専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

市立ひらかた病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

小児科

分野

小児医療

特色

本院の基本理念は「心のかよう医療を行う信頼される病院」であり、特に子どもを安心して産み育てられる環境の整備を重視している。大学病院や地域医師会などのサポートを得て、北河内地域で唯一365日24時間体制の2次救急医療を行っていることが最大の特色である。その救急診療をベースにした急性疾患の総合診療を行うとともに、地域の基幹病院としての専門性の高い診療も提供している。さらに、障害児や子どもの虐待に関しては地域の療育、福祉施設などと連携を行っている。

症例数

外来患者数は1日平均80~90人。月から金まで午前診は一般外来3診で、午後は予約制で専門外来を1~3診で行っている。小児科の時間外救急患者数は年間18,383人で、うち救急搬送は1,224件。小児科病棟は36床で、うち4床は救急病床として夜間の緊急入院に備えている。年間入院患者数は10,748人(09年)

内分泌=岡空主任部長が担当。1型糖尿病のインスリン治療、生活指導、食事指導などを行い、患者会の支援も行っている。2型糖尿病の生活、食事指導、薬物療法、肥満児の生活指導などを行っている。その他、甲状腺疾患や成長ホルモン分泌不全性低身長のフォローアップを行っている

アレルギー=洪副部長が担当。気管支喘息に関しては近年発症が低年齢化していることもあり、乳児喘息(2歳未満)の診断、また学童期の喘息に関しては呼吸機能検査などに基づいた長期管理だけでなく発作時の対応方法の指導や、救急対応を行っている。アトピー性皮膚炎にはスキンケア指導を行ったり、食物アレルギーに関しては安易な食事制限はせず、制限が必要な場合は栄養課連携の上で代替食の相談などを行っている

神経・発達=柏木副部長が担当。365日24時間対応の救急体制が整備され、てんかん、熱性けいれん、脳炎・脳症などによるけいれんや意識障害などの神経症状に関しても緊急対応している。さらに、迅速かつ正確な診断や治療を行うための医療設備(CT・MRI・ビデオ脳波など)や診療体制が整えられており、てんかん患者だけでも約200人が通院中である。もう一つの特色としては、発達障害(広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害、学習障害)の診療を積極的に行っている。これらの疾患に対しては、大阪医科大学LDセンターとも連携し、疾患の診断や治療だけではなく、認知面や性格に関する配慮や支援を行っている。また、療育が必要と判断された脳性麻痺をはじめとする運動発達障害は市立幼児療育園との連携を図るなど、きめ細やかな診療体制が確立されている

腎疾患=松村医長が担当。ネフローゼ症候群、紫斑病性腎炎、IgA腎症、尿路感染、SLEなどの診断治療、必要に応じて腎生検を行っている。学校検尿異常の精査も適宜行っている

循環器疾患=非常勤医師、小田中医長が主に担当。川崎病の急性期、回復期の治療、エコー検査、先天性心疾患の診断などを行っている

消化器=各医師の担当。急性虫垂炎の診断、腸重積の診断、治療、異物誤飲などに対する対応を行っている。腹部エコーによる精査は週1度、主に非常勤医師が行っている

乳児健診=各医師の担当。当院で出生した新生児、乳児健診を行っている。また、市立保健センターの検診への協力などを行っている

予防接種=小田中医長をはじめ各医師が担当。健康小児のみならず、けいれん性疾患やアレルギー疾患など、基礎疾患を有する児へも積極的に啓発を行い、慎重に接種を行っている

発達・心理テスト=非常勤臨床心理士の担当。津守式、田研田中ビネー、WISCIIIなどの発達、知能テストを行っている。また、心理・性格テストも行い、適宜カウンセリングを施行している

外来診療=一般診療は月~金の午前11時30分まで受付。専門外来はすべて予約制。内分泌外来=火午後、アレルギー外来=木午後、神経外来=月・木の午後、腎外来=木午後、循環器外来=木午後、乳児健診=金午後、予防接種=月午後。

医療設備

CT、MRI、デジタル脳波(ビデオ脳波検査)、ABR、各種超音波検査、内視鏡検査、呼吸機能検査他。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

歯科口腔外科

分野

歯科口腔外科

特色

口腔顎顔面領域にみられる心身症(ストレス病・不定愁訴)に対して身体的・心理社会的な側面からの多面的な診断・治療を行っている。心理社会的側面での治療においては、一般心理療法を基盤にして、森田療法的アプローチ、解決志向ブリーフセラピー、交流分析療法、筋弛緩法やリラクゼーション法などを併用している。

症例数

09年度における口腔心身症初診症例数は約200例で、最多症例は舌痛症(舌がヒリヒリ痛い、痺れている)である。その他、口腔異常感症(口内に何とも言えない違和感がある)、味覚異常症(味がしない、変な味がするなど)、唾液異常感症(口が渇く、唾液が出過ぎる、粘っこいなど)、口腔不定疼痛(諸検査で異常のない原因不明の痛み)、歯列咬合異常感(原因不明の歯並びや噛み合わせの違和感)、顎関節症様愁訴(顎運動に関連して発症・増悪する咀嚼筋・顎関節部の違和感)、口臭症(原因不明の悩める口臭)、歯科治療恐怖症(歯科治療が怖くて受けられない)や過剰絞扼反射症(えづきがひどくて歯科治療が受けられない)などがみられる

★治療は、身体的対処としては歯・口腔処置や肩こり治療、向精神薬による薬物療法、心理社会的対処としては治療的対話を通じた認知・行動パターン修正や環境要因調整などを行っている

★治療成績は、5割以上の症状改善を示す症例の累積有効率は80%以上を占めている。

医療設備

バイオフィードバック・トレーナー、SSP電気治療器、遠赤外線照射治療器、ソフトレーザー、経皮的神経刺激療法治療器、心拍間変異分析器、唾液アミラーゼ測定器。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

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