専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

柏葉脳神経外科病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

神経内科

分野

神経内科

特色

札幌市豊平、清田区を中心とする脳・神経系疾患の急性期医療、慢性神経・筋疾患診療にあたる専門病院(144床)である。診断、治療を支える検査各科と看護スタッフ、病後や病をもちながらの社会復帰・療養の継続を積極的に支援するリハビリテーション(運動、作業、言語、音楽療法)、精神保健(非常勤医師、常勤心理療法士)、専門事務職とソーシャルワーカー、訪問看護との連携を重視している。現場第一、問題解決志向は院内勉強会での討論、各職種専門研究会、学術集会発表等に象徴される。日本神経学会教育関連施設、札幌市2次救急病院、日本脳神経外科学会認定訓練施設、日本脳卒中学会専門医研修教育病院、日本医療機能評価機構認定施設。

症例数

06年~08年、地域医療機関からの年間紹介外来初診患者平均数は約200人。外来延べ患者数は08年10月~09年9月の間で2,798人。入院は、特定疾患病床6床。外来、入院ともパーキンソン病、脊髄小脳変性症、多発性硬化症等の慢性神経疾患患者が80%以上を占める

★診断にあたって慢性難治性神経疾患はもちろん、「よくある疾患」を見逃さぬよう、病歴聴取、診察を中心に据え、電気生理学的検査、脳・脊髄画像検査の過不足ない計画立案、実行を旨とする

★治療は経験の知恵に頼り、グローバルな視点を積極的に取り入れている

★治療成績は、慢性神経疾患で「10年を越えて自分の家から通う患者が多数を占めており、納得のいく治療成績を収めている」と考えている。

医療設備

電気生理学的検査機器(神経伝導速度測定、各種誘発電位測定、脳波検査)、磁気共鳴画像検査機器(1.5テスラ2台)、マルチスライスX線コンピューター断層撮影、DSA(脳血管撮影装置/移動型脳血管撮影装置、計2台)、シングルフォトンエミッションコンピューター断層撮影装置、カラー超音波診断装置、高気圧酸素治療装置等。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

脳神経外科

分野

脳神経外科

特色

71年に開設された脳と神経系の専門病院である。病床数144床(SCU 9床、急性期病床85、回復期リハビリ病床44、特疾患病床6)。救急・救命の急性期医療をはじめ脳腫瘍、脳血管疾患、脊髄脊椎疾患、機能的脳疾患(三叉神経痛、顔面けいれんなど)、てんかん、認知症、頭痛等の診断治療からリハビリテーションまでを積極的に行っている。リハビリスタッフは総勢44人(OT 18、PT 17、ST 7、MS 1)でリハ室にはADL訓練室も設備されている。リハビリは365日休みなくシームレスに行われ、特に急性期リハビリに力を注いでいる。精神科医、心理療法士、音楽療法士が勤務しており、患者さんの精神心理的問題に対してリエゾン医学的アプローチを行い、好評を得ている。図書、ビデオ、CD音楽、インターネット接続のパソコンなどが自由に楽しめる患者さんの憩いの場所が院内に常設されている。日本脳神経外科学会認定訓練施設、日本脳卒中学会専門医研修教育病院、日本神経学会教育関連施設、札幌市2次救急病院、日本医療機能評価機構認定施設。

症例数

08年の外来初診者数は11,249人、入院患者数は1,701人、手術件数は380件であった。脳血管障害で入院した患者数は973人であり、全症例当院の循環器内科専門医とのチーム医療で治療方針を決定している

★脳梗塞に対しては、血栓を溶かすt-PA療法を積極的に行い、過去4年間で120症例を超え、完全職場復帰率は約40%と良好な成績を得ている。また慢性期の脳梗塞に対し、適応を考慮しバイパス術や血管内手術を積極的に行っている

★脳動脈瘤患者は121人が入院した。治療はクリッピング術を原則としているが、年齢、瘤の形状や発生部位によっては血管内手術(コイル塞栓術)も行っている。クリッピング術は83症例(SAH 36例、未破裂46例)に施行し全症例に術中運動誘発電位(MEP)とICG蛍光診断によるモニタリングを行い、術後合併症は減少している。術後の脳血管攣縮対策として脳槽ドレナージと薬物投与を原則としているが、血管攣縮発生時には血管内治療(バルーンによる血管拡張や薬剤注入)を積極的に行っている

★頸動脈狭窄症は頸動脈エコー、MRIなどを駆使して診断し、治療は内膜剥離術や頸動脈ステントを行っている

★脳腫瘍患者は88人入院し治療した。悪性脳腫瘍の治療は手術(21件)、放射線、化学療法を含めた集学的療法を原則としており、症例によっては光線力学療法(PDT)も加えている。手術は脳機能マッピング、覚醒下手術、ALA蛍光診断(ALA-PDD)、MEPなどを多用し、重要な脳機能の温存を図りつつ全摘出術を目指している。良性腫瘍の手術件数は24件である。髄膜腫には術前に栄養動脈の塞栓術を行い、術中の出血を最小限に抑えている。下垂体腫瘍に対しては負担の少ない経鼻的手術を行い、良好な成績を収めている

★脊椎脊髄疾患は腫瘍性病変、椎間板ヘルニア、変形性椎間板障害、後縦靭帯骨化症などの診断治療を行っている。頸椎症については保存的治療を原則としているが、手術の場合にはチタンケージを用いた固定を行っており、術後の痛みの軽減や固定期間の短縮が得られ、良好な成績をあげている

★三叉神経痛、顔面けいれんなどの機能的疾患の治療も行っている。三叉神経痛はまず薬物療法を行い、それでも治療効果のない場合や薬物の副作用がある場合には手術による減圧術を選択している。顔面けいれんの治療はボトックス注射による内科的治療と手術による治療を行っており、どちらを選択するかは患者さんとの十分な話し合いで決めている。どちらの治療法でも納得のいく効果が得られている

★頭部外傷は198例の入院があり、手術は82例、そのうち慢性硬膜下血腫の手術件数は60件であった。

医療設備

MRI(1.5テスラ2台)、マルチスライスCT、DSA(脳血管撮影装置/移動型脳血管撮影装置 計2台)、RI(SPECT)、カラー超音波診断装置、高気圧酸素治療装置、BRW定位脳手術装置、など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 北海道」(ライフ企画 2010年6月)

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