アキャルックス点滴静注250mg

処方薬注射剤

アキャルックス点滴静注250mgの基本情報

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作用と効果

がん細胞の表面に存在しているタンパク質であるEGFR(上皮細胞増殖因子受容体)に結合し、レーザ光と反応することでがん細胞を傷害します。
通常、切除不能な局所進行または局所再発の頭頸部がんの治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。頸動脈に腫瘍が浸潤している。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1日1回2時間以上かけて点滴で静脈内に注射します。点滴終了20~28時間後、病巣部位へレーザ光を照射します。

効果を見ながら、4週間以上の間隔を空けて、最大4回まで、この薬とレーザ光の照射を行うことがあります。

具体的な使用については医師にお尋ねください。

この薬を点滴する前に、インフュージョンリアクション(薬剤注入に伴う反応)を軽減するための薬(抗ヒスタミン剤や副腎皮質ホルモン剤など)を使用します。

副作用

主な副作用として、適用部位の疼痛、浮腫、疲労、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・首にあざができる、首の出血、腫瘍からの出血 [頸動脈出血、腫瘍出血]

・舌のはれ、声が出にくい、喉がつまる感じ、息苦しい、息をするときヒューヒューと音がする [舌腫脹、喉頭浮腫]

・呼吸困難、意識の低下、意識の消失、まぶた・唇・舌のはれ、発熱など [インフュージョンリアクション]

・発熱、全身の発赤、皮膚・粘膜のただれや潰瘍、水ぶくれ、症状のある部位が黄色~黒色に変色する・感覚がなくなる [重度の皮膚障害、瘻孔、皮膚・粘膜の潰瘍または壊死]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

楽天メディカル株式会社

薬価

1瓶あたり1026825円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

セツキシマブ サロタロカンナトリウム(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

4299406A1020

レセプト電算コード

629911001

更新日付:2022年08月31日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・アキャルックス点滴静注250mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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