ボカブリア水懸筋注600mg

処方薬注射剤

ボカブリア水懸筋注600mgの基本情報

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作用と効果

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)のインテグラーゼ(組込み酵素)を阻害して、抗ウイルス作用を示します。
通常、HIV-1感染症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は以下のいずれかの使用間隔で臀部筋肉内に注射します。
〈1ヵ月間隔〉リルピビリン注射剤との併用において、この薬を初回注射以降、1ヵ月に1回注射します。
〈2ヵ月間隔〉リルピビリン注射剤との併用において、この薬を初回注射し、その1ヵ月後にこの薬を注射して、以降は2ヵ月に1回注射します。

この薬を使用する前に薬剤耐性検査(薬が効くかどうかの検査)を行うことがあります。

この薬の注射前に、カボテグラビル経口剤をリルピビリン経口剤と併用して1ヵ月間を目安に(少なくとも28日間)飲み、カボテグラビルおよびリルピビリンに対する忍容性(副作用があらわれたとしても、十分耐えられる程度であること)が確認されます。

使用量、使用間隔、使用期間は、症状をみながら医師が決めます。

副作用

主な副作用として、注射部位反応(痛み、結節、硬結)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる [肝機能障害]

・発疹、全身倦怠感、疲労 [薬剤性過敏症症候群]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

ヴィーブヘルスケア株式会社

薬価

1瓶あたり253850円

剤形

注射剤

シート記載

-

薬効分類

病原生物に対する医薬品 > 化学療法剤 > 抗ウイルス剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

カボテグラビル

この成分で処方薬を探す

YJコード

6250408A2024

レセプト電算コード

622909901

更新日付:2024年10月15日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ボカブリア水懸筋注600mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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