専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

明石医療センターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

循環器科

分野

循環器科

特色

当院は247床であり心臓血管外科、呼吸器内科を含む12科を有する急性期病院である。循環器内科と心臓血管外科として一般病床59床、HCU4床、ICU8床、他病棟の混合病棟化で対応している。心筋梗塞・狭心症・心不全・不整脈、閉塞性動脈硬化症、高血圧を中心に、近隣の医院や病院と紹介を密に行う病診・病病連携を取り入れており、紹介率は約70%、平均在院日数は約10日である。循環器専門医、看護師、臨床工学技士、放射線技士、生理検査技士、薬剤師が24時間待機している。市消防救急救命担当病院として、年間約130例の開心術を行う心臓血管外科との良好な連携をとり、循環器病センターに匹敵する3次救急までの循環器疾患の診断と治療が可能である。当科および心臓血管外科の特徴の1つはフットワークの軽さであり、緊急診断、緊急治療、緊急手術への対応が早いことである。病院はJR大久保駅から徒歩15分、山陽電鉄中八木駅から徒歩10分で交通の便にも恵まれている。

症例数

09年の年間検査数は、心臓カテーテル検査1,457件、超音波検査約4,000件(経胸壁心エコー、経食道心エコー、頚動脈エコー。下肢動脈エコー、腎動脈エコーを含む)、冠動脈CT約700件である

★虚血性心疾患に特に力を入れており、経皮的冠動脈インターベンション(風船付カテーテルで冠動脈を広げる治療:PCI)は565件である。ロータブレーターも施行している。09年のPCI患者成功率(当該回のすべての病変が成功した場合を患者成功とした)は慢性完全閉塞を含めると98%、慢性完全閉塞を除くと99%であった。透析施設があり、透析患者も治療可能である。特に患者と術者の負担軽減も考慮し、橈骨動脈(手首の動脈)穿刺によるPCIが72%である。ステント留置率は96%、薬剤溶出性ステント使用率は90%である。急性冠症候群に対する緊急PCIは136件である。急性心筋梗塞に対する緊急PCIは105件。冠攣縮誘発試験、心筋生検、心嚢ドレナージなども施行している

★末梢血管疾患に対する経皮的血管形成術(末梢動脈を風船付カテーテルで広げる治療:PTA)は09年には135件施行した。心臓血管外科と協力しているが、循環器科としては一部TASCII D病変(非常に長い慢性完全閉塞など)まで施行している

★不整脈に関しても現在施行可能なほぼすべての手技が行え、09年にはペースメーカー植え込み術159件、経皮的カテーテル焼灼術(カテーテルアブレーション、不整脈の異常経路をカテーテルで治療し完治させる手技)214件施行。明石地区で唯一施行可能で08年は195件で全国28位の症例数。植え込み型除細動器(ICD)10件

★心不全に対するICD付き両室ペーシング治療41件などを施行した

★心臓リハビリテーション認定施設であり、理学療法士、看護師、薬剤師、栄養士の協力で積極的に急性期心臓リハビリテーションを施行している

★その他の施設認定:日本医療機能評価機構認定病院、日本内科学会認定医制度教育病院、日本循環器学会認定循環器専門医研修施設、日本心血管インターベンション治療学会認定研修施設、心臓血管外科専門医認定機構修練基幹施設等多くの施設認定を受けており、初期および後期研修医を広く受け入れている。特に循環器志望医にはCAG、PCIを含め多くの症例を経験してもらっている。

医療設備

ICU8床、シネアンギオ装置(フラットパネル)2台、64列CT、心筋シンチなど最新の機器を用いた高度な診療が可能である。その他、心臓超音波エコー装置5台、電気生理学的検査用ポリグラフ、睡眠時無呼吸検査用ポリグラフ、トレッドミル、ホルター心電図、MRI、IABP、PCPSなど。血液透析23床。

「医者がすすめる専門病院 兵庫・京都・滋賀」(ライフ企画 2011年5月)

心臓血管外科

分野

心臓血管外科

特色

先天性、後天性心疾患、血管外科、呼吸器疾患の手術治療を中心に行っている。近隣医師会、病院と連携し、急性大動脈解離、大動脈瘤破裂、動脈閉塞等の緊急対応を常時行っている。

症例数

09年度手術症例数は、体外循環を要する心臓、胸部大血管手術125例(先天性心疾患7例、冠動脈バイパス、左室形成術を含む虚血性心疾患50例、弁膜症47例、胸部大血管16例、メイズ手術16例等)、末梢血管手術226例(腹部大動脈瘤人工血管置換27例、ステント留置4例、閉塞性動脈硬化症に対するバイパス術46例、急性動脈閉塞18例、下肢静脈瘤82例、内シャント46例等)、呼吸器手術111例(肺癌61例、のう胞性肺疾患36例等)で年間530例であった。僧帽弁手術においてリウマチ性も含め可能な限り自己弁を温存する弁形成術を行う方針にしており、全例の90%に形成術が可能であった。変性性に限れば95%に形成術が行われた。虚血性心疾患において複合合併手術が無い限り、心拍動下冠動脈バイパスを行う方針としている。また陳旧性心筋梗塞を有する低左心機能例で、予後不良とされる虚血性僧帽弁逆流を呈した拡大不全心に対し積極的に左室形成術を行い、良好な成績を得ている。また循環器内科と協力し、心房細動、心室頻拍に対する外科治療も積極的に行っている。

医療設備

MRI、MDCT(64列)、核医学診断装置、シネアンギオ装置、人工心肺、IABP、PCPS等。

「医者がすすめる専門病院 兵庫・京都・滋賀」(ライフ企画 2011年5月)

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