東京歯科大学市川総合病院

専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

東京歯科大学市川総合病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

呼吸器内科

分野

呼吸器内科

特色

当院は千葉県の地域がん診療拠点病院であり、市川市の基幹病院である。また歯科大学が母体の総合病院であり、歯科・口腔外科と連携して診断・治療を行えるという長所を有している。当科は呼吸器疾患全般の診療を行っている。肺癌の化学療法、気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患に関しては慶應大学医学部呼吸器内科との臨床共同研究を行っている。

症例数

年間入院患者数は400例前後で、内訳は呼吸器感染症(肺炎、胸膜炎など)、肺癌、COPD(肺気腫、慢性気管支炎)、間質性肺炎、気胸などである

★肺炎などの呼吸器感染症の入院症例は約200例、高齢者の誤嚥性肺炎などが多い。歯科大学の総合病院であり、口腔外科と協力しながら、嚥下機能の評価・嚥下訓練を行っている。重症症例では集中治療室で呼吸管理する症例もめずらしくない。結核病棟がないため、感染性のある結核症例は近隣の結核病床を有する施設に紹介している。千葉県の地域がん診療拠点病院であり、近隣のクリニック、病院からの肺癌症例の紹介も多い

★肺癌の内科における新規症例は年間70~80例で、気管支鏡検査などによる組織診断、転移の状態、EGFRやALK遺伝子変異の有無などの検査を迅速に施行した上で治療方針を検討している。手術適応がある早期の症例では、慶應大学医学部呼吸器外科、国立がんセンターなどに紹介し、当科では、化学療法、放射線療法、緩和療法を担当している

★気管支喘息に関しては、軽症から最重症まで常時、約250人が外来通院治療を受けている。当院は年間の出産数も多く、喘息症例の妊娠中の治療や管理を相談されることもめずらしくない。ガイドラインを参考に吸入ステロイドや長時間作動型β2刺激薬との合剤を用いた治療を行っている

★COPDに関しては、軽症から最重症まで約150人が通院治療を受けている。COPDでは、全身の併存症や肺癌の合併頻度が高く、慶應大学と協力して定期的に合併症も含めた定期的な検査をしながら管理をすすめていく臨床研究にも参加している。治療はガイドラインを参考に長時間作動型抗コリン剤吸入や長時間作動型β2刺激薬吸入などを用いている。重症の症例では在宅酸素療法を行っている。近隣の施設より、気管支喘息やCOPDの診断の困難な症例の紹介を受け、画像検査や呼吸機能検査などを施行し、診断・治療方針を決定し逆紹介する場合も多い。また、多くの薬剤を組み合わせてもコントロールが不良である症例、急性増悪のため入院治療が必要な症例の紹介を受けるなど、地域の病診連携の中心的役割を担っている。

医療設備

CT、MRI、核医学検査、気管支鏡検査、呼吸機能検査、リニアック。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

心臓血管外科

分野

心臓血管外科

特色

05年4月に心臓血管外科を開設し、心臓血管外科専門医認定機構認定修練基幹施設および胸部大動脈瘤ステントグラフト実施施設に指定されている市川市唯一の心臓血管外科専門施設である。循環器内科、腹部・末梢血管外科部門との連携が極めて良好で、世界的に医学的検証がなされた最新の心臓血管疾患治療を提供している。当科は、冠動脈疾患、弁膜症、大動脈疾患、大動脈ステント治療、ペースメーカー治療を中心に診療に当っている。救急医療にも積極的に取り組み、専従医師が24時間常駐し、緊急手術にも対応している。

症例数

最近3年間(09~11年)の手術総数は571例(当院外科で施行した腹部大動脈・末梢血管手術は含まず)。開心術は、冠動脈バイパス術193例、弁膜症125例、大動脈解離+胸部大動脈瘤手術29例、他の開心術13例。3年間の開心術の手術死亡は、冠動脈バイパス術でシヨック状態の緊急手術1例と超高齢者1例、弁膜症再手術の1例、合計3例のみ(1%未満)であった

★冠動脈バイパス術は、生命予後を向上する目的で動脈グラフトを有効的に使用し、人工心肺非使用の心拍動下手術は年齢、全身状態、脳梗塞併発の危険性などを考慮して適応を決めている。心拡大を伴う虚血性心筋症(左心室瘤)には、ドール手術などの左室形成術を行っている

★弁膜症は、僧帽弁閉鎖不全症、三尖弁閉鎖不全症に対しては弁形成術を基本とし、心房細動合併例には効果が期待できるケースに外科的除細動手術(メイズ手術)を追加している。人工弁の選択は高齢者には生体弁を推奨している

★急性大動脈解離A型(非血栓閉塞型)には緊急手術を行い、大動脈瘤にはステント治療に不向きな症例に対して外科手術を行っている。循環停止を必要とする胸部大動脈手術では、他施設に先駆けて脳酸素化モニター下に簡便かつ安全な一側選択的脳灌流法を採用してきた。この方法は世界的に安全かつ有用な方法として広がりをみせている。医学的検証がなされた適応で確実な手術を行うことが良好な成績をもたらしている。

医療設備

人工心肺装置、経皮的心肺補助装置、IABP、マルチスライスCT、心臓MRI、心臓エコー、心臓核医学検査装置、自己血回収装置、ICU、血液透析など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

一般泌尿器科に加えて血液浄化法、男性不妊症の専門的な治療を行っている。手術はQOL(生活の質)を重視したMIT(低侵襲治療)を原則として、内視鏡手術を積極的に行っている。市川市医師会と協力して前立腺癌検診を行っている。前立腺癌に対する重粒子線照射研究班(代表:千葉大学)の委員。丸茂教授は日本腎癌研究会の監事である。

症例数

年間の全手術数は約400例。年間における内視鏡手術は、TUR-P 51例、TUR-Bt 46例、TUL 9例、PNL 2例、ESWL 20例。入院治療を要した尿路結石患者数は約100例、治療成績はTULの完全除去率85%、PNLとESWLはともに70%。腫瘍の年間手術数は約150例、うち悪性腫瘍は腎癌13例、膀胱癌51例、前立腺癌43例

腎腺癌=13例の内訳は偶発腫瘍が9例。血尿を主訴に発見されたもの3例。骨転移の症状から発見されたもの1例。偶発腫瘍のうち腫瘍径が4cm以下の症例に部分切除を行っている。当科における早期癌の腎腺癌5年生存率は98%である

膀胱癌=51例の内訳は表在性腫瘍でTUR-Btを施行したのが46例。5例に尿路変更術を含む観血的膀胱全摘を行った。TUR-Bt施行の症例は、原則として術後にBCGの膀胱内注入療法を加えている

前立腺癌=03年に始めた市民検診の成果で症例数が激増し、04年度以降の前立腺全摘術は40例を超えた。現時点ではすべて開腹手術であり、腹腔鏡下手術は行っていない。前立腺癌の内分泌治療を行う場合、骨粗しょう症の危険があるが、積極的に骨密度を測定して骨粗しょう症の治療を行い、骨折の防止に努めている

進行癌に対する治療方針=腎腺癌の肺転移にはIFN、IL-2療法を行う。これらの治療に抵抗性の癌には分子標的治療を行っている。膀胱癌の全摘症例でpT2b以上だった場合には、予防としてMVAC 1クールまたは治療として3クールを追加する。高齢や合併症等で全摘の適応外症例では、QOLを重視して回腸導管のみ造設し膀胱は空置することもある。進行期前立腺癌に対してはTABのみ行う。癌種を問わず骨転移からの癌性疼痛には当該骨の放射線照射を行う

★慢性腎不全に対する内シャント造設手術は106例。一次シャント約500例の1年開存率は76%である。シャント作成困難症例には、人工血管を深部静脈に端々吻合する術式や、内視鏡を用いた上腕静脈の表在化など独自の方法で良好な成績をあげており、学会からも高い評価を得ている。すなわち前者の深部静脈を利用する方法では、表在静脈が頻回の使用でつぶれてしまった症例ほど側副血行として深部静脈が発育しているため、また複数の静脈枝を一つにすることで内径を大きくして人工血管と端々吻合することで血液の乱流を防ぎ開存率をあげるという利点がある。また後者の手術法は、これまでの方法では必要とする静脈の長さ以上の皮膚切開が必要で、術後の皮下浮腫がひどく穿刺できるまでに2週間以上要していたものが、内視鏡を利用して小さな創ですむ分、皮下浮腫も軽くて術後数日で穿刺が可能になるという大きな利点がある

男性不妊治療=当科の特色の一つであるが、現在は03年に設立されたリプロダクションセンターで、泌尿器科、産婦人科、小児科の3科合同による夫婦を同時に診察、検査をすすめていくという総合的専門分野に特化した治療を行っている。石川教授がリプロダクションセンター長を務めている。男性不妊外来は年間初診数が約300例と非常に多い。原因別治療成績は①精子形成障害に対して漢方薬の投与(妊娠率20%)、精索静脈瘤結紮術(同40%)②精子輸送路の閉塞に対して精管精管吻合術(精子疎通率100%)、精巣上体精管吻合術(同20%)、精巣上体精子採取術(精子回収率90%)③前立腺炎に対しては抗菌剤投与(精子運動能の改善率80%)④逆行性射精に対しては膀胱内より回収した精子を凍結保存したあと人工授精に供している。

医療設備

ESWL、MRI、CT、DSA、エコー、レーザー、低線量照射。
  • セカンドオピニオン受入 ×
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

整形外科

分野

整形外科

特色

当科は570床の総合病院診療科の一つであるため、近隣の医療施設では手術が不可能な循環器、呼吸器、消化器などの重い合併症を抱える患者が非常に多い。白石部長が独自に開発した低侵襲脊椎手術が広く国内外に知られ、全国から脊椎変性疾患、脊椎・脊髄腫瘍の紹介患者が訪れている。特に脊椎の後方筋群を傷つけない手術の開発者であり、その道では世界の第1人者として広く知られている。最近ではとかく離床、退院、社会復帰に長い期間を要することの多い頸髄腫瘍、頸椎・腰椎の後方固定では超早期離床・退院・社会復帰を実現している。骨・軟部腫瘍専門の穴澤医師には地域の大半の症例が紹介受診している。関節外科専門の堀田医師も低侵襲人工関節置換術を中心に毎年着実に症例を増やしている。また、新井医師はリハビリ専門医と同時に手の外科専門医として、困難な上肢疾患紹介患者を多数治療している。

症例数

年間の手術件数は750~800例。そのうち約300例が脊椎の慢性疾患、脊髄腫瘍、転移性脊椎腫瘍などである。これらに手術用顕微鏡を用いた低侵襲手術を行い、頚椎では術後最短2日、平均7日で退院するなど、超早期離床・社会復帰を実現している。腰椎もインスツルメンテーション手術を含め、術後5~14日で大半が退院している。骨・軟部腫瘍は約100例であり、約半数は悪性腫瘍である。人工関節は約150例であり、その安定した治療成績が認知され、毎年着実に紹介患者が増加している。

医療設備

MRI 2台、CT 2台、シンチグラム、筋電計、骨塩定量。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

形成外科

分野

形成外科

特色

★顔面神経麻痺=麻痺した表情筋の運動回復を目指した、麻痺早期での神経移植を利用した顔面神経再建術。回復が期待できなくなった陳旧例での眉毛・眼瞼の下垂、閉瞼障害、顔の歪みや口唇の下垂症状に対する、複数筋肉移植による表情獲得を目指した新たな動的再建術や、眉毛・眼瞼・口唇の引き上げなどの種々の顔面形成手術。病的共同運動(眼と口の意図せぬ同時の動き)や顔面拘縮(引きつれ)などの麻痺回復後の後遺症に対するボトックス治療や手術など。慶應大学工学部と共同で開発した、ビデオ撮影画像からのコンピューター解析による表情運動の3次元的な定量的動的解析システムを利用した、表情運動障害の診断や筋移植術などの治療効果評価

★皮膚科との密接な連携による皮膚腫瘍(悪性・良性)治療=特に機能的・整容的に重要な顔面悪性腫瘍の再建

★眼瞼の形成・再建術=日本有数の角膜センターを有する病院での、閉瞼障害や眼瞼変形に対する手術、加齢性の眼瞼下垂や保存治療が難しい眼瞼けいれんなどに対する手術

★創傷センター=近年高齢化と共に増加している下腿の難治性潰瘍(末梢動脈疾患・糖尿病・静脈うっ滞などによる)や、褥瘡・放射線潰瘍などの難治創に対する、新しい創傷治療の概念や血管治療・再生医療を応用した、関連複数診療科での統合的な創傷治療

★口腔がんセンター=歯科大の特色を生かした口腔癌切除後の再建術

★悪性腫瘍切除後再建:遊離皮弁による乳癌切除後の乳房再建など

★マイクロサージャリーを利用した治療=上・下肢リンパ浮腫(むくみ)の治療など。

症例数

年間手術件数は約500件。以下のような治療を行っており、患者様の病状やご希望につき、患者様と一緒によく検討し、的確で丁寧な手術を心がけている

形成・美容手術=傷跡や傷の引きつれ、ケロイド、黒子その他の皮膚小腫瘍、二重瞼、眼瞼下垂、皺取り、陥没乳頭、わきが、爪変形(巻き爪など)

外表面の先天異常=眼瞼・口唇・外鼻・耳介の変形、口唇裂、胸部変形(乳房変形や漏斗胸)、臍・外陰部異常、手足(手指・足趾など)異常など

外傷=顔面外傷(軟部組織損傷、顔面骨骨折)や熱傷の新鮮例治療、変形・瘢痕拘縮に対する治療(4)再建外科:皮膚癌・乳癌・頭頚部癌などの腫瘍切除後の機能的な形態再建、褥瘡・放射線潰瘍・下腿潰瘍などの難治創治療、顔面神経麻痺や上・下肢リンパ浮腫(むくみ)の治療など。

医療設備

MRI、CT、MDCT、手術用顕微鏡、電子線照射装置、炭酸ガスレーザー、アレキサンドライドレーザー。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 〇
  • 執刀医指名 〇

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

産婦人科

分野

産婦人科

特色

★当院産婦人科は、わが国で2例目の体外受精・胚移植(IVF-ET)による妊娠・分娩に成功、さらに本邦初の凍結受精卵による妊娠・分娩に成功するという歴史をもち、生殖補助医療の分野で有数の実績を有しているが、さらに02年からは男性不妊を担当する泌尿器科、遺伝相談を担当する小児科とチームを組んだリプロダクションセンターにおいて、妊娠率の向上のみならず出生児の長期予後保証(健常性確保)を目指した総合的な不妊治療を行っている

★また、地域の中核病院として周産期医療や婦人科腫瘍の治療も充実しているとともに、最近では女性外来や更年期外来といった、いわゆる女性医療にも力を入れており、「女性のライフパートナー」としての総合産婦人科である

★慶應義塾大学医学部産婦人科学教室と連携をもち、日本周産期・新生児医学会、日本がん治療認定機構、日本婦人科腫瘍学会、日本臨床細胞学会、日本産婦人科内視鏡学会、日本生殖医学会、日本心身医学会、日本女性医学学会などの各分野の主要学会の指導医や認定医を擁している。婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構(JGOG)登録施設でもある。HPはhttp://www.tdc.ac.jp/hospital/igh/section/obstetrician-gynecologist/

症例数

生殖補助医療=リプロダクションセンターにおいて夫婦の情報を共有しつつ治療できるメリットは大きく、状況に応じた適切な治療を行うことができる。通常のIVF-ETや顕微授精(ICSI)のみならず、非配偶者間人工授精(AID)まで対応できる施設は県内には他になく、県内外から多くの方に受診していただいている。配偶子(卵や精子)、胚のDNA損傷の評価、DNA損傷精子の排除、培養環境における胚DNA保護に関する研究も進めており、妊娠のみならず生児を得ることを目的とした治療を行っている。11年は配偶者間人工授精(AIH)562周期、AID 166周期、IVF-ET 299周期(うちICSI 108周期、解凍ET 60周期)を施行した。また、子宮鏡や腹腔鏡検査も積極的に施行しており、希望に応じた多彩な治療オプションを持っている

周産期=アメニティーへの最大限の配慮を志向しており、快適な妊娠・分娩ライフをエンジョイしていただけるよう努力している。11年度の分娩数は384例、うち帝王切開139例(帝王切開率36.2%)であった。帝王切開術では麻酔科の協力により原則として硬膜外麻酔を併用しており、術後の疼痛管理にも配慮している。ハイリスク症例については専門外来において超音波診断と管理を行うとともに、妊娠中から小児科との情報交換を定期的に行っている

婦人科腫瘍=11年の婦人科手術件数は494例、そのうち悪性腫瘍手術の占める割合は約25%であり、東葛地区の中核病院として他施設より多くの紹介を受けている。子宮頸部初期癌に対しては、日本臨床細胞学会細胞診専門医3人を擁し、レーザー円錐切除術では350例以上の経験を持つ医師もいるため、子宮頸部摘出術(Trachylectomy)などによる温存の可能性なども最大限検討している。抗癌剤による化学療法については11年には約150周期の治療を行った。悪性腫瘍に対しては集学的治療が必要であるが、臨床検査部による正確な病理診断とともに、必要な症例には放射線科との協力の下に放射線治療と化学療法を併用するChemoradiationを施行しており、さらに消化器外科、血管外科、乳腺外科、内科などを有する総合病院のメリットを生かして、合併症を持つ患者にも幅広く対応している。鏡視下手術も積極的に取り入れており、卵巣腫瘍に対しては腹腔鏡手術を考慮することはもちろんのこと、子宮鏡を用いた経頸管的切除による筋腫核出術や腹腔鏡下筋腫核出術、腹腔鏡補助下子宮全摘出術なども行っている

女性医療=専門外来としてこの分野に造詣の深い医師により、更年期外来としての秋桜外来や女性医師による女性相談外来を開設している。QOLを考慮しつつ、漢方療法、ホルモン補充療法、SSRI/SNRIなどの向精神薬、カウンセリングなどを使い分けており、他科との協力体制の下、女性総合診療科としてこころと身体の両面からの治療を行っている。また、骨粗鬆症や高脂血症などの退行期疾患も当科で積極的に治療している。

医療設備

CT、MRI、超音波断層撮影(カラードプラ)、腹腔鏡システム、子宮鏡システム、TCR(経頸管的レゼクトスコープ)、ヤグレーザー、ハーモニック・スカルペル、マンモグラフィ、DXA、リニアックなど先進医療に必要な機器を完備している。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

眼科

分野

眼科

特色

角膜疾患(円錐角膜、水疱性角膜症、角膜白斑、角膜ジストロフィ等)、オキュラーサーフェス疾患(熱傷、化学外傷、眼類天疱瘡、スティーブンス・ジョンソン症候群等)、ドライアイ(シェーグレン症候群等)、白内障といった前眼部疾患を専門としている。この前眼部疾患の治療においては世界最高水準の医療を提供すべく、常に最新の治療法を研究し実践しているため、国際的な評価も高い。また、病院に付属の角膜センター・アイバンクでは、アイバンク活動のほかに、移植医療や再生医療に関する基礎研究や啓蒙活動を活発に行っている。

症例数

年間外来総患者数は約27,000人。年間総手術件数は約1,900件。手術は月曜から木曜まで毎日行っている。白内障手術やその他小手術は、日帰り、入院とも患者さんのご希望で選択して頂いている

★角膜移植が年間約250件を占めており、日本で1番症例数が多い。過去20年間で約5,000件の角膜移植を行った実績がある。スタッフ全員が角膜移植術に精通しており、安全で精度の高い手術を行っている。最終的な角膜の透明治癒率は約80%と高水準を維持している。角膜移植を受ける場合約2週間の入院が必要で、その後も定期的に通院する必要がある

★培養角膜上皮移植は重症オキュラーサーフェス疾患に対して行われる手術である。角膜上を覆う角膜上皮細胞は、角膜と結膜の境界である角膜輪部という場所にある幹細胞から供給されるが、アルカリ化学外傷や熱傷などで幹細胞が障害を受けると、角膜が結膜で覆われて視力が低下してしまう。片眼のみに障害を受けた場合は健常なもう一方の眼から、両眼の障害の場合はドナー角膜から、幹細胞をほんの少し採取し、培養して増やしてから眼表面に移植する方法である。培養には約2週間を要するので、自己の細胞を用いる場合は、移植手術の2週間前に細胞を採取する手術が必要になる。この手術は02年頃から累計で約50例程度行っている

★培養口腔粘膜上皮移植は両眼性の重症オキュラーサーフェス疾患に対する新しい治療法として近年開発された。化学外傷、熱傷、スティーブンス・ジョンソン症候群、眼類天疱瘡などによって両眼とも眼表面に障害を受けた場合、従来は角膜輪部幹細胞の他家移植を行っており、術後の免疫抑制や感染症といった合併症に悩まされることもしばしばあった。培養した自己の口腔粘膜上皮シートを移植するこの方法によって、免疫抑制は不要になり、さらに多くの重症オキュラーサーフェス疾患症例を治療することが可能になった。手術に先だって口腔内の検査や洗浄をし、さらに移植手術の約2週間前に口腔粘膜を採取する必要があるが、これは当院歯科口腔外科の全面的な協力により行われている。03年から約80数例に行っている

★羊膜移植は胎児を包んでいる羊膜を処理して眼表面に移植する方法である。眼表面の炎症を強く抑え、瘢痕化を抑制することで眼表面を整えるのに有効であり、最近眼科領域でも色々な使い方をされるようになった。当科では先駆けて10年ほど前から羊膜を様々な手術に用いている

★白内障手術は年間約1,000件行っている。医師全員が白内障手術に精通しており、最新の超音波白内障手術装置を用いて、安全かつ正確な手術を行っている。また角膜疾患に併発した手術困難な白内障手術も多数行っている。

医療設備

角膜疾患に対応する検査および治療設備は特に充実しており、ほぼ100%揃っている。その他、各種レーザー、自動視野計、OCTなど、一般眼科診療に必要な機材はすべて揃っている。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 〇
  • 執刀医指名 〇

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

耳鼻咽喉科

分野

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

特色

耳鼻咽喉科疾患全般を対象にしているが、特に睡眠時無呼吸症候群、中耳疾患における鼓室形成術(聴力改善手術)、鼻副鼻腔疾患における内視鏡下鼻内手術、アレルギー性鼻炎、耳鼻咽喉科感染症などの診療・研究に力を入れている。ホームページ:http://www.tdc-apnea.com/

症例数

1日の外来患者数は平均80人、入院患者数は平均17人。年間の手術件数は約450例、最も多いのが鼻副鼻腔手術で約180例、口腔・咽頭手術が約130例、耳下腺・顎下腺・甲状腺・頸部手術が約40例、喉頭・気管手術が約40例、中耳手術(含む鼓膜チューブ留置術)が約50例

★睡眠時無呼吸症候群に対しては、簡易検査、あるいは睡眠検査技師の監視下で終夜ポリグラフ検査(11年の検査症例数481件)を行い、重症度・閉塞部位によってn-CPAP療法・手術療法(鼻内手術・咽頭形成術など)・オーラルアプライアンス(OA:口腔内装置)などを選択している。08年 6月より日本睡眠学会認定の睡眠医療認定医療機関となり、千葉県で唯一の認定医師、認定歯科医師、認定技師を有する総合病院となる。特に当院歯科・口腔外科と連携して行っているOAは、イビキや軽症の睡眠時無呼吸症候群に対して良い結果を得ている

★慢性中耳炎・中耳真珠腫など中耳疾患に対しては、中耳再建(聴力改善)手術をその病態に応じて選択し行っている

★鼻副鼻腔疾患に対しては、保存療法に抵抗する場合は内視鏡下鼻内手術を行っている。対象として慢性副鼻腔炎のみでなく眼窩底骨折、副鼻腔良性腫瘍などにも行い、生理的で低侵襲な手術を心がけ、治癒の向上を図っている。アレルギー性鼻炎、花粉症に対しては、特異的減感作療法や日帰りの外来手術も行っている。 

医療設備

MRI、CT、ECHO、リニアック、YAG・KTPレーザー、高周波凝固機器、顕微鏡、内視鏡、ビデオシステム、各種聴力検査機器、めまい検査機器、睡眠時無呼吸検査機器。 
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

歯科・口腔外科

分野

歯科口腔外科

特色

当科は臨床20科6センターを有する歯科大学付属の総合病院内にある。この特色を生かして関連各科と連携した歯科・口腔外科診療を行っている。さらに地域の中核医療機関として顎顔面領域の救急疾患への対応、在宅歯科医療の支援、紹介初診患者の予約診療なども行っている。また、全身的になんらかの問題を有し、通常の外来歯科治療が困難な症例の歯科一般の治療にも対応している。研究面は東京歯科大学オーラルメディシン・口腔外科講座として活発に行っている。

症例数

外来患者数は新患約7,000例、延べ約40,000例、紹介患者率約45%である。中央手術室での手術症例は約350例

顔面外傷=顎顔面骨骨折に対する手術症例は年間約35例。他部位の損傷を併発した症例も多く、整形外科、脳神経外科、耳鼻咽喉科などとの共同治療が可能となっている。なお夜間・休日救急対応は年間約1,000人、そのうち約35%は外傷症例である

口腔癌=年間約100例。手術療法を中心とし、症例により化学療法や放射線科での放射線治療を加えた集学的治療を行っている。特に臨床検査科病理とは術前に綿密なカンファレンスを行い、さらに術後に手術検体の詳細な検索(mapping)を行うことで治療成績の向上に努めている。また、術後の摂食・嚥下機能、咬合咀嚼機能の回復にも対応しており、診断・治療から機能回復まで一連の治療が確立されている

顎変形症=年間約30例。手術方法の改善により低出血、短時間手術、早期退院を実現し、術後痛管理にも積極的に取り組んでいる。当科では耳鼻咽喉科と共同で、咬合の改善を主目的とした手術においても術前後で睡眠の評価を行い、患者個々で最適となる治療を提供するよう努めている。これら多面的な評価、支援を実現した当院は、先駆的な施設として他施設からも注目されている。なお耳鼻咽喉科と共同して行っている睡眠時無呼吸症候群に対する口腔内装置を用いた治療は、軽症例を中心に年間約50例行っている

歯科インプラント=年間約100例。ブロネマルクシステムを中心にインプラントによる咬合回復治療を行っている。特に対応の難しい骨量の不足した症例に対しても積極的に自家骨移植による歯槽堤形成術、上顎洞底挙上術や頬骨体インプラントを応用し良好な成績を得ている。また、これらインプラント前手術は、他施設からの紹介症例も多い。また、ノーベルガイドを導入し治療計画シミュレーションから埋入までの一連の治療をより安全で正確にサポートし、即時負荷を可能としている

口腔粘膜疾患=年間約40例。歯科金属アレルギーは皮膚科と共同し、基礎的研究から臨床における診断と治療まで行い、当分野の先駆的施設である。掌蹠膿疱症、天疱瘡、類天疱瘡などの難治性疾患にも集学的治療で取り組んでいる

摂食嚥下障害=年間約60例。X線透視装置などを用いた集学的な診断と個々の症例の障害の程度を正確に把握し、嚥下補助型義歯などを用いた個別治療を行っている。またNST(Nutrition support team:栄養学的支援チーム)内では、入院患者さんの食の健康に歯科学的見地から摂食嚥下の支援を行っている

シェーグレン症候群・口腔乾燥症=年間約120例。関連する眼科や内科などとの共同治療を行っている。また放射線照射による口腔乾燥症に対しては、放射線科協力の下、基礎研究で得られたデータをフィードバックし治療向上に努めている

★全身的になんらかの病態を有し、通常の歯科治療が困難である症例に対して、一般的な歯科治療も行っている。なお、必要に応じて入院下での処置も対応している。いずれも患者側に立った歯科医療を心掛けている。そのためには分かりやすい説明と患者さんが納得できる診療を基本としている。

医療設備

MRI、CT、CT多断面構築解析装置、血管造影装置、超音波画像診断装置、リニアック、密封小線源治療装置、顎変形画像解析装置、咬合力解析装置、レーザー顎顔面表面形態分析装置、炭酸ガスレーザー、マイオモニター、クライオサージャリーなど。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

皮膚科

分野

皮膚科

特色

アトピー性皮膚炎、じんま疹、多形滲出性紅斑、乾癬、皮膚腫瘍といった皮膚科疾患全般を取り扱う。特に他の診療科との連携を重視している。具体的には、形成外科との連携による皮弁などの再建を要する手術療法、皮膚排泄ケア認定看護師など多職種との連携による褥瘡などの創傷治療、歯科・口腔外科との連携による掌蹠膿疱症、歯科金属アレルギー、口腔粘膜疾患の治療などを行っている。

症例数

外来は1日30~50人。年間約12,000人

★入院患者は4~8人/日で、年間約250人。入院となる疾患は帯状疱疹、蜂窩織炎といった重症感染症、アトピー性皮膚炎やじんま疹、薬疹などの重症例、自己免疫性水疱症、通院治療の困難な難治性皮膚潰瘍、安静を必要とする皮膚腫瘍の術後などである

★アトピー性皮膚炎、じんま疹、多形滲出性紅斑、乾癬などは学会で推奨されるオーソドックスな治療を行っている。特に、掌蹠膿疱症はこれまで100人以上の患者様に徹底的な病巣感染、金属アレルギー検索と禁煙、ビオチン内服療法な併用で良い結果を得ている

★アレルギー外来でパッチテスト、スクラッチテストなどによる抗原検索を行っている。歯科金属アレルギーについては、歯科・口腔外科との連携で歯科金属分析を行って除去すべき金属を確認している

★帯状疱疹後神経痛に対しては、内服治療の他にイオントフォレーシスなどを行っている

★皮膚腫瘍の診断にはダーモスコピー検査を取り入れ、比較的小さな単純摘出できる皮膚、皮下腫瘍は皮膚科で外来での日帰り手術を主体に、一部は短期入院治療を行っている。大きな良性腫瘍や基底細胞癌、有棘細胞癌などの悪性腫瘍は、症例によって形成外科と連携して手術治療を行う。悪性黒色腫についてはセンチネルリンパ節生検を行っていないため、他施設へ紹介することがある。また、良性腫瘍や日光角化症では、症例によって液体窒素凍結療法や炭酸ガスレーザーを施行している

★扁平苔癬、粘膜類天疱瘡などの自己免疫水疱症は歯科・口腔外科と共同して診断、治療に当たっている

★陥入爪では爪切り指導、矯正法などを用いて、可能な限り保存的に治療する。

医療設備

炭酸ガスレーザー、ダーモスコピーなど。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 △
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

脳神経外科

分野

脳神経外科

特色

市川市の地域基幹病院として積極的に救急医療に取り組んでおり、24時間365日脳外科医が当直体制を組んで迅速な対応にあたっている。特に脳卒中の急性期医療に力を入れており、脳梗塞急性期におけるt-PA血栓溶解療法の経験は豊富である。また脳卒中センターを併設して脳卒中の集学的治療に力を注いでおり、脳神経外科、神経内科、リハビリ科で構成される脳卒中診療チームが、エビデンス(科学的根拠)に基づいた脳卒中医療を推進する(脳神経外科専門医3人、神経内科専門医2人。そのうち脳卒中専門医3人、脳神経血管内治療専門医1人を含む)。また歯科大学の特徴を生かして、脳卒中患者の嚥下機能評価・オーラルケアにも力を入れている。http://www.tdc.ac.jp/hospital/igh/index.html

症例数

11年の実績は、入院500件(くも膜下出血30例、脳出血80例、脳梗塞130例、脳腫瘍15例など)、手術116件(クリッピング術13件、動脈瘤塞栓術11件、頸動脈ステント10例、脳腫瘍摘出術8件など。血管内手術総数は27例)

★くも膜下出血の急性期治療はクリッピング術と動脈瘤塞栓術を症例に応じて適切に選択しており、現状ではおおよそ2:1の割合となっている

★未破裂脳動脈瘤に関しては、患者様の意志決定を尊重する。基本的には日本脳ドック学会ガイドラインに準じ、症例に応じてより安全で確実な術式を選択し、開頭術と血管内手術を使い分けている

★脳梗塞急性期ではガイドラインを遵守してt-PA治療を行っている。またクリニカルパス、千葉県脳卒中連携パスを運用し、治療の標準化を進めている。慢性期ではバイパス術、頸動脈血栓内膜剥離術を数多く行っているが、08年より頸動脈ステントの症例が増加している

★脳腫瘍手術では、低侵襲手術を目指し、部分剃毛と最小の皮膚切開で手術しており、患者さんの満足度は高い

★歯科大学のため、歯痛で発症することの多い三叉神経痛患者が数多く紹介され、豊富な経験に基づき神経血管減圧術を行っている。

医療設備

MRI、ヘリカルCT、SPECT、DSA、定位脳手術装置、神経内視鏡。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 ×
  • 主治医指名 〇
  • 執刀医指名 〇

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

外科(乳腺外来)

分野

乳腺・内分泌外科

特色

乳癌健診で異常を指摘された患者さんの二次健診や、乳房のしこりや乳頭異常分泌、乳房痛などの自覚症状を認める患者さんの診察を行っている。初診時は触視診、マンモグラフィを施行し、必要であれば乳腺超音波検査、MRI検査、細胞診や針生検といった病理組織検査を行っている

★乳癌と診断された場合は、①癌の進行度(胸腹部CT検査や骨RI検査を行って、I期の早期乳癌からIV期の進行癌に分類する)と、②癌のサブタイプ(免疫組織染色といった詳しい病理組織検査によって、ホルモン療法や化学療法、分子標的治療薬との相性を精査する)を参考にして初期治療を決定している

★他科の医師や、看護師、放射線技師との連携をしっかりと取り、患者さんが快適に治療を継続できるように努力している。また、乳癌の診断から初期治療、再発治療、緩和医療まで、常に標準治療を提供できる施設としての実力を維持するために、院内勉強会や学会発表なども活発に行っている。

症例数

年間新規乳癌患者数は120例前後。手術症例は80例前後。セカンドオピニオンは少数である。乳房温存療法は6割から7割であり、術後温存乳房照射は当院で施行している。センチネルリンパ節生検は色素法とRI法の併用法で行っている。

医療設備

デジタルマンモグラフィ、ステレオタクティックマンモトーム、エラストグラフィ対応超音波診断装置、MRI、リニアックなど。
  • セカンドオピニオン受入 △
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

放射線科

分野

放射線科

特色

放射線治療は、高精度放射線治療装置(シーメンス社製オンコア5mmMLC)を使用し、既に確立された治療法とコンピューターを駆使した最新の治療法(3D-CRT)を上手に組み合わせ、根治的治療および姑息的治療において患者様にとって、最も利益の多いと思われる治療を目指している。その基礎には、スタッフのチームワークと集学的治療に必須である他科との良好な連携があると共に慈恵医科大学放射線科の協力も大きい。密封小線源治療は、12年10月に現行の装置を最新式のマイクロセレクトロンHDR-V3装置に入れ替え稼働をする。

症例数

★放射線治療の10年の初診患者数は262人であり、295人の照射を行った。症例は、歯科大学である関係上、頭頸部腫瘍も多い。06年4月に口腔がんセンターを院内に創設し、医科各科との協力のもと特に力を入れている。近年の特徴としては、食道癌、肺癌の化学療法同時併用、前立腺癌の放射線治療が著しく増加している。乳房に対する乳房温存療法の術後照射は年間60例。イリジュウム高線量率密封小線源治療装置は、子宮頸癌をはじめとして腔内照射、組織内照射に活用している

★放射線診断部では、通常の診断業務に加え、経カテーテル動脈塞栓術(TAE)、リザーバーの設置、超音波またはCTガイド下生検なども行われている。11年度の年間CT件数は24,064件、MRI件数は9,466件であった。画像診断は、8割以上を検査当日に行い、専門医によるレポートとともにPACSシステムにて院内設置の160台の高精細モニターおよび電子カルテに配信している

★核医学は、心血流シンチ、脳血流シンチなど年間1,300例の検査が核医学専門医の管理下で行われている。12年6月より骨密度測定装置が稼働している。

医療設備

一般撮影(FCR)、デジタルTV装置2台、MDCT 2台、1.5テスラMRI 2台、ガンマカメラ1台、血管撮影装置2台、乳房撮影装置1台、超音波3台、高精細放射線治療装置オンコア(5mmMLC 搭載)、3次元治療計画装置Xio、CTシュミレーター装置、アフターローディング治療装置1台、PACS、骨密度測定装置、その他。
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

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