京都府立医科大学附属北部医療センター(京都府与謝郡与謝野町)が名医に推薦されている分野
住所 | 〒629-2261 京都府与謝郡与謝野町字男山481地図を見る |
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電話番号 | 0772-46-3371 |
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
京都府立医科大学附属北部医療センターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
消化器科
分野 |
消化器・一般内科 |
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特色 |
当院は京都府立医科大学附属病院を中心とした医療センターに属しているため、常勤医のほとんどが京都府立医科大学の助教以上を併任し、人事面でも交流が深く、京都府北部の医療過疎地域にありながら医療レベルの確保に努めている。しかしながら、周辺医療機関が充足していないこともあり、1次救急から2次・3次救急に特化できずに対応しているのが実状で、消化器科医は消化器疾患のみならず内科全般にわたり幅広く診療にあたっている。また周辺の医療機関と地域連携を密にしているため、患者の紹介が多く、病床・スタッフの数のわりに検査や治療件数が多い。特に消化管出血・急性膵炎・閉塞性黄疸などの救急症例が多いため24時間のオンコール体制を整えている。 |
症例数 |
消化器科ベッド数48+α、消化器科としての09年度の年間新入院患者数は延べ1,149人、平均在院日数は16.3日、年間外来患者数は延べ10,082人。09年度の検査・治療件数は、上部消化管内視鏡検査(経鼻内視鏡含む)2,300例、食道静脈瘤硬化療法(結紮術を含む)5例、上部消化管出血に対する内視鏡止血術44例、胃腺腫・早期胃癌に対する内視鏡的粘膜切開剥離術(EMR含む)33例、胃瘻造設術62例、カプセル内視鏡7例、小腸内視鏡(経口、経肛門合計)2例、下部消化管内視鏡836例、下部内視鏡的粘膜切除術189例、ERCP35例、内視鏡的胆道治療(ステント留置、結石除去など)107例、経皮的胆嚢・胆管ドレナージ49例、上腹部超音波検査1,892例、腹部血管造影(肝動脈塞栓術も含む)113例、経皮的エタノール注入療法(PEIT)37例、経皮的ラジオ波焼灼療法(RFA)19例 ★消化管疾患=緊急内視鏡治療の占める割合が大きく、出血性胃・十二指腸潰瘍に対して内視鏡的止血術、食道静脈瘤出血に対しては内視鏡的硬化療法および結紮術を行っている。また近年小腸出血に対してのカプセル内視鏡での診断、小腸内視鏡での治療も行っている。食道・胃・大腸癌に対しては上下部内視鏡により早期発見に努め、病期・症例に応じて適切な治療法を選択し、早期の適応症例については粘膜切開剥離術も含めた内視鏡的粘膜切除術、進行した手術適応外症例には分子標的療法を含む抗癌剤による化学療法を行っている。他に潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患に対して免疫抑制剤投与や白血球除去療法なども行っている。またヘリコバクター・ピロリ菌感染者に対しては、以前より除菌療法に積極的に取り組み、胃十二指腸潰瘍の再発・吐血患者の緊急内視鏡検査の減少に寄与している ★肝疾患=C型慢性肝炎に対しては現在最も効果の高いペグインターフェロン、リバビリン併用療法を積極的に行っている。B型慢性肝炎に対しては適応を考慮したうえでインターフェロン治療やエンテカビルなどの抗ウイルス薬内服による治療を行っている。肝細胞癌に対しては、腹部超音波・CT・MRI検査により早期発見に努めラジオ波焼灼療法(RFA)やエタノール注入療法(PEIT)の他、経カテーテル的肝動脈塞栓術(TAE)や肝動脈動注化学療法、抗癌剤内服療法などを適応に応じ集学的に行っている。また転移性肝癌へのRFAや埋め込み式リザーバーを用いた肝動脈動注化学療法も行っている ★胆・膵疾患=総胆管結石に対しては十二指腸乳頭切開術、さらに結石砕石除去、悪性胆道狭窄に対しては内視鏡的もしくは経皮的ステント留置を症例に応じて選択している。急性膵炎に対してはその重症度に応じて、一般的な治療からタンパク分解酵素阻害剤の持続的動注療法や持続的血液濾過透析(CHDF)など集学的に行っている。膵癌・胆道癌に対しては診断および手術適応の精査のため、超音波内視鏡(EUS)およびEUS下穿刺吸引細胞診を行っているが、手術適応のある症例は少なく、塩酸ゲムシタビンなどの抗癌剤による化学療法を中心に行っている。 |
医療設備 |
MR、CT、電子ファイバースコープ(上部消化管、下部消化管、小腸)、カプセル内視鏡、超音波装置など。 |
「医者がすすめる専門病院 兵庫・京都・滋賀」(ライフ企画 2011年5月)
皮膚科
分野 |
皮膚科 |
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特色 |
京都府北部の中核病院であるため、すべての皮膚疾患を対象に診察を行っている。06年12月より地域医療支援病院として承認を受け、より詳しい検査や入院、手術などの専門的な医療が必要と判断され紹介された患者に対し、適切な医療を提供することを目的に、地域の医療機関(かかりつけ医)を支援している。 |
症例数 |
1日平均患者数約30人、年間手術件数約30件(手術日:木曜日)。入院が必要な皮膚疾患(重症の帯状疱疹、蜂巣炎、難治性の皮膚潰瘍、アトピー性皮膚炎の急性増悪、皮膚腫瘍に対する手術療法等)に対応している。アトピー性皮膚炎のスキンケア、症状に適したステロイド外用剤の選択、外用法の指導、一般的な生活指導(食事、運動、ストレス対策等)にも力を入れている。接触皮膚炎、薬疹に対しては原因検索のため、希望があればパッチテスト等の検査を積極的行っている。尋常性乾癬、尋常性白斑などに対する紫外線療法も可能。足白癬、爪白癬、帯状疱疹、とびひ、ウイルス性イボなど、皮膚感染症の治療経験も豊富である。色素性母斑、粉瘤、線維腫など皮膚良性腫瘍、日光角化症などの前癌病変(放っておくと皮膚癌になるもの)や基底細胞癌、有棘細胞癌、隆起性皮膚線維肉腫など皮膚悪性腫瘍(いわゆる皮膚癌)の手術にも対応している。その他、ニキビ、熱傷(やけど:外来で対応できるものから植皮が必要な例も)、ケロイド、じんま疹、皮脂欠乏性湿疹、脂漏性湿疹、掌せき膿疱症、床ずれなど、一般的な皮膚科の診察を行っている。 |
医療設備 |
医療用紫外線装置。 |
「医者がすすめる専門病院 兵庫・京都・滋賀」(ライフ企画 2011年5月)
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診療科目:消化器科
50代以上男性 2017年11月28日投稿
本当の意味でのファミリードクターとしてお世話になっています。 病名・症状にかわりなく、いついかなる時も適格に説明いただき信頼がおける医師です。 今の先生になってからは、…続きをみる