群馬県立心臓血管センター

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

群馬県立心臓血管センターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

外科(消化器外科)

分野

消化器・一般外科

特色

食道、胃、大腸、肝臓、胆道・膵臓などの消化器外科の疾患、肛門疾患、ヘルニア、甲状腺・乳腺と幅広く診察している。当センター外科の一番の特徴は、心筋梗塞、不整脈、大動脈瘤などの心血管疾患を合併している患者様に対しても、循環器内科、心臓血管外科、麻酔科を含めたチーム医療の実践により、安全に手術、術後管理を行えることである。

症例数

2008年手術症例数は109例、内訳は胃癌26例、大腸癌31例、腹腔鏡下胆嚢摘除術4例などである。症例数は少ないが、約7割の患者は心血管疾患を合併しており術後管理が大変であるが、すべての患者は無事退院している

★腹部大動脈瘤と胃癌、大腸癌との同時手術も施行している

★消化器癌手術の遠隔治療成績は、症例数が少ないため出ていないが、2008年度の胃癌と大腸癌の手術における縫合不全は1症例のみであった。

医療設備

各種内視鏡、超音波、MRI、ヘリカルCT、マンモグラフィ。

「医者がすすめる専門病院 山梨・栃木・群馬」(ライフ企画 2009年6月)

心臓血管外科

分野

心臓血管外科

特色

成人の心臓および大血管疾患を扱う。狭心症を主とする虚血性疾患、弁膜症、成人先天性疾患、大動脈瘤などに対する手術治療が主体。無輸血手術に重点を置き、積極的に自己血貯血を実施している。診断的検査は内科で行われ、センターとして外科・内科の区別なく一つの病棟で診療を行い、患者さんが最適な治療法を選択できるよう努めている。

症例数

2008年の年間手術数は459例、平均死亡率4.1%、無輸血待期手術95%

★冠動脈バイパス術は130例、手術死亡なし。動脈グラフトを多用し、97%の患者さんに使用。心筋梗塞合併症として心室中隔穿孔、左室瘤、左室破裂の手術が6例あり、死亡は1例

★弁膜症は110例、死亡3例。僧帽弁46例、大動脈弁57例、大動脈兼僧帽弁6例。心房細動に対する凍結凝固治療を術中に併用し、成功率は約80%

★大動脈疾患166例、手術死12例。解離性53例、真性瘤21例、大動脈弁閉鎖不全を伴うもの10例、腹部瘤82例(破裂8例で死亡1例)。胸部大血管は緊急手術が多く、合併症を起こさないように注意しながら積極治療を展開している

★先天性9例、死亡なし。心房中隔欠損手術は10cm以下の傷で行っている

★その他に心臓腫瘍、末梢血管などを行っている。下肢静脈瘤は外来で行う硬化療法がほとんどである

★患者さんのQOLを第一に考え、確実な治療法を選択するよう心がけている。

医療設備

MRI、CT、シネアンギオ、血管内エコー。

「医者がすすめる専門病院 山梨・栃木・群馬」(ライフ企画 2009年6月)

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