専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

神奈川県立足柄上病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

整形外科

分野

整形外科

特色

県立足柄上病院は神奈川県西部の中核病院として高度専門医療・救急専門医療・災害医療など地域特性に対応した医療を提供している。整形外科では24時間オンコール体制で救急患者の対応を行っている。毎日整形外科医師全員でカンファレンスを行い、当日撮影した画像確認や治療方針について討論している。また地域の連携診療所医師とも定期的にカンファレンスを行い病診連携を推進し、学術的な討論ではお互いに積極的に意見交換をして全体のレベルアップも図っている。年齢や疾患の病態、患者さんのニーズに応じた方法で手術を行い良好な結果を得ており、国内外の学会等でその成績を発信し評価を得ている。当院は東名高速道路、大井松田インターチェンジから車で5分、JR線松田駅・小田急線新松田駅から徒歩で5分と交通の便も良い病院である。

症例数

11年の整形外科新患者数は4,807人であった。外来は原則として予約制をとっているが、初診や緊急はこの限りではない

★毎週月曜午後には関節リウマチの専門外来を開いている。従来の抗リウマチ薬に加え、近年登場した生物学的製剤による治療も取り入れ、治療成績の向上につながっている。神奈川県内のリウマチ専門施設との連携も良好で定期的な会合をもち最新の情報取得にも心がけている

★11年の全手術件数は412例であった。このうち人工関節置換術は12例、脊椎手術23例、前十字靭帯再建術4例であった。12年は12月途中の時点で445例と11年度の症例数を超えている

★特に人工関節手術は43例で、その内訳は人工膝関節全置換術21例、人工股関節全置換術19例、人工股関節再置換術3例で、その数は増加している。人工関節はその耐久性の問題から、将来再置換術が必要になることがある。足柄上病院では初回手術の際、将来の再置換術も視野に入れた手術を試みている。また比較的若く変形の少ない関節症例には骨切り手術も行っている

★12年の脊椎手術では34例で、腰椎後方固定術11例、椎間板ヘルニア手術6例、開窓除圧術は14例で、こちらも11年を上回る症例数である。11年の骨折に対する手術は233例であった。このうち大腿骨近位部の骨折は113例(人工骨頭置換術38例、骨接合術75例)であった。12年の骨折に対する手術は234例で、11年同等。大腿骨近位部の骨折は113例(人工骨頭置換術32例、骨接合術81例)であった

★多くの手術症例にクリニカルパス(治療計画表)を用いて早期離床、早期リハビリ、早期退院をめざしている。またより安全に手術が行えるように、回収式自己血輸血装置やサージカルヘルメットシステムの導入や、血栓塞栓症の予防も怠っていない。

医療設備

MRI、マルチヘリカルCT、RI、リニアック、血管連続撮影装置、骨密度測定装置、電気生理学的検査機器、脈波測定装置、回収洗浄式自己血装置、血栓予防フットポンプなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

小児科

分野

小児医療

特色

神奈川県立足柄上病院は神奈川県西部にあり、足柄上地区唯一の総合病院として地域の小児医療の中核を担っている。我々の仕事は大きく分けると一般小児科業務、地域医療業務、専門診療としての小児アレルギー業務の3つに分けられる

★まず当院小児科は足柄上地域で唯一の、小児科で入院可能な総合病院。近隣の開業医の先生方との積極的な連携により、西湘地区から静岡県東部まで広範囲の地域の紹介を積極的に受け入れ、2次病院として肺炎、喘息、胃腸炎などの入院診療を行っている。当院での対応が難しい症例については大学病院の先生方のご協力を頂き、必要であれば患者さんを紹介ないし搬送している。時間外診療をご希望の場合は必ず予めご連絡のうえご来院ください。原則的に平日は午後7時まで、土曜日は翌朝8時30分まで、日曜日・祝日は午後7時まで診療を行っているが、状況によってはお受けできないこともある

★地域医療の一環として南足柄市福祉保健センターでの健診に協力している。また、12度は地元の医師会からの依頼を受け小児心肺蘇生や食物アレルギーなどの講義、近隣の小学校からの依頼で食物アレルギーに関する講演などを行っている

★小児アレルギー分野については、食物アレルギー、気管支喘息を中心に診療を行っている。特に食物アレルギーは年間400人以上のペースで経口食物負荷試験を日帰り入院で行っており、県内でも有数の症例数を誇る。その結果は適宜アレルギー関連学会で発表しており、関係者の注目を集めている。

症例数

公称病床数は新生児・未熟児3床、一般小児19床。入院患者数は年間1142人、外来患者数1日平均41.3人。一般外来は原則として2診制で行っている。疾患は呼吸器感染症、消化器感染症、アレルギー性疾患、川崎病、尿路感染症、神経性疾患などなど多岐にわたる。小児専門病院での診療が必要と判断した場合には横浜市立大学小児科、神奈川県立こども医療センター、東海大学、静岡てんかん・神経医療センターなどに依頼することもある

アレルギー外来=奥医長、真部医長が担当。日本アレルギー学会認定教育施設であり、気管支喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、花粉症などをガイドラインに基づいた治療を行っている

慢性疾患外来=高橋医師(非常勤)が担当。肝炎などの慢性感染症、膠原病、障害のある方の外来で成人の患者さんも多い

発達外来=富田医長が担当。未熟児や病的新生児をフォローし、育児相談にも積極的に対応している。早産児にシナジス筋注を行っている

思春期外来=徳弘医師(非常勤)が担当。糖尿病、低身長、甲状腺疾患、ウィルソン病などの内分泌・代謝疾患の患者さんの治療・フォローを行っている

予防接種外来=富田医長が担当。各種の定期予防接種および任意予防接種を行っている。ただし、-定期予防接種は市町村との契約内容によって決まるため、お近くにお住まいの方でも施行できない場合があり、事前の確認が必要。シナジス筋注も行っている

1カ月健診=富田医長が担当。乳児の診察だけでなく、お母様方の悩みなどの解消にも積極的に取り組んでいます。対象者は原則として院内出生のみとしている

★小児科ではないが、助産師による母乳外来もあり、母乳育児の推進と発育状態のチェックを行っている。お母様方の心配事の相談にものっている。気がかりな点がある赤ちゃんに対しては、小児科医と協力してケアに当たっている。

医療設備

CT、MRI、US、脳波、骨密度、シンチグラフィーなど。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 ◎
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 神奈川」(ライフ企画)

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