専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

刈谷豊田総合病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

内科(消化器内科)

分野

消化器・一般内科

特色

トヨタグループ7社が「社会貢献」を基本理念に設立した地域の基幹病院で、消化器内科の各臓器の専門医を中心に診療している。これまでの当院の内視鏡治療では、地域の基幹病院としての役割を担うため、最新の内視鏡器機を揃え、癌の診断・治療のみならず、緊急内視鏡診療は24時間体制で行ってきた。早期消化管癌の内視鏡的治療は、新しい切除法である内視鏡的粘膜下層剥離術(endoscopic submucosal resection:ESD)を05年より導入し、現在まで約300例行い、良好な成績を収めている。また、暗黒の大陸と言われてきた小腸疾患の診断・治療にも力を入れており、いち早くダブルバルーン内視鏡(小腸内視鏡)を導入し、負担の少ないカプセル内視鏡も行っている。07年11月には新病棟がオープンし、11年2月には、東海3県随一の広さ(733㎡)と設備(検査室7室、内視鏡の洗浄室、待合室、リカバリー、トイレ、更衣室、面談室を完備)を誇る内視鏡センターが開設された。センター化により、患者さんのアメニティー(快適さ)は向上し、内視鏡診療が一元化されたことから、より専門性と質を高めた医療を提供し、患者サービスの向上につなげていきたいと考えている。

症例数

消化器内科の1日平均外来患者数約120人、年間入院患者数約1,600人。基本的に各疾患のガイドライン・コンセンサスに沿った診断・治療を行っている。 09年度の検査・治療件数は

消化管=胃X線は190件、注腸X線は2,337件、上部消化管内視鏡は6,326件(止血術290件)、胃腫瘍の内視鏡的切除術は46件(ESD 41件43病変) 、胃瘻造設術は106件、胃瘻カテーテル交換は99件、消化管異物除去術は24件、大腸内視鏡は2,238件(内視鏡的切除術713件)、小腸内視鏡は4件、カプセル内視鏡は9件、超音波内視鏡検査(EUS)は78件

胆膵=逆行性膵胆管造影(ERCP)は220件、経皮経肝胆道ドレナージ術(PTCD or PTGBD)は108件、内視鏡的逆行性胆管ドレナージ術(ERBD or ENBD)は77件、ステント留置術(消化管・胆管)は18件

肝臓=食道静脈瘤結紮術・硬化療法は30件、腹部血管造影は166件、肝生検は31件、ラジオ波焼灼療法は20件、肝動脈塞栓術(TAE)は131件。

医療設備

MRI、3D-CT、PET-CT、電子内視鏡(上部・小腸・下部)、EUS、カプセル内視鏡他。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

循環器科

分野

循環器科

特色

当院循環器科の特徴は、循環器内科と心臓血管外科から成り立っていることである。この方式の利点は、内科と外科の両方の立場から検討して一番良いと考えられる治療方法を選択できるという点にある。循環器科治療の分野は進歩がめざましく、内科と外科の境界もあいまいとなりつつある。このような傾向に対して優れた体制であると考えている。救急体制として、時間内は救急担当医、時間外はCCU当直医として循環器科医師が病院内待機している。この体制により急性心筋梗塞に対する緊急カテーテル検査から緊急手術に至るまで、常時可能な状態としている。

症例数

ベッド数はCCU(集中治療室)4床を含めて36床。09年度の心臓カテーテル検査(CAG)総数は228件。冠動脈インターベンション(血管内治療)は234例。カテーテルアブレーションは10例、ペースメーカー植え込み術は37例施行している。また植え込み型除細動器(ICD)、心臓再同期療法(CRT)も行っている

★09年度に循環器外科で施行した手術数は、心臓胸部大血管手術85例、腹部大動脈瘤40例、末梢血管手術81例、その他11例であった。高齢の患者さんや心肺機能の低下した患者さんにも手術を行う機会が増えたため、体への負担をなるべく少なくするよう取り組んでいる。09年度は冠動脈バイパス手術のうち85%に人工心肺を使用せず施行した。大動脈瘤では、発生部位・年齢・全身状態を考慮して、ステントグラフト治療も積極的に取り入れている。手術死亡率は緊急例を含め5~6%。

医療設備

心臓カテーテル装置、心臓超音波装置、心臓核医学検査装置、トレッドミル、ホルター心電図、24時間血圧計、MDCT、MRI、IABP、PCPS、CHDF。
  • セカンドオピニオン受入 ×
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

腎臓内科

分野

腎臓内科

特色

腎、代謝内科病棟内の同一フロアに血液浄化室を配置し、特に糖尿病性腎症に対する診療に力を入れている。また、52床の透析ベッドを有する東分院透析センターでの外来透析診療も担っている。付属する健診センターでの検尿異常の患者から、膠原病やその他の全身疾患などを原因とする急性腎障害、慢性腎不全の管理、透析導入、外来維持透析までのすべての病期での充実した診療を可能としている。また、ICUとの連携により急性血液浄化療法も積極的に参画している。   

症例数

増加する糖尿病性腎症に対して、糖尿病専門医と連携し立ち上げた糖尿病性腎症外来教室をCKD病診連携外来教室へ発展させ、現在は地域連携システムの一部として機能している。当院はリウマチ学会認定施設であるため、膠原病の症例数は多く、病診連携の一環としての膠原病カンファレンスを、当科が主体となって実施している

★腎生検パス、保存期腎不全教室入院パス、アンギオテンシンレセプター阻害剤導入パス、シャント造設パス、SMAP造設パス、血液透析導入パス、腹膜透析導入パスなど、各種の効率のよいクリニカルパスを作成し運用している。さらには閉塞性動脈硬化症に対するLDLコレステロール吸着療法、炎症性腸疾患に対する顆粒球吸着療法、膠原病に対する二重濾過血漿交換療法血などの血液浄化療法も積極的に行っている

★年間における診療実績としては、腎生検症例数60例、血液透析導入症例数60例、CAPD導入10例。シャント手術症例120例、LDLコレステロール吸着療法3例、顆粒球吸着療法40例、血漿交換療法29例

★東分院透析センターでは、血液透析患者130人、CAPD患者40人の外来透析診療をしている。受け持ち看護師による、プライマリケアに基づくオーダーメイドの透析医療を実現している。

医療設備

透析ベッドは11床で、コンソールは各種血液浄化療法用に装備。PET-CT、MRI、CT、皮膚灌流圧測定装置(東分院透析センター)。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

泌尿器科疾患全般を対象にしている。新しい技術を積極的に導入し、腹腔鏡手術やミニマム創手術、ホルミウムレーザーを用いた内視鏡手術などの低侵襲治療を行っている。10年度から膀胱脱に対するメッシュ(TVM)手術も開始した。治療効果だけでなく、患者様のQOL(生活の質)の向上に重きをおいて治療を行っている。心の通った治療を目指している。麻酔科医13人、放射線科医8人が常勤し、バックアップも充実している。

症例数

外来患者数は1日平均100人、手術件数は年間約700件

★09年度の疾患別手術件数は、①腎尿管結石手術として体外衝撃波結石破砕術(ESWL)263例、経尿道的尿管砕石術(TUL)56例、経皮的腎砕石術(PNL)3例②前立腺肥大症手術としてホルミウムレーザーによる経尿道的前立腺核出術(HoLEP)50例、経尿道的前立腺切除術(TURP)17例③前立腺癌に対する前立腺全摘除術44例(小切開手術で施行)④膀胱腫瘍の手術として経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBt)91例、膀胱全摘除術2例⑤腎癌、腎盂尿管腫瘍に対する腎摘除術31例(うち腹腔鏡下腎摘除術13例)、腎部分切除術2例⑥腹腔鏡下副腎摘除術3例

★癌の治療では、手術治療以外に放射線治療や抗癌剤治療も施行している。浸潤性膀胱癌の放射線併用動注化学療法や前立腺癌の放射線治療(外照射)も行っている

★最近増加している前立腺癌では、PSA4以上で前立腺生検(年間約250例)を施行し、手術治療、放射線治療、ホルモン療法の選択は患者様に十分説明し、協議して決定する

★腹腔鏡手術は腎盂形成術にも行っている

★膀胱脱、骨盤臓器脱に対するTVM手術は10年5月より開始し8例施行した。

医療設備

MRI、マルチスライスCT、PET-CT、RI、リニアック、ESWL結石破砕装置、ホルミウムレーザー装置、空圧式結石破砕装置、カラードプラエコー、膀胱内圧測定器、尿流量測定器、干渉低周波頻尿尿失禁治療器など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

整形外科

分野

整形外科

特色

豊田自動織機をはじめとするトヨタグループ5社(現在8社および刈谷市、高浜市)による医療法人豊田会により63年(昭和38年)に設立。西三河、知多北部地域の基幹病院。整形外科は関節リウマチ(RA)、脊柱管狭窄症等の慢性疾患から骨盤骨折などの救急外傷まで、手の再接着を除くあらゆる疾患に対応。RAの薬物治療も積極的に行い、現在約70例が生物学的製剤で治療中。

症例数

09年の手術件数は1,265件

★骨接合術等の外傷が最も多く、大腿骨頚部骨折手術は196例、人工骨頭置換術が70例、骨接合術はハンソンピン固定が34例、転子部骨折に対する骨接合術が92例

★関節外科は人工関節置換術を股関節、膝関節の他、肘、肩関節にも行い、人工股関節置換術21例(再置換5)、人工膝関節置換術52例、他2例であった。現在は人工股関節、人工膝関節共に筋肉温存を意図した低侵襲手術(MIS AL、MIS QS)を行っている。他にRAの手関節、肘関節等の滑膜切除術、足指変形に対するクレイトン手術、外反母趾矯正骨切り術も行っている

★脊椎、脊髄手術は231件、頚椎症性脊髄症、腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、変性側彎などに対してPLIF 37件、除圧術67件、laminoplasty37件などを行っている。椎間板ヘルニア摘出術はlove法35件、MED18件であった

★関節鏡手術は膝ACL再建術の他、肩関節、肘関節にも適応を広げ、手根管開放術も内視鏡手術を施行している。

医療設備

MRI、CT、PET-CT、DEXA、骨シンチ、DSA、電気生理学的検査機器、無菌手術室、ナビゲーションシステム、手術用顕微鏡など。
  • セカンドオピニオン受入 ×
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

産婦人科

分野

産婦人科

特色

産婦人科全般を診ることのできる地域の中核病院。

症例数

周産期領域=近年当院の分娩数は急増しており、09年度の年間分娩数は992件となった。産婦人科医師5人と助産師32人、さらに新生児管理で密接に連携する小児科医師6人、困難な手術でも麻酔を担当できる麻酔科医師8人、緊急事態に備えたICU・救急部医師5人、異常出血に対応する動脈塞栓術が可能な放射線科医師8人、夜間も動く検査室など、多くの関連部署との協力関係により様々な緊急事態に備えている。これらの備えを背景にして、可能な限り自然な経過を重視した分娩管理を行うのが当院の方針。しかし一方、周辺の医療機関からの重症者紹介やハイリスク母体搬送も多いため帝王切開は増加し、09年度では約30%(305件)の分娩が帝王切開となっている。なお現在、ハイリスク症例の受け入れ枠確保のために正常経過の分娩を一定数で制限している。当院での分娩を希望される場合は、妊娠早期での分娩申し込みをお勧めする。申し込み後は各地のクリニックでの健診で結構です

婦人科領域=当院の婦人科手術(帝王切開以外)は増加傾向であり、09年度は350件、そのうち58件が悪性腫瘍手術(この他に円錐切除56件)、41件が腹腔鏡手術、10件が腟式手術だった。婦人科疾患の治療方針としては、子宮筋腫等の良性腫瘍については可能な限り患者希望を重視して、対症療法、ホルモン療法、手術、子宮動脈塞栓、東洋医学的治療等を選択して実施。附属器腫瘍、子宮筋腫、子宮外妊娠等の一部は腹腔鏡手術も選択肢に入る。悪性腫瘍では患者希望を確認した上で、関係学会の基準に沿った集学的治療(手術、放射線、抗癌剤など)をお勧めする。また、人口の高齢化に伴って子宮が外に下がってくる子宮脱が増加しており、症状と希望に合わせてソフトタイプペッサリーの使用や腟式手術等を行っている。

医療設備

PET-CT、MRI、CT、4Dエコー、カラドプラ、放射線治療など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

皮膚科

分野

皮膚科

特色

皮膚科全般にわたる診療を行っている。特にアトピー性皮膚炎や接触皮膚炎などの皮膚アレルギー疾患や、炎症性皮膚疾患について多く診療し、内科など他科との連携を密にして総合的な診療をすることを目指している。

症例数

09年度における1日平均外来患者数は135人、入院患者は1日平均8人、年間手術件数は約260件である。アトピー性皮膚炎の患者さんに対しては、ゆっくりと話を伺い、こちらの治療方針を分かりやすく説明し、信頼関係を築いた上で診療を行うことを心がけている。また、接触皮膚炎や口唇炎については、できるだけパッチテストを施行している。パッチテストで化粧品などに陽性反応を認めた場合には、患者さんが今後同様の症状を繰り返さないよう、原因成分を特定する目的で成分を取り寄せて行う成分パッチテストを勧めている。顔面の酒さ様皮膚炎については、ねばり強く説得して、ステロイド外用剤を中止させ、治癒させている。掌蹠膿疱症については、歯科病巣や扁桃病変の有無、金属パッチテストでの金属アレルギーの有無を調べた上でその原因を除去し、完治できることを目指している。糖尿病患者のフットケアについても糖尿病認定看護師や内分泌内科医師と連携し、当院内科通院中の糖尿病患者を対象として、毎週木曜午後にフットケア外来を行い、糖尿病患者における足病変の予防を啓蒙している。09年より顔面の色素斑に対するレーザー治療を行っている。

医療設備

炭酸ガスレーザー、Qスイッチルビーレーザー、ナローバンドUVB照射装置、PET-CT、MRI、CT、サーモグラフィー、半導体レーザーなど。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

内分泌代謝内科

分野

糖尿病内分泌内科

特色

98年6月より日本医療機能評価機構の認定施設で、2000年に環境に対するISO14001を大規模病院として全国で初めて取得、06年にISO9001を統合して認定を取得するなど、医療の安全・安心、医療品質の向上、顧客満足度の向上を目指した取り組みを随所に掲げて診療している。病床数が621床に対して医師数は200人・職員数は1,200人と、一般医療法人では多いため、手厚い医療は病院ランキングでもよい評価が掲載される。日本内科学会、日本糖尿病学会、日本内分泌学会など多くの学会認定施設。

症例数

外来糖尿病患者数は約3,000人、糖尿病入院患者数は約1,000人/年、内分泌疾患数は約1,000人

糖尿病=医師以外にも30人以上の糖尿病療養指導士(コメディカル)が、チーム医療を実践している。糖尿病教育入院は毎週火曜日から7泊8日の予約制(4人)で運用、短期の合併症検査入院・インスリン自己注射導入・CGM検査など目的に応じてクリニカルパスで実施する。外来では毎週の糖尿病教室やフットケア・看護相談(要予約)、受診ごとの栄養指導やSMBG指導を行っている

★内分泌疾患では、甲状腺以外に副腎・下垂体などの症例数も増加し、手術症例も増えている。近隣の基幹病院や地域の医師会との病診連携も活発であり、刈谷糖友会との患者会活動などでも相互の信頼関係を高めている。

医療設備

人工膵臓 1台、CGMS(持続血糖モニタリング)2台、CT 4台、MR 4台、PET-CTなど最新設備を誇る。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

脳神経外科

分野

脳神経外科

特色

西三河の地域中核病院。脳腫瘍、脳血管障害、頭部外傷、脊髄疾患、水頭症,小児先天性疾患、顔面けいれん、三叉神経痛、低髄圧症候群など多岐にわたり治療している。24時間体制で救急疾患(脳血管障害、頭部外傷など)にも対応しており、緊急MRIも可能である。特殊外来として、頭痛外来も行っている。

症例数

09年の年間延べ外来患者数は21,687人、年間延べ入院患者数は18,651人(病床数50床)、手術件数は357件。主な開頭術は脳動脈瘤クリッピング術30例、開頭血腫除去術(外傷も含む)17例、脳腫瘍摘出術24例などである。血管内手術は脳動脈瘤コイル塞栓術19例、内頚動脈ステント挿入術12例である

★脳動脈瘤治療は開頭クリッピング術からコイル塞栓術に比重が移ってきているが、それぞれの症例で適応を十分に検討して決定している

★脳内血腫の治療は、大出血で緊急性がある場合は開頭術、中等度のものは神経内視鏡下で手術を行っている

★脳腫瘍は主に神経ナビゲーション、神経モニタリングのもとに低侵襲でより精度の高い安全な手術を心がけている。放射線治療はXナイフも使用可能で、小さな転移性脳腫瘍や聴神経腫瘍などで行っている。化学療法は名古屋大学脳神経外科のプロトコールに従い、遺伝子解析の手法も活用して行っている。

医療設備

MRI、3DCT、PET-CT、RI-SPECT(脳血流シンチグラフィー)、DSA(脳血管撮影装置)、放射線照射装置(Xナイフ)、神経ナビゲーター、CUSA(手術用超音波吸引装置)、術中超音波、定位脳手術装置、神経内視鏡などを備えている。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

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