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- 透析とは
- 透析(とうせき)は、腎臓の機能を人工的に代替することをさします。病気などによって腎臓の働きが失われ、腎不全に陥った患者が尿毒症になるのを防止するため、外的手段で血液の「老廃物除去」「電解質維持」「水分量維持」を行います。透析には血液透析と腹膜透析とがあり、血液透析では、患者に2本のカニューレを挿入し、血液を体外へ導出してろ過と溶質除去を行います。基本的に週に3回の通院が必要となります。一方の腹膜透析は、患者自身の腹膜を透析膜として利用する手法です。 1日に数回の透析液交換を患者自身で行うため、通院による拘束時間が血液透析と比較して短いのが長所ですが、合併症として腹膜炎や出口部感染が大きな問題となります。
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