専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

関東中央病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器内科

分野

消化器・一般内科

特色

当院は公立学校共済組合立の病院であるが、世田谷区の基幹総合病院の役割を担っており、安全性の向上、救急医療の充実、病診連携に取り組んでいる。日本医療機能評価機構認定病院。当科は消化器疾患全般の診療にあたっているが、外科、放射線科、健康管理科、画像診断科、病理部と密接に連携し、質の高い医療を目指している。

症例数

当科の病床数は43床、10年度の実績は平均56.7床であった(以下、数字は10年度の実績)。入院患者数は年間1,700例。そのうち悪性腫瘍症例は約1,000例。内視鏡検査件数は、上部消化管6,400件、下部消化管3,200件(以上、外科、健康管理科を含む)、内視鏡的逆行性膵胆管造影400件

★治療件数は、内視鏡的止血術100件、食道静脈瘤結紮術40件、上部消化管EMR/ESD 7件/38件。下部消化管ESD 25件。内視鏡的十二指腸乳頭拡張術・胆管ステント留置は多数、PTCD 45件、十二指腸狭窄に対するステント留置5件、ラジオ波焼灼術260件、肝動脈塞栓術40件

★ラジオ波焼灼術は原発性肝癌のみならず、転移性肝癌に対しても積極的に行っている(140件/年)。ウイルス性慢性肝炎では標準的抗ウイルス療法、瀉血療法等を行っている。最近増加しているNASHに対しては有効な治療法を模索している段階である。潰瘍性大腸炎に対する白血球除去療法も可能(数件/年)

★手術不能消化器癌では、食道癌は放射線化学療法、胃・大腸・膵癌・胆管癌・肝細胞癌では化学療法を十分な説明と同意のもとに行っている(化学療法導入50件/年)。

医療設備

各種電子内視鏡、NBI、カプセル内視鏡、CT 3台、MRI 2台、血管撮影(DSA)、カラードプラ超音波装置、IDUS、EUS、RIなど。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

呼吸器内科

分野

呼吸器内科

特色

馬事公苑に近く、緑豊かな閑静な環境に囲まれている。公立学校共済組合立8病院のひとつで、広く関東甲信越地区を分担すると同時に世田谷区の中核病院でもある。呼吸器領域の疾患を呼吸器専門医を目指すシニアレジデントたちと共に幅広く診療している。

症例数

過去3年間の入院患者数は700人前後である。原発性肺癌は約30%、肺炎は約40%などである。肺結核は排菌していなければ通院治療を行うが、排菌している場合は陰圧換気のできる入院設備がないため、結核受け入れ病院を紹介し、転院した上で排菌がなくなるまでの間治療を受けていただいている。呼吸器外科医と放射線科医、病理医との合同カンファレンスを毎週行い、肺癌を中心に診断と治療方針につき意見を交わしている。気管支鏡検査は年間150件で、原則すべて入院下で行っている。超音波内視鏡を導入している。癌化学療法は入院だけでなく外来化学療法室においても行っている。あらゆる疾患の治療において、ガイドラインが作成されている場合はそれらを遵守し、さらに新しい知見を随時適切に取り入れて診断・治療に当たることを心がけている。患者様、ご家族がセカンドオピニオンを求められれば、積極的にお勧めしている。新薬の臨床治験には、喘息や慢性閉塞性肺疾患を中心に積極的に参加している。医療行為はどのようなものにせよ患者様、ご家族との同意のもとで行っている。

医療設備

CT 3台、MRI 2台、核医学検査、気管支ファイバースコープ、呼吸機能検査、胸腔鏡、リニアック、BiPAP。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

泌尿器科領域全般に対応し、手術手技と治療設備は常に最新のものを目指している。説明と話し合いに十分な時間をかけた納得と同意の上の治療を基本とする。前立腺癌診療における設備と技術を結集し、08年前立腺がんセンターを開設した。

症例数

外来患者1日平均80人。1日入院患者数は約20人

★前立腺癌に対しては、病期と希望に応じた治療を行っている。前立腺全摘術は内視鏡も使用する低侵襲な小切開手術で行い、手術後5~6日での退院を目指す。抜糸不要の埋没縫合である。希望者には勃起神経温存を行う。06年更新したリニアック装置による74Gyの3DC高線量外照射と小線源治療法(ブラキテラピー)も含め、前立腺がんセンターとして機能化した

★表在性膀胱癌に対しては内視鏡手術。浸潤性膀胱癌は膀胱全摘を行うが、可能なものは術前照射+化学療法+膀胱部分切除による膀胱温存治療も選択できる。勃起神経温存も行う

★腎癌は内視鏡も使用する小切開手術が基本だが、腫瘍サイズと位置により可能なものは経皮穿刺によるラジオ波焼灼治療も選択できる(自費診療)

★前立腺肥大症はホルミウムレーザー装置の導入により、レーザー前立腺切除とTUR-Pが二本柱となった

★尿路結石はESWL(体外衝撃波結石破砕術)、経尿道的レーザー砕石(fTUL)、経皮的砕石(PNL)を行う

★男性更年期障害も診療している。

医療設備

MRI、CT、ホルミウムレーザー装置、リニアック、小線源治療装置、ESWL、リソクラスト、軟性尿管鏡、軟性膀胱鏡、尿流測定装置ほか。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

代謝内分泌内科

分野

糖尿病内分泌内科

特色

当院は公立学校教職員の職域病院であると同時に世田谷区最大規模の総合病院であり、地域の中核病院としての役割も果たしている。糖尿病と甲状腺の専門外来を有し、クリニカルパスを用いた糖尿病教育入院が充実している。骨粗鬆症など、高齢者に多い代謝内分泌疾患の専門的治療にも知識と経験を有する。

症例数

★外来定期通院患者数は約1,800人であり、7割以上が糖尿病を有している。合併症は院内の専門各科と連携して治療にあたることが可能。その他の患者は、甲状腺疾患、骨粗鬆症、脂質異常症、下垂体・副腎疾患など代謝内分泌疾患全般にわたる。骨粗鬆症は、精密骨密度測定を骨代謝マーカーなどを用いて評価し、病態に応じた最適な治療法を選択している。定期的に糖尿病教室を開催し、糖尿病患者会の「欅会」は都内でも有数の規模と活動度を誇る

★当科の年間入院患者数は約350人であり、75%が糖尿病およびその合併症での入院である。重篤な合併症(腎不全、下肢壊疽、感染症など)で入院する糖尿病患者が多く、当科にて透析導入や壊疽による下肢切断の術前後のケアも行う。1型糖尿病の入院は25人、糖尿病昏睡による緊急入院は10人前後である

★糖尿病教育入院は、クリニカルパスを用いて、1コース2週間で行い、周辺開業医からの教育依頼が多い

★その他の内分泌疾患での入院は15〜20人であり、感染症、貧血、電解質異常などで一般内科に入院する高齢者も30人程いる。代謝内分泌の専門性を有する周辺開業医が多く、病診連携を取りやすいのが特徴である、年間350人前後の患者を相互に紹介し、地域医療に貢献している。

医療設備

ヘリカルCT、MRI等の他、全身型DEXA骨密度測定器、脈波測定器、神経伝導速度測定器、頸動脈超音波等。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東京都版」(ライフ企画 2011年11月)

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