専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

秦野赤十字病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

内科(消化器)

分野

消化器・一般内科

特色

地域の2次救急医療を担う基幹病院として、消化管、肝、胆、膵など消化器病全般を外科・放射線科と緊密な関係を保ち、また病診連携室を通じ地域医療と連携しながら診療している。東海大学から教官1人を非常勤医師として迎え、常に医療水準の向上を図っている。日本消化器内視鏡学会認定指導施設。日本消化器病学会関連施設。

症例数

年間の内視鏡件数は上部消化管2,400件、下部消化管1,050件、超音波内視鏡20件、ERCP 90件(治療を含む)

★内視鏡治療としては、消化管出血に対する内視鏡的止血術、ポリープ・早期癌に対する内視鏡的切除術(EMR)、胃・食道静脈瘤に対する硬化療法・結紮療法、悪性腫瘍による黄疸に対する内視鏡的減黄術等を行っている。また、最近は高齢者の増加を反映して総胆管結石に対する内視鏡的治療が増加している

★内視鏡的胃ろう造設術は適応を考え施行している

★消化性潰瘍に対してはピロリ菌除菌療法を積極的に行い、再発を予防している

★慢性胃炎に対する除菌は自費で行っている

★B型肝炎に対しては、抗ウイルス剤の内服を主に、時にインターフェロン(IFN)療法を併用している。C型肝炎に対しては、IFNとリバビリンの併用療法を中心に行っているが、適応から外れた症例には少量長期のIFN療法も積極的に行っている

★肝硬変には肝癌の早期発見のために積極的に超音波、CT、MRIを用いて定期的に検査を行っている。肝癌に対しては、外科・放射線科と連携し、経皮的治療(ラジオ波、アルコール注入等)、外科的肝切除、肝動脈塞栓術等を選択している。

医療設備

電子内視鏡(上部13台、下部5台、経鼻内視鏡)、超音波内視鏡(超音波ガストロビデオスコープおよび細径プローブ)、アルゴンプラズマ凝固装置、カラードプラ超音波装置、CT、MRI、血管撮影装置など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

消化器外科・乳腺内分泌外科

分野

消化器・一般外科

特色

消化器外科(食道、胃、大腸、肝・膵・胆道系疾患)を中心に、乳腺外科、甲状腺外科、呼吸器外科、末梢血管外科(下肢静脈瘤)、一般外科(鼠径ヘルニア、虫垂炎)と幅広くかつ専門性を追求しながら診療、治療を行っている。また腹腔鏡下手術を中心とした鏡視下手術の充実を心がけており、当科ではこの地域ではまだ数が少ない、日本内視鏡外科学会技術認定医2人を擁しており、この者を中心に安全で侵襲が少なくかつ小さな傷口の手術をできるだけ多くの患者様に提供できるよう努力している。さらに癌に対する集学的治療の推進を行っている。手術治療のみならず、化学療法、放射線治療(東海大学放射線科と連携)を併用する治療を積極的に行っている。09年9月に外来化学療法室がオープンし、がん治療認定医4人を中心に、総計約100人/月程度の患者さんに対して、より安全にかつ快適な環境の化学療法を提供している。また、12年5月14日オープンした検診センターにて、日本乳癌学会専門医を中心に乳癌検診の充実を図っていく所存である。

症例数

11年度の全身麻酔手術数は545例。主な内訳は以下の通りである。胃癌40例(腹腔鏡下胃切除17例)、胃GIST1例(腹腔鏡下胃部分切除1例)、大腸癌83例(腹腔鏡下大腸切除44例)、肝臓癌10例(腹腔鏡下肝部分切除1例)、膵臓癌 3例、胆道癌2例、小腸疾患11例(腹腔鏡下小腸切除1例)、胆石・胆のう炎52例(腹腔鏡下胆のう摘出42例)、急性虫垂炎57例、鼠径ヘルニア99例(腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術16例)、乳癌35例(乳房温存手術20例)、甲状腺疾患6例、呼吸器疾患4例(胸腔胸下手術4例)、下肢静脈瘤4例、内痔核2例、消化管穿孔8例(腹腔鏡下手術1例)

大腸癌術後成績=5年生存率は、stageI:96.4%、II:90.2%、IIIa:79.6%、IIIb : 56.2%、IV:8.6%。

医療設備

ICU、外来化学療法室、MRI、ヘリカルCT、血管造影室、DST、ハイビジョン鏡視下手術システム、透析室、検診センター。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 〇

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

脳神経外科

分野

脳神経外科

特色

81年に開設。湘南西部2次医療圏の基幹病院。くも膜下出血、脳内出血、脳腫瘍などの「脳神経疾患」のみならず、椎間板ヘルニアなどの「脊髄脊椎疾患」、顔面けいれんなどの「末梢神経疾患」の治療も積極的に行っている。急性期の脳血管障害は24時間体制で対応している。

症例数

年間外来総数は11,000人前後、入院患者総数は350~400人(病床数25床)、年間手術件数は130~140件。手術の内訳は、頭蓋内手術が30~40件、脊髄脊椎手術が50~60件である

★脳動脈瘤治療の原則は開頭クリッピング術であるが、症例により血管内手術を選択している

★脳梗塞の急性期治療を積極的に行っており、発症4,5時間以内であれば血栓溶解療法(t-PA)を施行している。急性期治療後は回復期病院と連携し、継続的な治療を行っている。頸部頸動脈狭窄に対しては血管内ステント留置術を第一選択とし、血管内治療困難な症例に対し内膜剥離術(CEA)を行っている

★椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、後縦靭帯骨化症などの脊髄脊椎疾患の手術症例の紹介が多く、低侵襲手術を施行しており、入院は1週間程度、手術成績も良好である

★顔面けいれん、眼瞼けいれん、痙性斜頸に対しボツリヌス毒素による治療、難治性疼痛に対し脊髄電気刺激療法、重度の痙性麻痺・痙縮に対しバクロフェン髄注療法を積極的に施行しており、いずれも良好な治療効果が得られている。

医療設備

CT、3DCT、MRI、DSA、手術用超音波吸引装置、超音波メス、手術用超音波診断装置、神経内視鏡、神経モニタリング装置などを備えている。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

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