専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

千葉市立海浜病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

循環器内科

分野

循環器科

特色

ICUを備えた地域の中核病院として虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)、弁膜症、心不全、不整脈などの急性期治療に重点を置いており、冠動脈・末梢血管のカテーテル治療やペースメーカー手術を行っている。また心臓血管外科と協力して統合的な循環器診療を提供するよう努めている。

症例数

年間入院患者数500人、ホルタ―心電図600件、心臓超音波1,700件、心臓核医学検査250件、心臓カテーテル検査400件

虚血性心疾患=冠動脈インターベンションは年間100~120件、初期成功率は95%、橈骨動脈からのアプローチを基本としている。急性冠症候群に対してはできるだけ緊急に対応し、多枝や複雑病変については心臓血管外科とバイパス手術も検討している

心不全=薬物治療が基本であるが、重症例では人工呼吸器や循環補助装置を用いた治療も行う。弁膜症については心臓血管外科と手術を検討する

不整脈=ペースメーカー手術は新規と交換合わせて年間40~50件を行っている。カテーテルアブレーションや植え込み型除細動器については、外来にて千葉大学病院の非常勤専門医に相談可能である

大動脈・末梢血管=末梢血管のカテーテル治療は年間10件、腸骨動脈領域を主に行っている。大動脈瘤については心臓血管外科とステントグラフト治療も検討する。

医療設備

CCU・ICU、心血管カテーテル装置、心臓超音波(経食道を含む)、ホルタ―心電図、トレッドミル検査、心臓核医学検査、CT、MRI、大動脈内バルーンパンピング、心肺補助装置など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

産科

分野

産婦人科

特色

★10年5月に地域周産期母子医療センターに認定され、現在母体・胎児集中治療室を3床有している。切迫早産、早期前期破水、多胎妊娠、胎児発育不全、妊娠高血圧症候群、前置胎盤などを中心としたハイリスク妊娠妊婦の外来紹介および母体搬送の受け入れを積極的に行っている。当院で出生した早産児および低出生体重児は当院新生児科で管理を行っている。このようにハイリスク妊娠の受け入れを行っているため、ローリスク妊娠の分娩予約数には現在制限をかけており、また帰省分娩も受け入れていない

★呼吸器内科、代謝内分泌内科、精神科、小児外科は併設されていないため、それらの疾患を合併した妊婦および胎児奇形等の受け入れは積極的に行っていない

★また、臨床遺伝専門医の資格を所有している医師(飯塚)がいるため、遺伝カウンセリングおよび羊水細胞染色体検査による出生前診断も行っている。また、04年より助産師外来を開設し、ローリスク妊娠の妊婦健診は助産師主導で行っている。正常経腟分娩はLDR(陣痛・分娩・回復)室3床で行っている。

症例数

分娩数は年間500~600例であり、うち双胎分娩数は50~60例である。また、年間の母体搬送受け入れ数は150~160例である。帝王切開は年間約200例行っている。

医療設備

分娩監視集中管理システム、超音波診断装置(カラードプラ)、MRI、ヘリカルCT。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

新生児科

分野

小児医療

特色

84年の開院以来①地域中核病院として高度・特殊医療を分担する。②救急・急病センター的役割を受け持つ。③地域の医療機関と連携を保ち機能分担を図る。④卒後初期・後期研修医と近隣の医療機関の医師が臨床や研修に利用できる施設。-が理念。新生児科は、病気や未熟性をもって生まれた赤ちゃんの治療をする科で、生まれてから産婦人科を退院するまでのお子さんを対象として入院を受け入れている。ベッド数はNICU(重症児の治療室)12床、GCU(回復した児の治療室)30床、計42床。医師6人、看護師40人で治療にあたり、年間約300人(人工呼吸器使用110例)の入院を受け入れている。

症例数

未熟児を出産することが予想される妊婦さんや、お腹のお子さんに何らかの病気が疑われる妊婦さんについては、当院の産婦人科と協力してあらかじめ入院して頂き、出産の時点から治療を開始できるように努めている。また、院外で重症のお子さんが生まれる場合には救急車で医師と看護師が出向く、お迎え搬送を24時間体制で行っている。当院には小児外科や脳神経外科がないため、お子さんに手術をようする病気が見つかった場合には、千葉県こども病院、千葉大学付属病院などに搬送している

★入院中は、お子さんが家族から離れて治療を受けることになるため、カンガルーケアという方法でご両親ごお子さんの間の、絆の形成に努めている。また、保育日誌を利用してご両親とコミニュケーションを図っている。そのための検診外来を、毎週水曜日午後に設けている(予約制)。また、電話相談や保健師さんとの連絡を通して育児の心配事を解決できるように努めている。さらに、臨床心理士による発達検査やカウンセリングも行っている

★10年5月より地域周産期母子医療センターとして、参加と連携し、お産周辺時期(妊娠後期から新生児早期)の母児の安全のため、24時間周産期搬送受入れ体制を強化した。08年より周産期治療に関わる人のために、新生児蘇生講習会を開催している

★また、日本小児科学会、小児神経学会専門医研修施設、周産期・新生児医学会暫定基幹研修施設であり、小児科や産科との合同カンファレンス、放射線医との画像診断カンファレンスも行っている。11年度の新生児科入院数は274人(1,000g未満15人、1,000~1,499g 24人)である。

医療設備

超音波、CT、MRI、RIなど。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

小児科

分野

小児医療

特色

84年の開院以来①地域中核病院として高度・特殊医療を分担する。②救急・急病センター的役割を受け持つ。③地域の医療機関と連携を保ち機能分担を図る。④卒後初期・後期研修医と近隣の医療機関の医師が臨床や研修に利用できる施設。-が理念。小児科一般医療から高度専門医療まで、広い診療範囲を担い、小児科48床、新生児科30床、NICU12床で夜間・休日の救急二次病院として365日小児科医師が当直。千葉市の喘息患者水泳教室、学校検診の三次機関として心臓病、腎疾患の精査を分担し、乳児健診の発達異常などの精査機関でもある。

症例数

11年度の外来の延べ患者数は17,106人、延べ入院患者数は10,174人である。時間外の外来患者数は704人で入院患者数は552人である。入院時の疾患の内訳は呼吸器疾患、気管支喘息、消化器疾患、熱性けいれん、てんかん、川崎病が多い。気管支喘息については理解を深めるよう多面的に治療している。

医療設備

超音波、CT、MRI、RI、院内学級など。
  • セカンドオピニオン受入 ×
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

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