クレストール錠2.5mg

処方薬

クレストール錠2.5mgの基本情報

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作用と効果

肝臓でのコレステロール合成に関与するHMG-CoA還元酵素を選択的・競合的に阻害し、コレステロール合成を抑制することにより、血液中のコレステロールを低下させます。
通常、高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症の治療に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝臓疾患、腎臓疾患がある。

妊娠、妊娠している可能性がある、または授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回1錠(ロスバスタチンとして2.5mg)を1日1回から服用を開始しますが、早期にLDL-コレステロール値を低下させる必要がある場合には1回2錠(5mg)から服用を開始することもあります。年齢・症状により適宜増減されます。服用開始4週以降に効果が不十分な場合、さらに増量されることがありますが、1日最大用量は8錠(20mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。

飲み忘れた場合は、気がついたときにすぐに飲んでください。ただし、次に飲む時間が近いときは、1回とばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、筋肉痛、かゆみ、発疹、蕁麻疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・筋肉の痛み、筋力の低下、脱力感 [横紋筋融解症、ミオパチー、免疫介在性壊死性ミオパチー]

・食欲不振、体がだるい、皮膚や白眼が黄色くなる [肝炎、肝機能障害、黄疸]

・鼻血、歯ぐきの出血、あおあざができる [血小板減少]

・血管浮腫(顔・唇・まぶたの腫れ)、発疹・かゆみ、意識の低下 [過敏症状]

・発熱、咳、呼吸困難 [間質性肺炎]

・手足の感覚がなくなる、手足のしびれ、手足の力が入らない [末梢神経障害]

・発熱、発疹や水ぶくれ、皮膚の広い範囲が赤くなる [多形紅斑]

・まぶたが重い/下がる、物がだぶって見える、筋肉の疲労感、食べ物が飲み込みにくい [重症筋無力症]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、湿気を避けて室温(1~30℃)で保管してください。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

アストラゼネカ株式会社

薬価

1錠あたり28.4円 ジェネリックを探す

剤形

うすい赤みの黄色からくすんだ赤みの黄色の錠剤、直径5.5mm、厚さ3.1mm

シート記載

(表)クレストール2.5mg、(裏)クレストール 2.5mg ZD4522

薬効分類

個々の器官系用医薬品 > 循環器官用薬 > 高脂血症用剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

ロスバスタチンカルシウム

この成分で処方薬を探す

YJコード

2189017F1022

レセプト電算コード

620002477

更新日付:2023年07月27日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

クレストールに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・クレストール錠2.5mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
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