国立病院機構 霞ヶ浦医療センター(茨城県土浦市)が名医に推薦されている分野
| 住所 | 〒300-8585 茨城県土浦市下高津2-7-14地図を見る |
|---|---|
| 電話番号 | 029-822-5050 |
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
国立病院機構 霞ヶ浦医療センターは、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
産婦人科
分野 |
産婦人科 |
|---|---|
特色 |
当院は常勤医5人、非常勤医3人、研修医1人の計9人で産婦人科診療に当たっている。研修医以外は全員産婦人科専門医で、3人が細胞診指導医、4人が婦人科腫瘍学会専門医である。標準的な婦人科腫瘍の診断・治療に加えて、全員が高い婦人科病理診断能力を持ち、病理医と対等に意見を交換しながら正確な診断のもとで悪性腫瘍の治療法を選択している。また、癌の治療というと救命のみに主眼が置かれてきたが、当院では妊孕性(妊娠できる能力)の温存に力を入れており、化学療法を併用した縮小手術により癌の治療後に生児を獲得する道を拓いている。一方、癌治療だけではなく、生殖外科を得意とするのも当院の特徴で、子宮筋腫核出術、子宮内膜症手術、子宮奇形形成術、卵管の手術など、術後の妊娠を期待する手術に力を注いでいる。特に、子宮腺筋症核出術では全国で唯一厚労省の先進医療の認定を受けている。 |
症例数 |
11年の手術件数は764件 ★悪性腫瘍関連では広汎子宮全摘術11例、準広汎子宮全摘術24例、卵巣癌手術22例、子宮頸部の初期病変に対して行われる円錐切除は78例。広汎子宮全摘術では膀胱神経温存術式により術後の排尿機能障害を最小限に抑えており、扁平上皮癌ではI b 期以内であれば卵巣を温存し、症例によっては有茎性に付属器を放射線照射野外へ移植して卵巣機能の温存に努めている。通常は子宮を摘出する頚癌症例に対しても、化学療法を併用して子宮を温存する治療法を試みている。卵巣癌根治術は傍大動脈リンパ節を含む広汎な切除術式を採用しており、若年者の胚細胞性腫瘍では、化学療法を主体として、子宮・卵巣を温存する治療法を行っている。悪性腫瘍に対しては手術療法だけでなく、化学療法、放射線療法を組み合わせた治療を施行しており、特に化学療法に関しては発生臓器と組織型ごとにもっとも感受性ある抗癌剤の組み合わせによる化学療法を施行している。進行した癌では手術前に化学療法を施行する術前化学療法を積極的に行い予後改善に努めている ★主として子宮筋腫を対象に行われる単純子宮全摘術は87例、子宮筋腫核出術は79例、性器脱に対する手術は6例で予後も良好である ★一方、西田院長が生殖外科(妊娠する能力を温存して子宮筋腫・子宮腺筋症や癌の手術をしたり、不妊症例を手術により妊娠させたりする外科)に造詣が深いことから、子宮腺筋症の保存的手術166例、子宮奇形形成術、卵管形成術も積極的に行っている。腹腔鏡下手術は35例、子宮鏡下手術は51例行われている ★生殖外科領域では子宮奇形の形成術ではわが国でもっとも多くの症例を経験し、他に不妊原因がない場合、その術後妊娠率は約90%、生児獲得率は約75%である。産科領域では分娩数は220例、帝王切開が48例である。 |
医療設備 |
ヘリカルCT、MRI、RI、リニアック。 |
- セカンドオピニオン受入 /
- 初診予約 /
- 主治医指名 /
- 執刀医指名 /
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)
歯科口腔外科
分野 |
歯科口腔外科 |
|---|---|
特色 |
顎口腔領域のあらゆる疾患に対して診断、治療を行っている。具体的に示すと、抜歯やのう胞摘出など小手術、炎症性疾患、良性・悪性腫瘍、外傷、先天異常、デンタルインプラント、唾液腺腫瘍、顎関節症、顎顔面痛、口腔粘膜疾患などで口腔外科的な疾患が中心になっている。一般的な歯科治療は、有病者などの例外を除き基本的に行っていない。茨城の県南地区の口腔外科領域の中核的医療機関として、近隣の医療機関との医療連携を積極的に進めていることもあり紹介率が70%と高くなっているが、紹介患者以外でも上記のような口腔外科的疾患であれば広く受け入れている。 |
症例数 |
年間の初診患者数は1,600人程度である。11年度の外来手術数は1,231人で、そのほとんどが埋伏歯の抜歯や嚢胞の摘出などの小手術であるが、インプラント埋入も31例行っている ★入院患者数は145人で炎症45例、のう胞27例、口腔癌19例、外傷9例などである。全身麻酔下での手術数は58例でのう胞24例、口腔癌10例、外傷7例、骨髄炎4例などで、その他埋伏歯の抜歯や唾液腺腫瘍の摘出などが数例行われている ★埋伏智歯の抜歯は、手際のいい処置を心掛けており通常は15分程度で終了させるようにしている。侵襲の大きい処置や恐怖心が強い場合などは、状況に応じて静脈内鎮静下にて実施し苦痛のないように心がけている ★インプラント治療は、骨の造成や上顎洞挙上術などの併用が必要な顎骨萎縮の大きい症例を中心に、基本的には紹介患者に対して実施している。埋入処置は中央手術室で行い、システムはアストラテック社製を使用している ★口腔癌に対しては、手術療法を中心に必要に応じて放射線治療や化学療法を行う集学的治療を行っている。手術後の組織欠損が大きく、構音や嚥下などに支障をきたす場合は各種皮弁を利用した即時再建を行い、咀嚼機能の回復が必要な場合はインプラント治療も行っている ★顎顔面領域の外傷などで緊急の処置が必要な場合は、急患対応も実施している。 |
医療設備 |
64列マルチスライスCT、MRI、リニアック、超音波エコー。 |
- セカンドオピニオン受入 〇
- 初診予約 △
- 主治医指名 △
- 執刀医指名 △
○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答
「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)
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- 名医の推薦分野に掲載する情報は、ライフ企画が独自に調査、取材し、出版する書籍、「医者がすすめる専門病院」「専門医が選んだ★印ホームドクター」から転載するものです。出版時期は、それぞれの情報ごとに記載しています。全ての情報は法人としてのQLifeの見解を示すものではなく、内容を完全に保証するものではありません。
診療科目:心臓血管外科
2021年11月29日投稿
私は、当時30代後半で高血圧症で薬を飲んでいました。 精密検査を受けたら、CTで解離性大動脈瘤が起こっている事が分かり、即日入院&手術になりました。 幸い、解離が起こってか…続きをみる