虫刺症
ちゅうししょう
虫刺症とは?
どんな病気か
蚊、ブヨ、ノミなどの昆虫や、イエダニなどの吸血性ダニに刺されて生じた皮膚炎です。毒蛾などの幼虫や成虫の毒毛との接触により生じた皮膚炎(毛虫皮膚炎や毒蛾皮膚炎)も含まれます。
症状の現れ方
刺されたあと30分以内に、かゆみを伴うやや隆起した赤い発疹が現れます。1~2時間後には発疹は消失あるいは軽減しますが、6~48時間後に再びかゆみを伴う赤い発疹が生じます。時に水ぶくれとなる場合もあります。
ノミやイエダニでは6時間以後に反応が出てくることが多く、虫刺されに気づかないこともあります。毛虫皮膚炎や毒蛾皮膚炎では、やや隆起した赤い発疹が多数集まって現れます。
治療の方法
発疹に対してはステロイド外用薬を塗布し、症状が強い場合にはステロイド薬を短期間内服します。可能なかぎり原因となる虫を特定して、再び同じ発疹が出ないような対策をとることが必要です。
病気に気づいたらどうする
かゆみのために引っかいて症状が悪化するので、引っかかないように気をつけます。近くの皮膚科専門医のいる医療機関を受診して診断、治療を受けます。
刺虫症に関連する可能性がある薬
医療用医薬品の添付文書の記載をもとに、刺虫症に関連する可能性がある薬を紹介しています。
処方は医師によって決定されます。服薬は決して自己判断では行わず、必ず、医師、薬剤師に相談してください。
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ビスミラー注5mg
抗ヒスタミン剤
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ソル・コーテフ注射用100mg[注射剤]
副腎ホルモン剤
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リノロサール注射液2mg(0.4%) ジェネリック
副腎ホルモン剤
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プレドニゾロン散「タケダ」1%
副腎ホルモン剤
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スチックゼノールA
鎮痛,鎮痒,収斂,消炎剤
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アリメジンシロップ0.05%
抗ヒスタミン剤
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ベトネベート軟膏0.12%
鎮痛,鎮痒,収斂,消炎剤
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アルメタ軟膏
鎮痛,鎮痒,収斂,消炎剤
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水溶性プレドニン10mg
副腎ホルモン剤
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デルモベートクリーム0.05%
鎮痛,鎮痒,収斂,消炎剤
・掲載している情報は薬剤師が監修して作成したものですが、内容を完全に保証するものではありません。
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