専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

JCHO仙台南病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器内科

分野

消化器・一般内科

特色

消化器疾患急性期の受け入れ医療機関として、内科と外科が連携して対応している。膵・胆道疾患、腸閉塞、消化管腫瘍が多い。04年にDPCを導入して、06年には日本病院機能評価認定を得て、医療の標準化と在院日数の短縮に努めている。消化器がんや肝炎治療などの消化器病の診断と治療は、主に宮城県南地域の医療機関と連携しながら、患者さんの利便性を考慮して行っている。日本消化器病学会専門医制度認定施設、日本消化器内視鏡学会認定指導施設、日本肝臓病学会専門医制度認定施設、日本がん治療認定医機構認定研修施設。

症例数

消化器内科の1日平均外来患者数は93人、年間入院患者数は1,054人。年間の外科の手術は529件。うち臨時手術は114件であった。内視鏡検査は上部2,385件、下部1,144件。ポリペクトミーや消化管出血に対する止血術などの治療内視鏡は182件行った。ERCPは111件、うち54件はERBDなどの治療ERCPであった。胃がんの内視鏡的粘膜切除術は、東北大学消化器内科と協力して行っている。ウイルス性肝炎患者の治療経過や副作用のモニター、肝がん早期発見のためのスクリーニングを専門医療機関として行っている。08年4月から始まった慢性C型肝炎の肝炎治療特別促進事業の治療総数は09年末までで122例であった。胆嚢結石・急性胆嚢炎の平均入院期間は10日(ラパロ下胆嚢摘出術パスは6日)、総胆管結石は20日で、1年間に胆嚢結石症208人、総胆管結石症83人の患者さんが入院した。

医療設備

MRI、64列CT、造影超音波、NBTを用いた内視鏡、超音波内視鏡など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

外科

分野

消化器・一般外科

特色

地域の中核的急性期病院として、患者さんや近隣医療施設のニーズにきめ細かく対応しつつ、「連携」「チーム医療」に重点を置いて診療している。消化器内科との院内連携も良好であり、急性腹症等の患者さんに対する診療は迅速である。周術期の栄養管理には特に力を入れており、術後合併症の予防に努めている。

症例数

09年の年間手術件数は、入院手術493件(うち臨時手術132件)、外来手術58件。年間疾患別手術数は、胃がん34件、大腸がん68件、肝臓・膵臓手術19件、乳がん17件、胆道手術119件(うち鏡視下手術104件)、ヘルニア手術118件、虫垂切除術47件などである

★胃がんの5年生存率(他病死を含む)は、StageIA:98.6%、IB:86.6%、II:73.7%、IIIA:33.4%、IIIB:12.5%、IV:0%である。術後合併症率は膵関連、SSI、一時的通過障害、縫合不全、肺合併症等すべて含めて25.2%であり、術後早期経腸栄養の導入、SSI対策、極力ドレーンを挿入しない等の対策でさらなる発症率低下に努めている。近年、手術件数が増加している大腸がんの治療成績については、現在調査中である

★急性胆嚢炎の治療については、発症早期に腹腔鏡下胆嚢摘出術を行う方針としている。早期手術を開始してからの腹腔鏡下での手術完遂率は95.2%であり、術後合併症率は4.8%(SSI等)で胆管損傷は経験していない

★鼠径ヘルニア手術には、術後の痛みが少なく、再発率も低いクーゲル法を導入している

★外来化学療法についても、大腸がん、胃がん、乳がん、膵・胆道がん等の患者さんに積極的に行っている。

医療設備

64列MDCT、直接変換方式血管造影装置、MRI、腹腔鏡下手術機器、CUSA、デジタルマンモグラフィ、電子内視鏡、超音波内視鏡、カラードプラなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

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