専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

立川綜合病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

地域医療機関との緊密な連携のもとに、泌尿器科全般に対して最新かつオーソドックスな医療を提供している。循環器疾患患者にも、心臓血圧センターと協力して手術療法など積極的な治療を行っている。治療方針の決定には患者と納得の行くまで話し合う時間をとっている。

症例数

最近5年間の実績は、平均外来患者数68.5人、平均入院患者数19.8人、手術数360-390件

★腎癌・腎盂尿管癌根治手術15-21例(鏡視下手術4-7例)右心房までの下大静脈内腫瘍栓にも心臓外科と協力し手術を行っている。透析患者の後天性嚢胞性腎疾患の腎癌手術も良好な成績を得ている

★表在性膀胱癌は、TURBt(60-90例)を中心に、上皮内癌に対してはBCG膀胱内注入療法で、出来るだけ膀胱温存を図っている。浸潤性膀胱癌に対しては膀胱全摘除術2-5例。直腸、子宮への浸潤癌に対しても症例を選び、骨盤内容全摘除術を行っている。尿路変更は回腸導管が中心で、症例により代用膀胱を造設している。また遠隔転移のある膀胱癌に対して、抗癌剤治療を積極的に行っている

★前立腺癌根治手術5-11例。この5年間で全摘例の癌死はいない

★前立腺肥大症の手術はTURP20-40例を行っている。循環器系・脳血管系の合併症の強い患者にも可能であれば手術を行い排尿動態の改善を得ている

★副腎腫瘍に対して例年2-3例の腹腔鏡下手術を行っている

★尿路結石症は、ESWLを中心にPNL、TULも行っており、成績は諸家と変わるところが無い

★男性不妊症に対して精巣・精巣上体内精子抽出により顕微授精を行い、県内随一の成績を収めている。閉塞性無精子症には顕微鏡手術で精管精管再吻合術を行い精子の疎通をみている

★新潟大学泌尿器科の応援を得てドナー腎摘除術、献腎移植術も行っている。

医療設備

CT、MRI、RI、PET、超音波画像診断装置、結石破砕装置(ESWL、電気水圧衝撃波、圧縮空気衝撃波)、尿水力学的検査装置など。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

形成外科

分野

形成外科

特色

診察医が執刀し経過観察も行う。新鮮熱傷、顔面外傷は随時対応している。顔面を中心とした皮膚皮下腫瘍手術は紹介患者も多く、当日手術も行っている。巻き爪のワイヤー矯正法、レーザー脱毛、ケミカルピーリング、ビタミンA酸軟膏等によるニキビ、シミの治療も積極的に行っている。今後ボトックスによる眉間のシワ治療を開始する予定である。

症例数

年間手術件数約450例。新鮮熱傷は入院が必要な重症例は年間5~10例である。乳幼児の熱傷は初期治療の良し悪しがその後の整容や機能に多大な影響を及ぼすため、熱傷の重傷度にかかわらず、必ず当科が加療する方針にしている。顔面外傷は年間手術約150例。後日、傷跡の形成手術を受けずに済むよう全例当科が対応している。ホクロや粥状腫(アテローム)など良性腫瘍の手術は約140例。ほとんど外来で行っており、短時間の手術で済む場合は当日手術とし、通院の負担を軽くする配慮をしている。手足の外傷の手術例は約90例。その9割は陥入爪や巻き爪である。当科では変形した部分の爪のみを抜爪し、薬液(フェノール)で固定する方法を第一選択としており、術後疼痛の軽減、早期社会復帰が可能である。また超弾性ワイヤーを変形した爪に接着剤で固定し、矯正する治療法も行っている。本法は麻酔が不要で、高齢者や出血傾向のある人でも安全に行うことができる。眼瞼下垂、睫毛内反等眼瞼の形成手術は年間20~30例。コンタクトレンズの長期使用や加齢による眼瞼下垂は外来手術で改善する。熱傷、瘢痕拘縮、潰瘍等に行う植皮術は15~20例。外傷、植皮術後の色素沈着の予防や治療にビタミンA酸軟膏、ハイドロキノン軟膏、ビタミンCイオン導入法等も行っている。その他、ケロイドの治療、腋臭症の手術(2~3日の入院が必要)、耳介の形成手術、乳房、臍の形成手術も行っている。

医療設備

シミ、脱毛レーザー(ロングパルスアレキサンドライト)。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

小児医療

分野

小児医療

特色

新潟県中越地区の先進医療に取り組む基幹病院として、また地域住民のための一般病院の中核として、近隣の診療所との連携を重視しながら小児医療全般を行う一方、循環器疾患や腎疾患などの専門医療にも取り組んでいる。また、救急医療においては、市内3病院による輪番制に参加し、休日・夜間の一次および二次救急医療を行い、当番日以外でも待機体制で対応している。

症例数

2008年度の実績は、外来受診1日平均80人、一般病棟の入院患者数は1日平均20人(新生児入院は3人前後)である。外来診療は、一般外来を午前と午後共に2診体制で行っている。また午後の専門外来としては予防接種を週3回、乳児検診を週2回、心臓外来を週2回、腎臓外来を新潟大学より専門医の応援を得て週1回行っている。入院診療については、小児病棟の一般病床は18床、乳児室は4床。入院の多くは気管支炎、肺炎、急性胃腸炎などの感染症や気管支喘息などの急性疾患の患者であるが、ネフローゼなどの腎疾患や血液疾患、神経疾患、内分泌疾患などのその他の慢性疾患の診断・治療も行っている。また、心疾患に対して心臓カテーテル検査も年間20例程行っており、同時にカテーテル治療にも取り組んでいる。当院産科の年間出生数は2008年は650人で、極小未熟児を除く未熟児・新生児の診療を人工呼吸管理を含めて行っている。

医療設備

PET、MRI、CT(イマトロン、ヘリカル)、血管造影検査、RI検査、超音波検査、脳波検査。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

脳神経外科

分野

脳神経外科

特色

二次救急指定の総合病院として24時間体制で脳神経外科領域の急患に対応している。脳血管障害(くも膜下出血、脳梗塞、脳出血)に関しては、循環器・脳血管センターとして、心臓を含む全身の血管障害としての加療を行っている。特に近年進歩の著しい脳血管内治療においては地域の中核をなしている。リハビリに関しては同センターの悠遊健康村病院(300床)との連携で長期一貫した治療方針をとっている。脳ドックの開設は早く、2009年で18年(約400人/年)を迎える。

症例数

年間入院患者数は約800人。手術数は血管内治療がメインで約250件。内訳は、脳動脈瘤75-85、血管拡張術・ステント留置術 45-55、バイパス術5-10、脳腫瘍10、頭部外傷15、その他

★治療においては侵襲の少ない方法を検討し、インフォームド・コンセントを最重視している。セカンド・オピニオンの対応も十分行っている

★脳動脈瘤に対してはコイル塞栓術を第一選択とし、最近の3年間は95%以上の症例にコイル塞栓術を適応している

★脳梗塞のうち頸動脈を中心とした狭窄性病変に対してはステント留置術を積極的に適応している。超急性期主幹動脈閉塞例に対しては緊急血栓溶解術を24時間体制で行っている

★脳出血は保存的治療を原則とし、脳ヘルニアの危険のあるものに血腫除去術や吸引術を施行している

★脳腫瘍や脳動静脈奇形などはガンマナイフを含めた治療方針を十分検討し、適応例は近郊のガンマナイフセンターへ紹介している。

医療設備

CT2台(1台は64列MSCT)。MR装置2台(1.5T)、 Angio装置(フラットパネル、バイプレーン)、SPECT、手術用顕微鏡、超音波メス、定位脳手術装置、各種誘発電位など。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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