出典:家庭医学大全 6訂版(2011年)
自家感作性皮膚炎
じかかんさせいひふえん
自家感作性皮膚炎とは?
すでにある湿疹病変の原発巣が何らかの原因で急性増悪し、全身のほかの皮膚に小さな丘疹や紅斑がばらまかれたように多発する(撒布疹)状態です。
元の病変は接触皮膚炎や下腿の貨幣状湿疹が多く、原因としては変性した皮膚蛋白や細菌成分が新たな抗原となり、感作されて全身性に発症すると考えられています。原発巣の湿疹に続いて、漿液性のみずみずしい丘疹や紅斑が全身に多発し、強いかゆみを伴います。
元の病変の治療を行いつつ、撒布疹に対しても抗ヒスタミン薬の内服薬とステロイド外用薬を使います。重症例ではステロイド薬の内服を行うことがあります。
自家感作性皮膚炎と関連する症状・病気
自家感作性皮膚炎に関連する可能性がある薬
医療用医薬品の添付文書の記載をもとに、自家感作性皮膚炎に関連する可能性がある薬を紹介しています。
処方は医師によって決定されます。服薬は決して自己判断では行わず、必ず、医師、薬剤師に相談してください。
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グルコリン配合静注 ジェネリック
肝臓疾患用剤
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ビスミラー注5mg
抗ヒスタミン剤
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ヒベルナ注25mg
抗ヒスタミン剤
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アレロック顆粒0.5%
その他のアレルギー用薬
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エピナスチン塩酸塩錠20mg「杏林」 ジェネリック
その他のアレルギー用薬
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ロラタジンOD錠10mg「FFP」 ジェネリック
その他のアレルギー用薬
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プラデスミン配合錠 ジェネリック
副腎ホルモン剤
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ゼスラン小児用細粒0.6%
抗ヒスタミン剤
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フェキソフェナジン塩酸塩錠30mg「杏林」 ジェネリック
その他のアレルギー用薬
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オロパタジン塩酸塩錠2.5mg「杏林」 ジェネリック
その他のアレルギー用薬
・掲載している情報は薬剤師が監修して作成したものですが、内容を完全に保証するものではありません。
左手首のTFCCのため手首にサポーターをして仕事をしています。 20時間近く巻いたまま仕事をした後、外し…