藤好クリニック

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

藤好クリニックは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

大腸肛門科

分野

肛門科

特色

複雑な痔瘻や、大きな脱肛、高度の肛門狭窄のような進行した肛門疾患も1日の入院で治療を行うことを原則としている。この5年間で肛門疾患の治療は急速に進歩しており、脱肛のジオン治療や、痔瘻のバンド結紮治療を用いたことで過去には7~10日間の入院を要していた疾患も1日の入院で済むようになっている。また、麻酔技術の進歩によって、肝硬変や腎不全の方の痔疾患も2~3日の入院があれば可能となっている。肛門の痛みの治療に関しても研究が急速に進歩し2006年のローマ会議の結果、原因不明と言われていた肛門痛の大半は痛覚レベルに関する神経の誤作動であることが判明し、これに有効な薬も判明した。現在は、抗うつ剤と抗てんかん薬を併用すると痛みに有効であることがわかり、治療も初期であれば1週間程度の内服で治癒することが多くなっている。

症例数

痔核=基本は便通の改善と坐薬の併用、これで半数は軽快する。軽い脱出は外来にてジオン治療を行う。進行した脱肛やひどい下血を伴う場合は1日の入院で治療を行う

肛門狭窄=ハンコンの切除と側方切開による狭窄解除に加えて術後の便通改善を追加すれば1日の入院治療も可能

痔瘻=バンド結紮治療を行いほぼ全例が1日入院。約1カ月後に外来にてバンドを除去することで治療を終了する

肛門痛=抗不安薬、抗うつ剤、抗てんかん剤として過去には使われていた薬を特定の組み合わせをする事で有効性が判明。初発例はほぼ1週間で軽快する

便秘・下痢=原因はともに便の量が少ないことにあることが判明(2006年・ローマ会議)。ポリフルと機能調整薬の併用で痛みや腹痛を伴うものも2~3カ月で軽くなる

機能性腸症(過敏性大腸)=過去には大腸過敏症と言われた病気だが、これも2006年(ローマ会議)において大半が感覚神経の誤作動が原因であることが判明し、自律神経調整薬や運動療法、各種の腸機能調整薬で対応可能となっている

症例数=2008年1年間の手術例は入院を要した例が300例(294例は1日入院)。重症の合併症のある人6人のみが4~6日間入院した。2008年は透析中の方の治療や肝硬変の方の治療も全て1日入院で可能であった。高齢化社会を迎え、合併症のある患者さんが多くなった為、現在全ての入院治療を要する例はNTT西日本九州病院においてNTT病院の外科、麻酔科、内科と共通のコントロール下で治療を行っている。内痔核の簡単な例は、脱出や下血を外来で治療しておりこちらは年間240例となっている。

医療設備

超音波メス、高周波メス、ハーモニック・スカルペル、肛門TVモニターシステム、バイポーラシステム、電子内視鏡、超音波内視鏡、X線造影装置。

所属スタッフ

藤好建史院長(大腸肛門病学会専門指導医)。

「医者がすすめる専門病院 熊本・鹿児島」(ライフ企画 2009年10月)

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治験参加メリット:専門医による詳しい検査、検査費用の負担、負担軽減費など

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