ルナベル配合錠ULD[月経困難症]

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ルナベル配合錠ULD[月経困難症]の基本情報

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作用と効果

排卵を抑え、子宮内膜が厚くならないようにすることで、痛みの原因となるプロスタグランジンの産生を抑制し、痛みを軽減します。
通常、月経困難症に用いられます。避妊目的には使用できません。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。乳癌・子宮内膜癌・子宮頸癌およびその疑い、診断が未確定の異常性器出血、血栓性静脈炎・肺塞栓症・脳血管障害・冠動脈疾患またはその既往歴、喫煙者、片頭痛、心臓弁膜症、糖尿病、血栓性素因(家族を含む)、抗リン脂質抗体症候群、手術前4週間以内、手術後2週間以内、産後4週間以内、長期間安静状態、肝障害、肝腫瘍、脂質代謝異常、高血圧、耳硬化症、妊娠中に黄疸・持続的なかゆみを経験したことがある、妊娠ヘルペスの既往歴がある、現在身長が伸びている。

妊娠中、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、1日1錠を毎日一定の時刻に21日間服用し、その後7日間は服用しません(休薬期間)。合計で28日間を1周期として、出血が終わっているか継続しているかにかかわらず、29日目から新しいシートの錠剤で服用を開始し、以後、同様に繰り返します。必ず指示された服用方法に従ってください。

初めてこの薬を服用する場合は、月経の第1日目から5日目の間に飲み始めます。

万一前日の飲み忘れに気付いた場合、直ちに飲み忘れた1錠を服用し、さらに当日の分も通常の服用時刻に1錠を服用してください。2日以上連続して飲み忘れた場合は、気付いた時点で前日分の1錠を服用し、さらに当日の分も通常の服用時刻に1錠を服用します。その後は当初の服用スケジュールどおり服用を継続します。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、不正性器出血、希発月経(月経周期が39日以上)、月経過多、下腹部痛、過少月経(月経の出血量が極端に少ない)、頻発月経(月経周期が24日以内)、乳房痛、乳房不快感、吐き気、上腹部痛、頭痛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・足の突然の痛み・腫れ、手足の脱力・まひ、突然の息切れ、押しつぶされるような胸の痛み、激しい頭痛、舌のもつれ・しゃべりにくい、突然の視力障害 [血栓症]

・呼吸困難、蕁麻疹・かゆみ、血管浮腫(眼・口の周囲の腫れ) [アナフィラキシー]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、光、高温、湿気を避けて保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

富士製薬工業株式会社

薬価

1錠あたり191.5円 ジェネリックを探す

剤形

白色の錠剤、直径6.5mm、厚さ2.2mm

シート記載

(表)ルナベル配合錠ULD、LUNABELL tablets ULD (裏)LUNABELL tablets ULD、FujiPharma、販売 富士製薬工業株式会社、製造販売元 ノーベルファーマ株式会社

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > ホルモン剤(抗ホルモン剤を含む。) > 混合ホルモン剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ノルエチステロン

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エチニルエストラジオール

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YJコード

2482009F2020

レセプト電算コード

622264001

更新日付:2022年06月23日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

ルナベルに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・ルナベル配合錠ULD[月経困難症]を適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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