スキリージ皮下注150mgシリンジ1mL

処方薬注射剤

スキリージ皮下注150mgシリンジ1mLの基本情報

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作用と効果

疾患の原因である炎症反応を引き起こす主要な物質の一つであるIL-23(インターロイキン23)の働きを阻害することにより、症状を改善します。
通常、既存治療で効果不十分な尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症、掌蹠膿疱症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。感染症にかかっている。活動性結核にかかっている。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は初回およびその4週後、以降12週間隔で皮下に注射します。

使用する前に、結核の感染の有無について確認するために、胸部X線検査などを行います。

一定期間使用したあとで、効果を見ながら使用期間や使用量を決めていきます。

具体的な使用期間については、担当の医師にお聞きください。

副作用

主な副作用として、上咽頭炎、咽頭炎、ウイルス性上気道感染、頭痛、注射部位反応、上気道感染、ウイルス性気管支炎などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・発熱、体がだるい、息苦しい・息切れ [重篤な感染症]

・呼吸困難、目や口唇周囲のはれ、発疹 [重篤な過敏症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

この薬を使用している間は生ワクチンの接種はできません。接種の必要性がある場合には医師に相談してください。

医薬品情報

製薬会社

アッヴィ合同会社

薬価

1筒あたり474616円

剤形

プレフィルドシリンジ入りの注射剤

シート記載

-

薬効分類

代謝性医薬品 > その他の代謝性医薬品 > 他に分類されない代謝性医薬品 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

リサンキズマブ(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

3999450G2024

レセプト電算コード

629916401

更新日付:2023年05月25日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

スキリージに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・スキリージ皮下注150mgシリンジ1mLを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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