専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

JCHO金沢病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器・一般外科

分野

消化器・一般外科

特色

胃、大腸、肝臓、胆道、膵臓を中心とする消化器外科領域の疾患を対象に、専門的な治療を行っている。特に鏡視下手術を積極的に施行することにより手術の低侵襲化をはかっている。内視鏡的治療も積極的に行っている。また、当院の健康管理センターとも連携・協力し、乳癌、甲状腺癌の早期発見に努めており、その外科的治療も積極的に行っている。その他、肛門疾患、鼠径ヘルニアなどの外科的疾患一般についても幅広く取り扱っている。

症例数

年間の全手術症例は約300例で、全身麻酔手術症例の約67%は腹腔鏡手術を行っている。年間の内視鏡検査数は胃内視鏡検査が約4,500例、下部大腸内視鏡検査が約1,800例、全大腸内視鏡検査が約600例、ERCPが約50例である。当科で主に行われている手術は、悪性疾患では胃癌、大腸癌、乳癌が多く、良性疾患では、胆石症、鼠径ヘルニアや急性虫垂炎などである。胃癌の年間手術症例は約30例、大腸癌は約40例で、胃癌症例の約60%と大腸癌症例の約75%は腹腔鏡手術を行っている。胆石症例に関しては年間約40例の手術が行われており、腹腔鏡下胆嚢摘出術を標準術式としている。急性胆嚢炎症例や総胆管結石症例に対しても積極的に腹腔鏡手術を行っている。鼠径ヘルニアの年間手術症例は約50例で、腹腔鏡下ヘルニア修復術を標準術式として全身麻酔下に行っている。急性虫垂炎に対しても腹腔鏡手術を標準術式としている。また、早期胃癌や早期大腸癌・大腸腺腫に対しては、内視鏡的治療も積極的に行っており、2008年度の内視鏡的切除は上部消化管が約10例、下部消化管が約220例であった。

医療設備

MRI、CT、血管造影設備、内視鏡関連器具一式、マンモグラフィ、マンモトーム。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

腎臓内科

分野

腎臓内科

特色

急性および慢性腎炎や糖尿病、膠原病、高血圧、その他の原因による二次性腎障害など、腎臓病のあらゆる分野に対応し、予防から治療、腎不全対策を行っている。保存期慢性腎不全では、薬物療法だけでなく食事療法など、日常生活全般の指導に力を入れている。透析療法は、血液透析および腹膜透析(CAPD)を行っており、患者のニーズに応じて適応を決めている。また重症患者における多臓器不全に対しても、循環器内科や呼吸器内科などとも連携し、積極的に体外循環治療を行っている。

症例数

原発性および二次性の腎疾患に対し、年間20~30例の腎生検を行い、組織診断に基づいた治療を行っている

★慢性腎不全では、毎年10~15例の透析導入があり、現在血液透析100例(血液濾過透析も含む)、CAPD15例(うち4例は血液透析と併用)の患者を管理している

★その他、定期的な血液浄化療法として、家族性高コレステロール患者3例に対し、LDL吸着療法を行っている。また、劇症肝炎、薬物中毒、種々の免疫異常に基づく疾患に対し、必要に応じて血液浄化治療を行っている

★近年、腎不全の進行を遅らせるため集学的な治療を行い、いわゆる寛解状態となり得る方が多くなっている。腎不全の進行防止に看護師、栄養師と共に全力で取り組んでいる

★最近の問題として糖尿病性腎症患者の増加があげられる。社会問題ともいえることであり、糖尿病専門医と連携を密にして予防に努めることが重要と考え、対応している。

医療設備

血液透析、血液濾過透析、血漿交換、腹膜透析、CT、MRI、US、血管造影など。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

リウマチ・膠原病内科

分野

リウマチ・膠原病内科

特色

関節リウマチ、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデスを中心とするリウマチ性疾患の診療が専門。整形外科・内科の連携を密にして待ち時間を極力減らすため、関節リウマチに関しては、1999年より専門外来診察日を特別に設け、整形・内科の診察室を隣り合わせにして2科の診察を連続して受けられるように便宜を図っている。生物学的製剤による治療を行っている。

症例数

リウマチ性疾患の月間外来患者数は約200人。整形外科、腎臓・膠原病内科を同じ病棟にすることにより、リウマチ患者に関しては、外来から入院まで一貫して整形・内科の2人主治医体制を継続できるようにしている。難治性の膠原病については、血液浄化療法(血漿交換療法・免疫吸着療法)を積極的に取り入れており、ステロイドの減量、早期の社会復帰に効力を発揮している、内科的には、抗リウマチ薬・ステロイドの副作用予防と、それに関連した動脈硬化の進行の予防、骨粗鬆症の進行防止にも治療早期より取り組んでいる。外科的治療としては、膝・肘・股関節を中心とした人工関節置換術、頸椎固定術、滑膜切除術を行い良好な成績をあげている。近年、生物学的製剤による治療で高い効果を得ている。

医療設備

MRI、CT、超音波、骨密度測定(DEXA)、核医学診断装置、内視鏡、血管造影、血液浄化療法センター、リハビリセンター。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

脳神経外科

分野

脳神経外科

特色

地域の基幹病院として、救急は24時間オンコール体制で対応。脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷を中心に、脊髄疾患や顔面痙攣・三叉神経痛など全般にわたり診療する。近隣開業医との病診連携を大切に、患者さんのQOLを重視している。発病初期からリハビリテーションまで、一貫して治療を行うチーム医療を心掛けている。

症例数

年間入院患者数は約250人、年間手術件数は脳動脈瘤、脳内出血20例、内頸動脈内膜剥離術8例、脳腫瘍8例、外傷10例、脊髄疾患8例、血管内手術6例、その他

★クモ膜下出血に対しては、早期開頭手術を原則としているが、症例により血管内手術による瘤内塞栓術も行っている。重症例が少ないため80%以上が独歩退院している

★脳内出血には、開頭手術と内視鏡手術、定位脳手術を選択しており、早期リハビリを行っている

★脳腫瘍に対しては、腫瘍の種類や発生部位にもよるが、低侵襲・QOLを尊重した治療法を検討して行っている。症例により、化学療法や放射線療法を追加する

★脊髄疾患では保存的治療も行い、手術に際しても早期離床のできるように治療法を選んでいる

★脳梗塞に対しては、可及的短時間に主幹動脈病変の有無をMRIや頸動脈エコーで検査し、超急性期の血栓溶解療法やバルーンによる血管形成術を行っている。内頸動脈内膜剥離術も年々増加し、今まで100症例以上経験し、手術合併症は2%以下

★年間脳血管撮影約150例。虚血性心疾患の疑われる場合には循環器内科と連携して、頭頸部と心血管の血管撮影を同時に行っている

★脳ドックで発見された脳動脈瘤や脳梗塞には精査を行い、十分に説明をした上で治療を行い経過観察をしている。

医療設備

MRI、CT、DSA、SPECT、頸部血管エコー、CUSA、レーザー、脳ドック。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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