国立病院機構 茨城東病院（茨城県那珂郡東海村）が名医に推薦されている分野
| 住所 | 〒319-1113 茨城県那珂郡東海村照沼825地図を見る |
|---|---|
| 電話番号 | 029-282-1151 |
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
国立病院機構 茨城東病院は、複数の有名専門医（※）の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野（科目、領域）の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
呼吸器疾患部内科
分野 |
呼吸器内科 |
|---|---|
特色 |
当院は水戸市北方15km地点の東海村に所在し、30万m2を有する広い敷地の中で豊かな自然に囲まれ、北に日立市、南にひたちなか市をひかえている。肺癌・肺結核・肺気腫・気管支喘息・睡眠時無呼吸症候群など急性、慢性を問わず呼吸器疾患全般の診断治療を行っている。また当科は日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会より指導施設の認定を受け、国際的なガイドラインに基づいた専門的な診療を実践している。患者さんの了解のもと新薬の臨床治験にも積極的に取り組んでいる。また病診連携、病病連携の充実を図り、急性増悪等の緊急入院もかかりつけ医による紹介で円滑に進むような体制づくりをしている。 |
症例数 |
肺癌等の腫瘍性呼吸器疾患、肺気腫症や喘息等の慢性の閉塞性肺疾患、間質性肺炎等のびまん性肺疾患、肺炎、結核等の感染性疾患等、年間新規入院症例は500例を超す ★肺癌＝最近、ますます増加が指摘される肺癌については、ほぼ全例病名をお話し、病態にあった治療方針を治療を受ける患者さん、ご家族とよく相談することにより決定している。抗癌剤や副作用を軽減する治療法の進歩があり、以前よりは楽に治療を続けられるようにしている。残念ながら進行した状態で診断された患者さんに対しても、最後まで苦痛のないように暮らせるよう緩和医療にも努力している。また仕事を続けながらも、在宅での生活ができるよう外来通院での抗癌剤治療も検討しているところである ★間質性肺炎＝一部難病にも指定されている間質性肺炎については、治療の必要性から肺組織生検や気管支肺胞洗浄液の分析を積極的に実施している。病理組織診断は多くの場合、気管支鏡下に得られた検体から下されるが、ときには胸腔鏡下肺生検を受けて頂き、適切な治療方針を決定している ★気管支喘息＝常時500人程度の気管支喘息患者が外来通院されている。吸入ステロイドを積極的に取り入れ、入院する重症発作例はほとんどなくなってきている。慢性閉塞性肺疾患に対しては抗コリン薬吸入、長時間作動性気管支拡張吸入薬を使用し、また後述する呼吸リハビリを実施している ★結核＝当院は35年(昭和10年)に結核療養所として開設され、37年に国立療養所管制公布に伴ない国立結核療養所第1号となった歴史が示すように、結核診療施設としては全国的にも知られており、治療に難渋を極める多剤耐性結核治療の基幹病院の指定も受けている。治療法の進歩により、通常の肺結核であれば最近では1カ月程度で退院できるようになってきている ★慢性呼吸不全＝また種々の呼吸器疾患等が原因で慢性呼吸不全となり、息切れに苦しむ患者さんのためにリハビリテーション科とタイアップして包括的呼吸リハビリを積極的に取り入れ、在宅での生活のQOL(生活の質)やADL(日常生活動作)の改善を図っている。呼吸リハビリは呼吸療法認定士を含む3人の理学療法士により行われている。重症であっても在宅酸素療法や鼻マスクによる非侵襲的陽圧人工呼吸器(NIPPV)により元気に自宅で過ごしてもらえるよう努力している ★睡眠時無呼吸症候群＝最近では夜間睡眠中の呼吸の異常が日中の眠気、抑うつ状態、さらには心不全といった命にも関わる病態を引き起こすことが知られてきていることから、夜間睡眠呼吸モニタリングにより積極的に検査している。現在、睡眠時無呼吸症候群診断例は200例に及んでいる ★また、それまで原因不明とされていた肺胞低換気症候群等多数例で根本的な病態を解明でき、患者さんに喜ばれている。当科の方針は、確立した最新の医学を応用し、少しでも患者さんから病気の苦痛、不安を取り除きたいと考えて努力し、またそのために学会、研究会に常に関わり、最新の疾患概念、診断の技術や革新的治療法の導入に気を配るようにしていることである。 |
医療設備 |
X線検査、マルチディテクターCT、MRI、核医学検査、超音波検査、気管支鏡検査、睡眠ポリソムノグラフィ、DSA、リニアック。 |
- セカンドオピニオン受入 〇
- 初診予約 〇
- 主治医指名 ×
- 執刀医指名 /
○＝可能 △＝条件付きで可 ×＝不可 ／＝未回答
「医者がすすめる専門病院 千葉・茨城」(ライフ企画 2012年11月)
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医師地域連携を重視、紹介には必ずフィードバック
回答者：30代 女性 勤務先：病院（200床以上）
2014年01月25日投稿
地域連携（周囲の医療機関と連携することで地域における全体最適の診療体制を組むこと）を重視しており、患者紹介された時には必ず紹介元にフィードバックしています...続きをみる