マイコプラズマ肺炎
まいこぷらずまはいえん
もしかして... 肺炎
マイコプラズマ肺炎とは?
どんな病気か
マイコプラズマという病原体による、学童期に比較的多い肺炎です。昔は4年に一度流行していたので「オリンピック肺炎」などと呼ばれましたが、現在その傾向は崩れつつあります
原因は何か
マイコプラズマという細菌の感染によります。
症状の現れ方
感染している人と濃厚に接触してうつります。潜伏期間は2週間前後です。
主な症状は熱と咳です。とくに咳はひどく、喘息の子どもがマイコプラズマ肺炎に感染すると重い喘息発作を起こすことがあります。
合併症を起こすことは少ないです。
検査と診断
胸部X線検査により肺炎と診断し、血液検査でマイコプラズマの抗体を測定してマイコプラズマ肺炎の診断をします。
治療の方法
マイコプラズマに効果のある、マクロライド系の抗生剤を使います。これにより多くは2~3日以内に熱が下がります。
なお、子どもによく使われるペニシリン系やセフェム系の抗生剤はまったく効果がありません。
病気に気づいたらどうする
熱とひどい咳が3~4日以上続いたら早めに医療機関を受診してください。
とくに、小学生でこのような症状があったり、ペニシリン系やセフェム系の抗生剤を服用していても症状の改善がまったくみられない時は、この病気にかかっている可能性があります。
おすすめの記事
マイコプラズマ肺炎に関する病院口コミ
-
優しく親身な診察
Qさん 2017年11月15日投稿
40℃の高熱で、休日に救急病院へ行きましたが原因が分からず解熱剤のみ処方されました。 後日、こちらのクリニックで診察を受けました。 抗生物質、咳止め、解熱剤などが処方されましたが、回復せずに再び来院して… 続きをみる
-
連携が取れており診察までもスムーズ
ナースアンケート調査回答者さん 40代女性 2014年05月15日投稿
子どもがマイコプラズマ肺炎に罹患したときに通いました。 感染防止のため予防接種時は、一般の患者用と時間も分かれています。 診察前室も個室になっているため、小児は発熱していることも多いので、ベットに横に… 続きをみる
-
呼吸器疾患の診断に定評があります
医師アンケート調査回答者さん 40代女性 2014年02月13日投稿
近隣の公立病院の呼吸器内科で長く勤務されていた先生が開業された病院です。 呼吸器が専門で、アレルギーにも非常に詳しいです。 長く咳が続いたり、呼吸器症状がスッキリしない時は「ここ!」と言われることも多… 続きをみる
年末の29日微熱が出てすぐ下がり 病院もやってないので、30日にインフルエンザコロナ検査キットをやっても…