専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

小樽協会病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

産婦人科

分野

産婦人科

特色

小樽市内・後志管内の医療機関との連携を軸に急性期医療に対応すべく、質の高い産婦人科医療の提供に努力している。また地域周産期センターとして合併症妊娠管理や母体搬送を受けるだけでなく、スタッフ一同が協力し快適なお産ができるよう努めている。

症例数

08年の総手術数は287件。分娩総数は518件であった。そのうち帝王切開数は111件(選択的74件、緊急37件)で、帝王切開率は21.4%。4人の小児科医が常勤し産科と小児科が同一階にあるため出生児の状況に応じて素早い対応ができる。母乳育児を大切に乳房ケアに力を入れ、必要時には退院後も継続してケアを行っている。08年の婦人科総手術数は150件であった。悪性腫瘍は15例で子宮頸がんは9例、子宮体がんは2例、卵巣がんは5例。悪性腫瘍に対する手術は進行期にあわせて円錐切除術、単純子宮全摘術、準広汎から広汎子宮全摘術、それに付属器摘出や骨盤・傍大動脈リンパ節郭清を組み合わせている。進行例には必要に応じて術前化学療法を行ってから手術を実施している。化学療法が必要な患者には、希望に応じて外来での化学療法にも対応している。婦人科良性疾患に対する手術は100件であり、開腹手術、腟式手術、腹腔鏡下手術を行っている。侵襲性の低い腹腔鏡下手術を積極的に行い、その数は年々増加し08年は29件であった。性器脱の治療にも力を入れており11件の手術を行った。メッシュを用いて緩んだ靱帯を補強するTVM手術を積極的に取り入れ、良好な成績を得ている。

医療設備

MRI、CT、カラードプラ超音波、腹腔鏡、子宮鏡。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

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