専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

千葉県循環器病センターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

心臓血管外科

分野

心臓血管外科

特色

先天性の心疾患をはじめ、冠動脈疾患、弁膜症、胸部大血管、末梢血管を対象に診療を行っている。

症例数

週5日の予定手術日に加え、緊急手術も行っている。最近3年間の症例数は心臓血管外科総手術数(体外循環症例数)で09年290(152)、10年268(130)、11年283(140)であった。大動脈瘤に対するステントグラフト治療は胸部(腹部)で09年23(18)、10年24(30)、11年14(33)であった。手術成績については当院ホームページを参照

先天性心疾患=新生児、乳幼児の複雑心奇形の手術を行っている。安全限界を維持しつつ、無輸血手術の遂行が可能となっている(体重6~7kgくらいまで)。成人先天性心疾患に対してチーム医療として他領域の専門家と協力して積極的に外科治療を行っている

冠動脈疾患=ハイリスクの患者様にも心拍動下バイパス術(OPCAB)を用いるなど積極的に外科治療を行っている。心筋梗塞合併症(心室瘤、中隔穿孔、僧帽弁閉鎖不全)に対しては左室形成術、ドール型の手術や僧帽弁形成(あるいは置換)術を行っている

弁膜症=僧帽弁閉鎖不全症に対する形成術を積極的に実施している。心房細動を合併している場合は原則としてメイズ手術を施行。低心機能の重症弁膜症や虚血性心筋症に対しては心停止を行わずに心拍動下の手術を行っている

胸部大血管=80歳以上のご高齢者に対しても適応をよく考慮の上手術を行っているが、特にハイリスク例では適応を判断し、ステントグラフト治療も行っている。緊急症例には随時対応している

末梢血管=閉塞性動脈硬化症の患者様には血管内治療やバイパス手術を行っている。腹部大動脈瘤の患者様には適応を判断し、開腹による人工血管置換術か血管内治療であるステントグラフト治療を行っている。実際には手術と血管内治療の割合は五分五分である。静脈性の下腿潰瘍の患者様には積極的に深部静脈弁形成術を行っている

手術適応=先天性心疾患では、小児科との合同カンファレンスで適応を決めている。成人心臓疾患では循環器内科との合同カンファレンスで適応を決めている。胸部大血管と末梢血管疾患については心臓血管外科内のカンファレンスで適応を決めている。

医療設備

"MRI、CT、MDCT(320列)、心臓核医学検査、心エコー、血管内エコー、IABP、PCPS、移動用Cアームなど。 "
  • セカンドオピニオン受入 〇
  • 初診予約 〇
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 △

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)

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