肩がこる
かたがこる
もしかして... 肩こり
肩がこるとは?
どのような状態か
「肩がこる」とは、肩筋肉の固縮(筋が硬く、緊張した状態)をいいます。頭痛、あごや首の違和感、筋の痛みが肩こりに伴うこともあります。
強い緊張でなくても、特定の筋が静的に緊張することが長くなれば、過度の筋の収縮と緊張から血液が流れにくくなります。血流が停滞すると、体内で作られる代謝産物(カリウムイオン、乳酸など)が血管内にたまり、痛みが出ます。
痛みがあれば、筋の固縮が起きやすくなります。筋が固縮すると、ますます神経系を介して筋の緊張を強めるという悪循環が起きます。これを繰り返すうちに筋は弾力を失い、こった状態から痛みのある状態になっていきます。
このような現象は、長時間のコンピュータ業務など、手、腕、視力に負担が繰り返される作業や労働を行っている人に起きやすいものです。また、精神的緊張や噛み合わせが悪いと、噛みしめる動作を起こしやすくなりますが、噛みしめが長期に持続すると、噛みしめに関わる筋の固縮も持続します。
噛みしめに関わる筋には、閉口筋(口を閉じる筋:咬筋・内側翼突筋・側頭筋)、下あごを前に出す筋(外側翼突筋)、首から肩にかかる筋(僧帽筋)などがあります。
必要な検査と疑われる病気
噛み合わせが悪い時は歯科を受診します。歯列不正、歯牙欠損などによる噛み合わせ不良、筋痛症、顎関節の変形性関節症などについて検査します。必要に応じてX線やMRI検査を行います。
首や肩に主な原因があれば整形外科を受診し、やはり必要に応じてX線検査を行います。
不安などの精神的緊張が主な原因で長期化する場合は、内科、心療内科などの該当科で検査が行われます。
受診について
肩こりが長引くならば整形外科、歯科を受診しましょう。不安や精神的緊張が強ければ、内科などを通じて該当科を受診しましょう。
頚肩腕症候群に関連する可能性がある薬
医療用医薬品の添付文書の記載をもとに、頚肩腕症候群に関連する可能性がある薬を紹介しています。
処方は医師によって決定されます。服薬は決して自己判断では行わず、必ず、医師、薬剤師に相談してください。
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セレコックス錠100mg
解熱鎮痛消炎剤
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エペリゾン塩酸塩錠50mg「日新」 ジェネリック
鎮けい剤
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ロキソプロフェンNa錠60mg「OHA」 ジェネリック
解熱鎮痛消炎剤
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セルシン散1%
催眠鎮静剤,抗不安剤
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ロキソニン細粒10%
解熱鎮痛消炎剤
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アロフト錠20mg
鎮けい剤
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ナイキサン錠100mg
解熱鎮痛消炎剤
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ミオナール錠50mg
鎮けい剤
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クロルフェネシンカルバミン酸エステル錠250mg「ツルハラ」 ジェネリック
骨格筋弛緩剤
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ロキソプロフェンナトリウム錠60mg「クニヒロ」 ジェネリック
解熱鎮痛消炎剤
・掲載している情報は薬剤師が監修して作成したものですが、内容を完全に保証するものではありません。
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