フリュザクラカプセル1mg

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フリュザクラカプセル1mgの基本情報

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作用と効果

血管新生に関係する酵素の働きを阻害することにより、がん細胞の増殖作用を抑えます。
通常、がん化学療法後に増悪した治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。高血圧症、出血する危険性が高いまたは血液の凝固に関する異常がある、消化管出血などの出血がある、消化管などの腹腔内に炎症がある、血栓塞栓症に現在かかっているまたは過去にかかったことがある、肝機能障害がある。

妊娠または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は、1回5カプセル(主成分として5mg)を1日1回3週間服用し、その後、1週間休薬します。これを1サイクルとして服用を繰り返しますが、状態により適宜減量されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

副作用などにより、この薬を休薬、減量または中止することがあります。減量して服用を継続する場合は、1mgずつ減量します。

飲み忘れた場合は、気付いた時間が、次に飲む時間まで12時間以上ある場合はすぐに飲んでください。12時間を切っている場合は飲み忘れた分をとばして、次の時間に1回分飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、高血圧、皮膚障害(手足症候群、発疹)、下痢、口内炎、無力症、疲労、発声障害、食欲減退、粘膜の炎症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。

・頭痛、肩こり、めまい、動悸、息切れ、顔のほてり、体がだるい [高血圧]

・手足の皮膚の赤み、水ぶくれ、ただれ、手のひらや足の裏の感覚が鈍くなったり過敏になる、皮膚に出ている病変 [皮膚障害(手足症候群、発疹など)]

・出血、鼻血、尿が赤みを帯びる、吐き気、嘔吐、吐いた物に血が混じる、腹痛、便に血が混じる、咳と一緒に血が出る [出血(鼻出血、血尿、胃腸出血、喀血など)]

・吐き気、嘔吐、寒気、発熱、激しい腹痛、ふらつき、息切れ、意識の低下 [消化管穿孔]

・しめ付けられるような胸の痛み、息切れ、腰痛、四肢末梢の激しい痛み、まひ、しびれ [動脈血栓塞栓症]

・皮膚が青紫~暗紫色になる、下肢のはれ、下肢のむくみ、下肢の痛み、下肢の熱感、胸の痛み、突然の息切れ、発熱、腹痛、お腹が張る、吐き気 [静脈血栓塞栓症]

・頭痛、意識の低下、意識の消失、けいれん、視力障害 [可逆性後白質脳症症候群]

・激しい胸の痛み、激しい背中の痛み、激しい腹痛 [動脈解離]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。

湿気を避けるため、ボトルから乾燥剤は取り出さず、使用のたびにキャップをしっかり閉めてください。

キャップをボトル本体に強く押しつけたまま(カチカチ音がしない状態まで)左に回して開けてください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄には注意が必要なため受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

武田薬品工業株式会社

薬価

-

剤形

黄色と白色のカプセル剤、長径約15.9mm、短径約5.8mm

シート記載

HM013 1mg

薬効分類

組織細胞機能用医薬品 > 腫瘍用薬 > その他の腫瘍用薬 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

フルキンチニブ

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YJコード

4291088M1024

レセプト電算コード

622975001

更新日付:2024年12月24日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

フリュザクラに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・フリュザクラカプセル1mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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