国立病院機構 青森病院

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

国立病院機構 青森病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

歯科口腔外科

分野

歯科口腔外科

特色

02年に国立療養所青森病院と岩木病院の統合により、04年に国立病院機構青森病院となる。当院は筋ジストロフィー、重度心身障害者、結核などの政策医療と、地域ニーズに応じた一般医療を行い、各種障害者(難病)のニーズに応える包括的医療と地域ニーズに応じた2次医療施設を目指している。当科は院内他科および近隣の1次医療機関との連携を図り、口腔外科疾患はもとより、一般歯科、有病者および障害者歯科治療を行っている。特に、1次医療機関で治療困難な基礎疾患のある患者の観血的処置、重度の障害者に対する静脈鎮静下による治療を積極的に行っている。最近では口腔ケア、摂食嚥下の指導にも取り組んでいる。

症例数

09年における一般外来初診患者数は751人であった。口腔外科的症例では、智歯周囲炎、顎関節症、舌痛症、歯性のう胞、口腔粘膜疾患などを多く扱っている

★顎関節症については、スプリント療法、顎運動療法、投薬などの保存的療法を主体に行っている

★舌痛症については、漢方を使用した投薬療法を行っている

★有病者・障害者治療としては、近隣の1次医療機関からの紹介患者が多く、特に止血コントロールが困難な抗血小板薬や骨粗鬆薬の服用患者の抜歯などを含めて、症例によっては他科と連携して静脈鎮静下で行っている

★歯科衛生師とともに外来、病棟の口腔ケアを定期的に行っている

★矯正治療については、低年齢から装着できるムーシールドという筋肉の力を利用した装置を取り入れ、顎変形症の予防として行っている

★当科では口腔インプラント治療は行っていない。また、入院治療は行っていない。

医療設備

MRI、CTなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

小児科(アレルギー)

分野

アレルギー科

特色

地域医療に根ざした診療を行っている。日本アレルギー学会認定準教育施設(アレルギー専門医1人)。小児喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、アレルギー性皮膚疾患(食物アレルギー、薬物アレルギーを含む)を中心に耳鼻咽喉科(週1回木曜午後診療)、皮膚科(毎日診療)と連携しながら治療にあたっている。小児のみでなく成人喘息、成人花粉症・アレルギー性鼻炎の診療も行っている。必要な患者には精神科医や心理療法士による心理検査、カウンセリングなどきめ細かい医療を行っている。

症例数

小児科外来受診者数は月間600~700人で、そのうちアレルギー外来患者は約30人。小児気管支喘息が主体となるが、花粉症、アレルギー性鼻炎、じんま疹・アトピー性皮膚炎などのアレルギー性皮膚疾患、ハチアレルギー対策、化学物質過敏症、膠原病(慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス)などの治療にもあたっている。予約の必要はないが、できれば前医からの紹介状を持参してほしい。気管支喘息に関しては、小児気管支喘息治療・管理ガイドラインにのっとり、日常生活の質(QOL)の向上を目指し、薬物療法(発作時治療と非発作時のコントロール)、吸入指導、喘息日誌のつけ方やピークフロー検査の指導、家庭環境指導(ダニ対策)、心理指導も行っている。養護学校が隣接しているので、学校に通いながらの長期入院治療も行っている(気管支喘息では小児慢性特定疾患治療研究事業により医療費補助を受けられますのでご相談下さい)。慢性閉塞性肺疾患(COPD)など慢性呼吸不全患者の在宅酸素療法申請や、身体障害者申請(呼吸器機能障害)診断書も受け付けている。

医療設備

X線診断装置、CT、MRI、呼吸機能検査、血液ガス分析装置、アレルゲン検査、アレルギー皮膚テスト、薬物アレルギー検査、食物負荷試験など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

神経内科

分野

神経内科

特色

筋ジストロフィーや筋萎縮性側索硬化症等の神経難病を中心とした慢性期神経筋疾患診療を柱として、地域における神経内科診療一般に携わっている。電気生理学的診断にも力を入れている。慢性的な難病へのきめ細かな対応を心がけている。日本神経学会認定教育施設。

症例数

筋ジストロフィー病棟80床、神経難病病棟50床を有し、神経内科入院患者数は常時130人を超える。難病と称される慢性期神経筋疾患の入院療養を主体として、定期的通院患者のフォローアップ検査入院や急変にも対応している。人工呼吸器装着患者は、非侵襲的人工呼吸療法も含めて、神経内科全入院患者の6割を超し、人工呼吸器管理には十分なノウハウを有する。理学療法や作業療法を中心とするリハビリテーションも充実しており、慢性期神経筋疾患では重要な摂食・嚥下の障害にも力を入れている。嚥下障害の進んだ患者に対する胃瘻造設・経管栄養も実施している。装具・自助具・コミュニケーションエイド等についても細かく対応している。外来診療においては、頭痛・めまい・しびれ等の症状をはじめとする一般神経内科的疾患に幅広く対応している。筋電図・神経伝導検査・誘発電位検査等に関しては、日本臨床神経学会認定医が常勤しているため、近在の他科医からの診断依頼も多い。特殊治療としては、斜頸等に対するボツリヌス注射治療を行っている他、実験的治療として変性疾患に対する経頭蓋的磁気刺激療法を行っている。さらに、脳深部電気刺激療法を得意とする脳神経外科常勤医と連携して、パーキンソン病等に対する専門的診療にも携わっている。

医療設備

MRI、CT、各種電気生理学的検査(筋電図・末梢神経伝導・誘発電位・脳波)、頸動脈エコー、脈波検査、骨密度検査(DXA)。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

QLifeでは次の治験にご協力いただける方を募集しています

治験参加メリット:専門医による詳しい検査、検査費用の負担、負担軽減費など

インフォメーション

国立病院機構 青森病院を見ている方は、他にこんな病院を見ています

カテゴリから病院を探す

おすすめの記事

医療機関の情報について
掲載している医療機関の情報は、株式会社ウェルネスより提供を受けて掲載しています。この情報は、保険医療機関・保険薬局の指定一覧(地方厚生局作成)をもとに、各医療機関からの提供された情報や、QLifeおよび株式会社ウェルネスが独自に収集した情報をふまえて作成されています。
正確な情報提供に努めていますが、診療時間や診療内容、予約の要否などが変更されていることがありますので、受診前に直接医療機関へ確認してください。
名医の推薦分野について
名医の推薦分野に掲載する情報は、ライフ企画が独自に調査、取材し、出版する書籍、「医者がすすめる専門病院」「専門医が選んだ★印ホームドクター」から転載するものです。出版時期は、それぞれの情報ごとに記載しています。全ての情報は法人としてのQLifeの見解を示すものではなく、内容を完全に保証するものではありません。