専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

氏家病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

ペインクリニック科

分野

ペインクリニック

特色

あらゆる疼痛性疾患に対し、神経ブロック療法のみならず、精神・心理療法、漢方薬を含む薬物療法や理学療法を併用し成果をあげている。初診時には特に時間をかけて患者さんとの信頼関係を築くことを心掛け、現代の医療水準では痛みの原因がはっきりしない場合でも、その痛みをまず認知することから治療を開始する。

症例数

医療の質を保つため、完全予約制としている。対象とするのは腰下肢痛、頸肩上肢痛をはじめとした筋骨格系疾患、中枢性疼痛や帯状疱疹後神経痛などの難治性疼痛の他、疼痛性疾患全般である。他に、顔面神経麻痺や突発性難聴、メニエール病、アレルギー性鼻炎など、神経ブロック療法が適応となる疾患は対象となる。治療は星状神経節ブロック、胸部および腰部硬膜外ブロック、肩甲上神経ブロックをはじめとした各種神経ブロック療法の他、漢方薬や電気刺激療法などの東洋医学的な治療、各種理学療法を併用することで、生活の質(Quality of Life)の向上に努める。また、難治性疼痛に対しては、ドラッグチャレンジテストを用い、治療方針の決定に役立てている他、まだ確立された治療法ではないが、ECT療法(Electoroconvulsive therapy:電気けいれん療法)を適応症を限った上で取り入れている。なお、金曜日の午後は、レントゲン透視下で腕神経叢ブロック、神経根ブロック、仙骨硬膜外造影・ブロック、椎間関節ブロック、腰部交感神経節ブロックなどを行っている。痛みを器質的な面からのみ捉えることは不可能であり、その時々の精神状態、環境が時に大きく痛みを修飾し得る。診察の際は可能な限り時間をかけ、個々の患者さんの精神面も含めた全人的・総合的なペインクリニックを目指している。

医療設備

X線撮影装置、CT、外来処置ベッド6台、自動血圧計5台、理学療法機器(マクターロイヤルクラウン、トプラ、トリミックス、セラミック、腰椎牽引器、頸椎牽引器)。

「医者がすすめる専門病院 山梨・栃木・群馬」(ライフ企画 2009年6月)

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