ツートラム錠100mg

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ツートラム錠100mgの基本情報

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作用と効果

オピオイド受容体への結合、モノアミン再取り込み阻害作用により強い痛みを抑える働きがあります。
通常、非オピオイド鎮痛剤で治療困難ながん疼痛、慢性疼痛の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。アルコール、睡眠剤、鎮痛剤、オピオイド鎮痛剤または向精神薬による急性中毒である。治療により十分な管理がされていないてんかんがある。腎障害または肝障害がある。2週間以内に他の薬を使った。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は主成分として1回50~150mgを1日2回服用します。症状により適宜増減されますが、最高量は1回200mg、1日400mgを超えません。本剤は1錠中に主成分100mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。

この薬は徐放性製剤なので、がん疼痛で痛みが突然強くなった場合の臨時追加としては服用できません。臨時追加が必要な場合はトラマドール塩酸塩即放性製剤を服用します。

この薬は徐放性製剤なので、割ったり、砕いたり、かみ砕いたりせずに服用してください。

飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次の通常飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、吐き気、便秘、嘔吐、食欲減退、傾眠、浮動性めまい、口渇などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・息苦しい、蕁麻疹、意識がもうろうとする [ショック、アナフィラキシー]

・呼吸が浅く、ゆっくりになる [呼吸抑制]

・けいれん [痙攣]

・この薬の使用を中止しようとしてもやめられずに使用を続けたくなる [依存性]

・意識がうすれる、考えがまとまらない、判断力が低下する [意識消失]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄には注意が必要なため受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

日本臓器製薬株式会社

薬価

1錠あたり97.5円 ジェネリックを探す

剤形

淡紅色と白色の錠剤、直径8.6mm、厚さ4.9mm

シート記載

(表)持続性鎮痛剤、ツートラム錠100mg、早く溶ける速溶層付き (裏)Twotram tab. 100mg、持続性鎮痛剤、ツートラム100mg、早く溶ける速溶層付き

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 解熱鎮痛消炎剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

トラマドール塩酸塩

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YJコード

1149038G3022

レセプト電算コード

622836601

更新日付:2023年05月25日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している情報は、日本臓器製薬株式会社の提供情報を元に、くすりの適正使用協議会が独自に編纂したものです。正確な情報に努めておりますが、内容を完全に保証するものではありません。
  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ツートラム錠100mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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