[痩身治療] 2019/12/02[月]

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 お腹周りや二の腕、足などのボディラインが気になって、自分に自信が持てない、何をするにも二の足を踏んでしまう…もっと自分に自信が持てたらいいのに、と思うことはありませんか?気になる部位の皮下脂肪だけを減らしてボディラインを整える痩身治療「ボディ・コントゥアリング」が、前に進みたいと思う背中を押してくれるかもしれません。今回は、保険診療で地域の皮膚科医療を担いながら、美容に関する悩みにも対応する「わかこ皮ふ科クリニック」の新保和花子先生にお話を伺いました。

医療機関だからこそ提供できる痩身治療「ボディ・コントゥアリング」

ボディ・コントゥアリングを導入したきっかけを教えてください。
新保先生:当院は保険診療をメインとし、地域の皮膚科医療を担うクリニックとして3年前に開業しました。皮膚は目に見える臓器です。そのため、衣類などで覆い隠せない部位に症状があると、人の目が気になり、自分に自信が持てずに、生活の質が低下してしまうこともあります。そうした患者さんの悩みに向き合うなかで、保険診療だけでなく、自由診療も併用して治療法を提案していくことで、より一人ひとりの患者さんの希望に応えることができるのではと考え、美容医療の提供も始めました。
 当院でまず導入したのは、シミ治療です。この治療を提供することを通して実感したのが、シミをひとつ取るだけで、患者さんの表情が明るくなり、行動も前向きに変化するということでした。この経験から、患者さんが笑顔で活き活きと過ごすために、次に必要な美容医療は何かを考えるようになりました。シミやシワ、たるみなどの肌の悩みだけでなく、体型を気にしておしゃれを楽しめずにいる方もいることから、痩身治療の導入を検討しました。そして導入したのがボディ・コントゥアリングです。
 この治療法は、脂肪細胞が低温に弱いという性質を利用しています。専用のアプリケーターを気になる部分に装着し、脂肪細胞だけを冷却して体外に排出することで、脂肪細胞の数を減らし、ボディラインを整えます。
痩身治療とひとくちにいってもさまざまな治療法があると思いますが、なぜボディ・コントゥアリングを導入することにしたのですか。
新保先生:決め手となったポイントは3つあります。1つ目は、ボディ・コントゥアリング治療に用いる医療機器が、厚生労働省による品質、有効性、安全性の厳しい審査を経て承認を受けた製品であるという点です。
 2つ目は、海外のデータのみではなく、日本人においても、ボディ・コントゥアリング治療の症例が豊富な点です。この治療を行っている医師が日本国内にも大勢いますから、彼らとの活発なディスカッションを通して、知識や技術を磨くことができます。知識や技術を高めることで、来院される患者さんにも、納得のいく治療を提供できるようになると考えました。
 3つ目としては、当院は保険診療をメインにする皮膚科クリニックである点です。自由診療である美容医療においても、保険診療と同じスタンスで、安全性と有効性が確認された医療を提供したいと常々考えているからです。
 こうしたさまざまな点を勘案した結果、数ある痩身治療のなかから、ボディ・コントゥアリングを導入することにしました。

産後のお腹周り対策や、少しふっくらしている人のボディラインの悩みに対応

ボディ・コントゥアリング治療を受けに来院するのは、どのような患者さんですか?

ボディ・コントゥアリングの施術室
新保先生:当院でこれまでにシミやたるみの治療を受けていた既存の患者さんで、お顔の悩みを解決することで日常生活が豊かになることを実感されて、次のステップとしてボディの悩みを解決したいという患者さんもいらっしゃいますし、ボディ・コントゥアリング治療を受けることを目的に来院する新規の患者さんもいらっしゃいます。もともと、美容に関心の高い方が多いという印象です。
 その一方で、潜在的にボディラインに対する悩みを持っていた方が、お子さんなどのご家族の付き添いで来院した際に、院内の掲示物やリーフレットをご覧になって、ボディ・コントゥアリングに興味を持ち、実際に治療を受けるというケースもあります。
 美容医療に対する潜在的なニーズを持ちながらも、治療を受けるきっかけがなかったり、一歩を踏み出せずにいる方にとって、ダウンタイムが少なく、すぐに日常生活に戻れるボディ・コントゥアリングはよい選択肢のひとつになり得ると感じています。
痩身治療というと体が大きい方が受ける治療というイメージがありますが、ボディ・コントゥアリング治療はどのような体型の方に適していますか?
新保先生:ボディ・コントゥアリングは体重を減らすのではなく、ボディラインを整えるための治療法です。体の大きい患者さんばかりではなく、比較的スリムな体型の方でも、お腹やお尻、二の腕など、部分的に脂肪が気なる部位があれば、整えることで自分に自信が持てるようになるかもしれません。食事制限の必要がありませんので、出産後、子育て中で忙しいが、出産前にはなかったお腹周りの脂肪が気になる…といった方にも向いています。BMIが25~28くらいの、少しふっくらした体型の患者さんでしたら、1回の施術でもボディラインがすっきりしたという実感を得やすいと思います。
 施術には専用のアプリケーターを用います。さまざまな部位に最適なサイズのアプリケーターが登場しており、今後はよりきめ細やかに、患者さんの希望するボディラインを目指した対応が可能になると期待しています。

体型の悩みを解消して表情も明るく。治療をきっかけに、より健康的な生活を手に入れた方も。

ボディ・コントゥアリング治療を受けた患者さんの、その後のご様子をご覧になっていていかがですか?

新保先生:ボディ・コントゥアリングでは、基本的に食事制限や運動療法などを同時に行う必要はなく、治療後もふだん通りの生活を送ることができるのが大きなメリットのひとつです。当院でボディ・コントゥアリングを受ける患者さんは圧倒的に女性が多いのですが、男性の患者さんもなかにはいます。男性の患者さんの場合は、治療をきっかけに運動療法や食事療法を始めて、より健康的な生活を手に入れている方が多い印象です。
 また、ボディ・コントゥアリング治療を受けて体型の悩みを解消することで、自然と笑顔が増えて前向きになった方が多いと実感しています。患者さんのなかには、表情が明るくなったことで周りの方たちから「きれいになったね。何かあったの?」と尋ねられたという話も聞いています。

ボディ・コントゥアリングを受けた後に、体型維持のために注意する点はありますか?
新保先生:ボディ・コントゥアリングの魅力のひとつは、ストイックに生活習慣を改めなくても、これまでどおりの生活をして体重を維持していけるのなら、基本的にリバウンドの心配がない点ではないでしょうか。また、医療機関で安心・安全に治療を受けることができますし、施術後のダウンタイムが少ないため、治療後すぐに日常生活に戻ることができます。その意味で、施術後もこれまでどおりの生活を送っていただけます。
 ボディラインを自分の理想に近づけたいという願いは、ほとんどの方が潜在的に持っていると思います。こうした願いを持ちながらも、一歩踏み出せずにいた方がいたら、ぜひ私たち医療スタッフにご相談ください。理想とする美しさを実現するために一緒に治療に取り組んでいきましょう。
(QLife編集部)
提供 アラガン・ジャパン株式会社
わかこ皮ふ科クリニック 院長 新保和花子(しんぼわかこ)先生
わかこ皮ふ科クリニック 院長
新保和花子(しんぼわかこ)先生
2004年 福井大学医学部医学科卒業
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本小児皮膚科学会正会員、日本美容皮膚科学会正会員
ボディ・コントゥアリング治療についてもっと詳しく知りたい方はこちら
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