸、下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、顎痛、関節痛、頭痛、手のしびれ、感覚鈍麻、出血、発疹、胸がしめつけられる感じなどが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・立ちくらみ、めまい、顔面蒼白 [過度の血圧低下、過度の徐脈、意識喪失などのショック状態、尿量減少]

・体動時の動悸、呼吸困難、起坐呼吸 [肺水腫]

・発汗、体重減少、頻脈 [甲状腺機能亢進症]

・鼻血、歯ぐきの出血、皮下出血 [血小板減少]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

専用溶解用液(生理食塩液)は保存剤を含まないため、残液は廃棄してください。

調製後は溶液中の有効成分が徐々に分解するため、調製後すぐに使用開始しない場合は溶液を冷蔵保存してください。

調製後、冷蔵保存する場合は8日間(192時間)を超えないようにしてください。

専用溶解用液(生理食塩液)および調製後溶液を凍結させないでください。凍ってしまった場合は、溶けても使用しないでください。

調製後溶液は使用開始前の冷蔵保存の有無に関わらず、室温では24時間以内に使用を終了してください。また、使用中は高温をさけてください。

一旦使用を開始した溶液の残液は使用しないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

ヤンセン ファーマ株式会社

薬価

1瓶あたり7469円 先発薬を探す

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬 > その他の循環器官用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

エポプロステノールナトリウム

この成分で処方薬を探す

YJコード

2190413F3071

レセプト電算コード

622262502

更新日付:2020年11月20日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・エポプロステノール静注用1.5mg「ヤンセン」を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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