専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

浜松労災病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

形成外科

分野

形成外科

特色

当院は浜松市東部に位置し、市内のみならず近隣の都市からも多くの患者が来院している。形成外科はその幅広い対象疾患の治療をオールラウンドに行っているが、特に皮膚・軟部組織腫瘍の症例数が多い。唇裂・口蓋裂においては、口蓋裂児の言語治療を専門とする言語聴覚士と連携して治療に当たっている。また、2種類のレーザー照射装置を備え、アザ治療を行っている。

症例数

レーザー照射を除く年間手術件数は、入院と外来を合わせて約500例(09年)。内訳は、皮膚腫瘍関連(皮膚以外の悪性腫瘍摘出後の再建、アザの手術治療を含む)約260例、顔面外傷(顔面骨骨折を含む)約80例、手足の先天異常・外傷約80例、唇顎口蓋裂・耳介の変形など顔面の先天異常約15例、瘢痕拘縮・ケロイド約10例、褥瘡等の慢性皮膚潰瘍20例などである

★血管腫には色素レーザーを使用し、また、皮膚表在性色素疾患用レーザーを用いて、太田母斑・異所性蒙古斑・扁平母斑などを治療している。形成外科で2種類のレーザー装置を備えているのは県内では当院のみであるため、両機ともフル稼働の状態で、09年1年間の照射件数は約400件にのぼる(幼少児に対する全麻下照射を含む)

★口蓋裂術後の構音障害に対しては、月2回の言語外来で、言語聴覚士と医師とが連携して言語訓練を行うほか、必要な場合には咽頭弁手術を行うなどして、良好な言語発達を促すようにしている

★褥瘡の予防と治療に関しては毎週「褥瘡回診」を行うなど、形成外科が中心的役割を担っている。その他の難治性皮膚潰瘍に対しても、保存的ならびに手術的治療で対応している。

医療設備

色素レーザー、Qスイッチ・ルビーレーザーなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

脳神経外科

分野

脳神経外科

特色

脳血管障害と脳腫瘍の治療に力を入れている。脳卒中学会専門医と脳神経血管内治療学会専門医が常勤しており、特に超急性期t-PA血栓溶解術またはウロキナーゼ動脈内投与による脳血行再建術と、急性期クモ膜下出血のクリッピング手術またはコイル塞栓術のために24時間体制で臨んでいる。頸動脈血栓内膜剥離術や血管内からの頸動脈形成術、顔面けいれんや三叉神経痛、正常圧水頭症の手術も積極的に行っている。

症例数

09年の総入院数は420例で、総手術件数は151例。脳腫瘍、脳動脈瘤、脳出血等の開頭術は27例、脳動脈瘤コイル塞栓術は14例、頸動脈内膜剥離術または血管内手術による頸動脈形成術などの脳主要血管の血行再建術は13例。フラットパネルを使用した最新の脳血管撮影装置が導入されており、血管内手術による頸動脈狭窄症や脳動脈瘤の治療も大変行いやすくなっている。CT、MRアンギオ、DSA等の3D画像処理が、脳神経外科病棟と外来のどこでも行うことが可能で、患者に対する手術や経過の説明に大変役立っている。MRI、MRアンギオを用いた脳ドックを開設しており、脳疾患の早期発見に努めている。発見された未破裂の動脈瘤に対しては、動脈瘤が大きい例やいびつな形をしたものおよび経過観察で大きくなるものは積極的に手術によるネッククリッピングまたは血管内からプラチナコイルによる塞栓を行い、良好な治療成績を得ている。病診連携にも力を入れており、紹介医の元に、CD-ROMにCTやMRIおよび脳血管撮影のDICOM画像データを入れて送ることも可能。

医療設備

1.5テスラMRI、64列MDCT、4列MDCT、Biplane Flat Panel 3DDSA、放射線照射装置、放射線定位脳手術装置など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東海版」(ライフ企画 2011年4月)

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