専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

紀南病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

心臓センター・循環器科

分野

循環器科

特色

心臓血管外科とともに心臓センターを設立し、地域完結型の循環器診療を実践している。紀南地方一円の患者さんが受診されるため患者数は多く、疾患も多岐にわたる。また365日24時間救急対応しており重症例も多く、ドクターヘリでの救急搬送もある。診療は各ガイドラインに沿って行っており、インフォームド・コンセントに基づいた患者さん本位の診療を心がけている。病棟は心臓センターとしてICU6床、HCU2床を含めて50床で、毎日心臓血管外科とカンファレンスを行い、連携して診療にあったっている。また、地域との病診連携を重視し、急性心筋梗塞の地域連携パスも稼働している。

症例数

年間入院患数736人。疾患は、冠動脈疾患、末梢動脈疾患、心不全、弁膜症、不整脈、大動脈疾患、心筋症などが多い。運動負荷心電図1,982件。ホルター心電図303件。経胸壁心エコー4,982件。経食道心エコー42件。頚動脈エコー413件。下肢血管エコー487件。ABI656件。心筋シンチグラム167件。冠動脈CT201件。冠動脈造影615件。冠動脈インターベンション207件。末梢動脈インターベンション58件

外来診療=月~金。受付は午前8時30分~11時。再診・初診とも予約制だが、初診・救急は予約なしでも受け入れ可能。時間外も救急部で24時間受け入れ可能。

医療設備

血管撮影装置はPHILIPS社フラットパネル2台。心エコー装置6台、その他救急処置室、ICU、病棟にも常備。血管内エコー装置、OCT、シンチグラフィー、CT64列1台・16列1台、MRI、経皮的心肺補助装置、大動脈内バルーンパンピング、持続的血液濾過透析装置、血液透析装置など。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

小児科

分野

小児医療

特色

当科では7人の小児科医が、和歌山県中部から南部地方までの地域で、プライマリケアから各医師の専門分野における高度医療まで、幅広い医療提供を行っている。和歌山県地域周産期母子医療センターとして産婦人科医師と協力し、安心して出産できるよう、未熟児やハイリスク児の分娩に対応している。また、新生児から中学生までの急性疾患、慢性疾患の診断・治療を行うとともに、小児科医が365日24時間待機し、重症患者に対応。年間救急車受入数は約300件。当直時間帯での患者数は年間3,000~5,000人を数える。また、乳幼児健診における育児支援やワクチン外来でハイリスク児への接種なども行っている。紹介患者に関しては、原則的にすべて受け入れ、急性疾患は早期入院、早期退院を目指している。重症稀有疾患については、家族の希望を聞き、最も適した高度医療施設を紹介している。和歌山県立医科大学へは、ドクターヘリによる安全かつ迅速な搬送が実現している。日本小児科学会専門医研修施設、日本周産期新生児学会専門医研修施設、日本小児循環器学会専門医研修施設に認定されている。

症例数

入院病床数は小児科一般病棟が22床、NICU病棟が6床、GCU4床。小児科外来患者数は1日平均70人、年間入院患者数は小児科一般病棟約800人、約NICU病棟180人で推移している。時間外救急外来患者数は1日平均11人。分娩数は年間900人。一般病棟の入院患者は肺炎、気管支炎、胃腸炎などの感染性急性疾患、その他気管支喘息発作や髄膜炎、川崎病、けいれん重積等の疾患が主体である。呼吸管理が必要な児や重症児はICUにて管理を行う。NICU病棟の入院患者は早期産による低出生体重児や肺炎等の細菌感染症、呼吸不全などが主体である。低酸素性虚血性脳症に対する脳低温療法も施行している。在胎26週以降は受け入れ可能であるが、在胎26週未満および小児外科疾患は受け入れていない

未熟児・新生児外来=宮脇医師が担当。NICU退院後の低出生体重児の発達経過観察や、特殊予防接種を実施している

内分泌外来=宮脇医師が担当。低身長の精査、糖尿病や甲状腺疾患をはじめとした各種内分泌疾患の診断・治療を行っている

循環器外来=渋田医師が担当。先天性心疾患や川崎病、不整脈の定期的な経過観察を行っている。心臓カテーテル検査や手術の必要な患児に対しては、和歌山県立医大病院をはじめ、近畿の高度医療施設とも連携を図っている

神経外来=泉医師が担当。てんかんを中心に、神経疾患の診断や治療、抗てんかん剤の管理指導を行っている。また水曜日午後に脳波カンファレンスを開催している

腎臓外来=非常勤医師(和歌山県立医大小児科教授)、当番医師が担当。ネフローゼ症候群や腎炎の薬物治療を含めた長期管理、血尿・蛋白尿の精査を行っている。腎生検は和歌山県立医大病院に紹介している

遺伝外来=非常勤医師(月野医師)が担当。ダウン症などの遺伝カウンセリング、長期フォローを行っている

発達外来=各保健所における乳幼児健診などで発達遅延を指摘された児の定期的なフォローや知能検査、療育指導や相談などを行っている

アレルギー外来=気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーを中心に治療ガイドラインに沿った原則的な治療を行っている

予防接種=基礎疾患やハイリスク児を中心に接種を行っている

1カ月健診=健常新生児を中心に、発育・発達のチェックや母親の育児相談を行っている。

医療設備

MRI、CT、各種超音波検査、脳波、ABR、各種シンチグラムなど。

「医者がすすめる専門病院 大阪・奈良」(ライフ企画 2011年5月)

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