専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

八尾市立病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

形成外科

分野

形成外科

特色

八尾市立病院は、1948年に日本医療団八尾病院(八尾町西郷)として開院した。50年に八尾市南太子堂へ移転後、市立八尾市民病院(53年に八尾市立病院)として開院した大阪府八尾市の公立病院である。04年5月に、地域医療の中核的役割を十分に発揮できる21世紀にふさわしい近代病院を目指し、JR久宝寺駅を中心とした大阪竜華都市拠点地区へ新築移転した。駅から徒歩5分と近接し極めて利便性が良い。病院の建物は周囲の景観とマッチし05年「第25回大阪まちなみ賞 奨励賞」を受賞している。08年6月より形成外科を新規開設し、診療を開始した。開設当初より可能な限り365日24時間体制でデグロービング外傷や切断指肢再接着を受け入れている。また、10年度より日本形成外科学会教育関連施設となっている。

症例数

09年の手術件数は301件(入院手術102例、外来手術199例)であった。そのうち手指の外傷症例は105例と1/3を占めており、関連大学病院との連携により今後、さらなる増加が見込まれる。皮膚腫瘍では、正確な診断、適切な切除範囲、整容的に優れた再建を目指している。腫瘍切除後や外傷後の広範囲皮膚欠損に関しても、院内の他科と協力し、それぞれの症例に最適な方法で再建を行っている。また、近年増加傾向にある、糖尿病や閉塞性動脈硬化症による難治性足部潰瘍・壊疽に対しても近隣他施設との連携により、歩ける足を残すことを目標に治療を進めていく。その他、体表外科として形成外科全領域にわたる治療を進めている。

医療設備

炭酸ガスレーザー、MRI、CT・3次元CT、超音波等。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

小児科

分野

小児医療

特色

04年春に新築移転し、患者本位の施設づくりを目指し、アメニティの充実、電子カルテの導入、最新医療機器を装備し、FBI方式による病院経営を行っている。当科は救急を含めた小児内科系疾患すべてに対応できるよう努めている。日頃の診療においては、公立病院として府下中河内地区での医療機関の中核となるよう、常勤医が1-2の担当領域を持って診療にあたっている。また、かかりつけ医制度の推進により、外来受診時に診療所の紹介状を持参された方を優先に診療し、入院依頼にも積極的に対応している。午前の一般外来は4診制で行い、待たさない診療を目標にしている。時間外救急診療は中河内地区輪番制を実施し、当科は火・土曜日を担当している。薬剤師、臨床検査技師、放射線技師は毎日当直している。長期入院の学童に対し市教育委員会による小・中の院内学級が設備されていて、近くの龍華小学校から専属の先生が来院され、勉学を続けることが出来る。また一時的な転校扱いにより、学業の履歴が継続される。八尾市の救急医療、小児保健関係の各種委員会に所属してこれらの事業に対し指導的役割を果たすとともに、大阪府小児医会・八尾市小児科医会に所属し地域医療や病診連携に寄与している。また、医学生のクリニカルクラークシップ、初期臨床研修医、専門医を目指した後期研修医を受け入れている教育研修病院である。

症例数

外来患者数は08年度年間21,779人、一日平均89.3人。急性期疾患が中心であるが、腎疾患、神経疾患、内分泌疾患などの慢性疾患も多数診療している

★入院患者治療は小児科単独病棟として一般病床39床(個室13、HCU 2、4床室6)、NICU6床。08年度の年間の新入院患者数は1,891名、延べ患者数は13,453名である。個室を隔離用にして救急入院患者に対応している。肺炎・クループ・気管支喘息などの呼吸器疾患820人(44%)、急性腸炎などの消化器疾患215人(11%)、けいれんなどの神経疾患122人(6%)、腎炎・ネフローゼ・尿路感染症などの尿路系疾患32人(2%)、川崎病55人(3%)

新生児未熟児診療=道之前医長が中心となり24時間体制で院内出生児・院外搬送児に対応し、未熟児や病的新生児の診断と治療を行っている。院内出産に対し、全員退院時診察を行うとともに、帝王切開やハイリスクの分娩には小児科医が立ち会っている。大阪府の地域周産期母子医療センター・新生児診療相互援助システム(NMCS)の協力医療機関である

乳児健診、予防接種=大坪副医長らが中心となり当院出生児以外にも対応している。地域の公費負担制度に適応

腎疾患=上田医長らが中心となりネフローゼ症候群、紫斑病性腎炎、IgA腎症等の慢性腎炎の他、学校検尿異常、多数の血尿、蛋白尿、尿路感染症の症例の診断治療および経過観察を行っている。腎生検は年間数例行い、大学腎グループと連携して診断および治療方針を決定している

神経疾患=井崎医長らが中心となりけいれん疾患を中心に診断、治療、管理指導を行っている

アレルギー疾患=濱田医長らが中心に気管支喘息、アトピー性皮膚炎の治療を行っている

血液疾患=髙瀬副院長と石原副医長が中心となり、小児から大人までの血友病A、血友病B、von Willebrand病等の先天性出血性疾患40人の診断と治療を行い、自己注射の指導や遺伝相談なども行っている

内分泌疾患=柴田副医長らが中心に検査と治療を行っている。成長ホルモン分泌不全性低身長・ターナー症候群等への成長ホルモン治療は20余りの患者に施行し、その他甲状腺疾患等にも対応している。

医療設備

CT、MRI・MRA、RI核医学検査、リニアック、各種超音波検査、ABR、脳波、呼吸機能検査、各種迅速検査、DEXA。その他先進設備が備わっている。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

歯科口腔外科

分野

歯科口腔外科

特色

外来ならびに入院診療を行っている。診療は歯肉の切開や骨の開削を必要とする埋伏歯(親知らず)の抜歯はもとより、腫瘍や嚢胞・外傷・感染症をはじめとする顎口腔疾患の治療を行っている。悪性腫瘍に対する治療は口腔癌の切除だけでなく全頚部郭清術や遊離皮弁移植術を含めた再建術も自科で行っている。なお、当科では埋伏歯の抜歯術に際しては、待たさない、痛くない、腫れないの「3ない」をモットーに手術を行っており、地域連携室を通じて予約すれば、初診当日に処置が可能(45歳以下の基礎疾患のない健常者に限る)。手術侵襲を最小限にし、術後点滴で腫れを抑える薬を投与したり、入院鎮静下に手術を行う事も可能である。

症例数

04年歯科口腔外科開設から5年経過し、年間外来初診患者数はここ数年1,700人を突破している

★外来手術件数は946~1,151件に増えた。その内訳は、埋伏歯の抜歯件数が500件を超え、ついで単純抜歯術の250件以上、そしてのう胞摘出術・口腔内消炎術・口腔外傷手術の順でった。入院手術件数は125~139件、うち全身麻酔症例は67~68件であった。入院手術ではのう胞摘出術と抜歯術が圧倒的で全体の約80%あり、悪性腫瘍切除術ならびに関連手術も25件を超えた。09年における口腔癌切除術の件数は18件、全頚部郭清術は8件行った。また治療成績(5年生存率)は66.4%(disease specific)であった

★05年10月より日本口腔外科学会専門医制度の規定による指定機関として認定された。08年度より大阪大学歯学部附属病院歯科医師臨床研修プログラムA(複合型)に参加し歯科研修医を受け入れている。また、歯科衛生士学校(2校)の実習生も受け入れている。

医療設備

X線CT、MRI、超音波エコー、レーザーメス、リニアックなど。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

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