インフリーSカプセル200mg

処方薬

インフリーSカプセル200mgの基本情報

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作用と効果

胃腸障害の少ない化合物のまま消化管から吸収され、炎症部位に移行し、炎症部位で有効な成分インドメタシンを遊離して炎症をしずめ、腫れや痛みを和らげます。
通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群などの消炎・鎮痛に用いられます。

使用上の注意

以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)、血液の異常、肝障害、腎障害、心機能不全、高血圧症、膵炎、アスピリン喘息またはその既往歴がある。

妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中

他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量

通常、成人は1回1カプセル(主成分として200mg)を1日2回朝夕の食後に服用しますが、年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。

この薬を空腹時に飲むと薬の吸収が低下しますので、必ず食後または牛乳などとともに飲んでください。

飲み忘れた場合は、気がついた時、できるだけ早く1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、飲まないでおき、次に飲む時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。

誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。

医師の指示なしに、飲むのを止めないでください。

副作用

主な副作用として、発疹、かゆみ、紅斑、胃部不快感、胃痛、腹痛、食欲不振、嘔吐などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。

まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。

・顔面蒼白、冷汗、めまい、呼吸困難 [ショック、アナフィラキシー]

・腹痛、下血を伴う下痢、吐き気や嘔吐、吐血、下血、発熱 [消化管穿孔などの消化管障害]

・皮膚の広い範囲が赤くなる、くちびるのただれ、眼球結膜の充血、発熱がみられ、その症状が持続したり、急激に悪くなったりする [皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症]

・意識が完全に消失した状態、時間、場所などが判らない、幻覚 [昏睡、錯乱]

・急激な前胸部の圧迫感、狭心痛、冷汗、頭痛、手足の片側の麻痺、言語障害 [心筋梗塞、脳血管障害]

以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法

乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。湿気によりカプセルが軟化することがあります。

薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄方法がわからない場合は受け取った薬局や医療機関に相談してください。他の人に渡さないでください。

飲み合わせなど併用禁忌・注意の処方薬

併用禁忌:一緒に服用してはいけない薬の組合せ

併用注意:一緒に服用することは可能ですが、その際に注意をする必要がある組合せ

重要・必ずご確認ください

  • お薬の併用に関する以下の情報は、添付文書に記載されている薬剤の「成分」や「分類」をもとに表記されます
  • そのため、ここで『併用禁忌』や『併用注意』と表記されていても、個別の製剤や、用法・用量によっては異なる場合があります
  • 現在お使いのお薬に関してご不明点がある場合は、かかりつけの医師・薬剤師にご相談ください
  • 決して自己判断で併用/併用中止しないでください

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医薬品情報

製薬会社

エーザイ株式会社

薬価

1カプセルあたり22.6円

剤形

淡橙色のカプセル剤、長径13.1mm、短径8.1mm

シート記載

(表)インフリーS200mg、200mg、インフリーS (裏)InfreeS、200、インフリーS、インフリーS200mg

薬効分類

神経系及び感覚器官用医薬品 > 中枢神経系用薬 > 解熱鎮痛消炎剤 同じ薬効分類の薬を探す

主成分

インドメタシン ファルネシル

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YJコード

1145005M2026

レセプト電算コード

610406402

更新日付:2024年11月27日

薬には効果(ベネフィット)だけではなく、副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

インフリーに関する医師Q&A

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  • ・掲載している「関連する疾患」、「併用禁忌・併用注意」の情報は、医療用医薬品の添付文書を元に薬剤師が監修して作成したものです。内容を完全に保証するものではありません。
  • ・インフリーSカプセル200mgを適正に使用したにもかかわらず副作用などの健康被害が発生した場合は(独)医薬品医療機器総合機構(電話:0120-149-931)にご相談ください。
  • ・より詳細な情報を望まれる場合は、担当の医師または薬剤師におたずねください。
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