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ニコチン性口内炎
にこちんせいこうないえん

もしかして... 口腔がん

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ニコチン性口内炎とは?

どんな病気か

 喫煙により口腔粘膜、とくに口蓋の粘膜が異常に厚く硬くなってしまう病変です。

原因は何か

 喫煙歴の長いヘビースモーカーにみられるため、たばこが原因であることは間違いありません。しかし、たばこのニコチンのみが直接の原因かどうかは不明で、たばこの煙に含まれるその他の化学物質、あるいはパイプ喫煙時の熱刺激などが複雑に関係していると考えられます。

症状の現れ方

 口蓋粘膜は白色に肥厚し、時に表面がシワ状あるいは敷石状になることもあります。また口蓋粘膜に点在する小唾液腺が炎症により赤く腫脹する(はれる)ため、白い口蓋粘膜に赤い点が散在しているように見えることが特徴です(図1図1 ニコチン性口内炎)。自覚症状はほとんどありませんが、時にしみることもあります。

治療の方法

 臨床症状や喫煙歴などから診断は容易で、通常組織検査は不要です。禁煙により、数週間から数カ月で改善します。

 ニコチン性口内炎そのものは厳密な意味での前がん病変ではありませんが、喫煙と口腔がんとの因果関係は強く、口腔がん予防の意味からも禁煙の意義は大きいでしょう。

(執筆者:脳神経疾患研究所附属南東北病院口腔がん治療センター長 瀬戸 晥一)

口内炎に関連する可能性がある薬

医療用医薬品の添付文書の記載をもとに、口内炎に関連する可能性がある薬を紹介しています。

処方は医師によって決定されます。服薬は決して自己判断では行わず、必ず、医師、薬剤師に相談してください。

・掲載している情報は薬剤師が監修して作成したものですが、内容を完全に保証するものではありません。

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