アジョビ皮下注225mgオートインジェクター

処方薬注射剤

アジョビ皮下注225mgオートインジェクターの基本情報

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作用と効果

片頭痛の発現に重要な働きをしていると考えられているカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)に選択的に結合し、CGRP受容体への結合を阻害することにより、片頭痛発作の発症を抑えます。
通常、片頭痛発作の発症抑制に用いられます。起こってしまった片頭痛発作を改善する薬ではありません。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は、1回1本(主成分として225mg)を4週間に1回、または1回3本(主成分として675mg)を12週間に1回、皮下に注射します。必ず指示された注射方法に従ってください。

自己注射は、1回1本を4週間に1回注射する場合のみ適用されます。

医療機関で注射方法のトレーニングを受け、適切に注射できると医師が判断した場合は、自己注射が可能です。

注射30分前に冷蔵庫から取り出し、直射日光を避け、室温に戻してから使用してください。

薬液に小さな異物が混入していたり、薬液が濁っていたり、変色している(通常、薬液は無色から微黄色です)場合には使用しないでください。

この薬を激しく振らないでください。

注射は、腹部(お腹)、大腿部(太もも)または上腕部(二の腕)に行ってください。

皮膚が敏感な部分や、痛み、傷、発赤がある部位、硬化している部位には注射しないでください。

1回に全量を使用し、再使用しないでください。

4週間に1回から12週間に1回の注射、または12週間に1回から4週間に1回の注射スケジュールに変更する場合は、変更後の最初の注射は変更前の注射予定日に行われます。

効果をみながら継続するかどうかを決めていきます。

注射し忘れた場合は、気がついたときに1回分を注射し、その後は4週間後に次の注射をしてください。2回分を一度に使用してはいけません。

誤って多く注射した場合は、医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、注射するのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、注射部位疼痛(注射した部分が痛む)、注射部位紅斑(注射した部分が赤くなる)、注射部位硬結(注射した部分が硬くなる)、注射部位反応(注射した部分のかゆみ、発疹など)などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・全身のかゆみを伴った発赤、蕁麻疹、呼吸困難、目や口唇周囲の腫れ [重篤な過敏症反応]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、凍結を避けて、外箱のまま2~8℃で保管してください。外箱開封後は光を避けてください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄には注意が必要ですので、廃棄方法については受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

自己注射を続けられないと感じた場合は、すぐに医師に相談してください。

使用済みのオートインジェクターを再使用しないでください。

医薬品情報

製薬会社

大塚製薬株式会社

薬価

1キットあたり41167円

剤形

無色~微黄色で、澄明または乳白光を呈する注射剤

シート記載

-

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > その他の中枢神経系用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

フレマネズマブ(遺伝子組換え)

この成分で処方薬を探す

YJコード

1190407G2020

レセプト電算コード

629918601

更新日付:2022年11月16日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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  • ・アジョビ皮下注225mgオートインジェクターを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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