専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

金沢赤十字病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

消化器・一般内科

分野

消化器・一般内科

特色

当院は許可病床数300床(うち回復期リハビリテーション病棟46床)と中規模の病院であるが、新興住宅地にあり、地域の診療所と連携して中核的病院として医療を行っている。外来患者の47%、入院患者の52%が内科の患者であり、その中でも消化器疾患の患者が多い。また早くから訪問看護など老人医療にも取り組み、高齢者の消化器疾患などの経験も多い。金沢大学付属病院消化器内科の協力のもとに、あらゆる消化器疾患患者の診療に全力を尽くしている。また、近隣の5病院の消化器専門医と勉強会を定期的に開催している。

症例数

消化器内視鏡件数は年間約6,200件で、近年下部消化管内視鏡検査や内視鏡的治療、処置が増加している。2008年に下部消化管の粘膜切除術を行ったものは203例に上っているが、大きな偶発症もなく今後も増加していくものと考えられる。上部消化管では食道静脈瘤の硬化療法や結紮療法、早期胃癌の内視鏡的切開剝離術、内視鏡的胃瘻造設などを行っており、上部消化管の内視鏡的治療も年間100件を超えた。胆道、膵疾患に対しても、早期にMRIや内視鏡的胆管膵管造影などを行い、必要があればドレナージやステント挿入などを施行している。肝疾患についてはできる限り肝生検を行って、組織学的に検討をして的確な治療を目指している。B型やC型肝炎のインターフェロン療法に積極的に取り組んでおり、全国的統計と同様の有効率をあげ、核酸アナログによる治療経験も多い。原発性肝細胞癌に対しては、肝動脈塞栓術やラジオ波焼灼療法、動注化学療法などを行っている。その他血液浄化センターと連携して潰瘍性大腸炎の白血球除去療法や、C型肝炎ウイルス除去療法も行っている。

医療設備

各種内視鏡、超音波検査、CT、MRI、血管造影、核医学診断装置。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

消化器・一般外科

分野

消化器・一般外科

特色

地域の中核病院の外科として、幅広く外科領域の疾患を対象としている。特に胃、大腸の悪性疾患に力を入れており、病期に応じた治療を行うことをモットーとして積極的に腹腔鏡手術を行っており、下部進行直腸癌に対する肛門温存手術などの機能温存手術にも積極的に取り組んでいる。さらに再発、転移症例に対する化学療法、さらには末期癌患者を対象としたターミナルケアなど地域住民のニーズに幅広く対応するよう心掛けている。また鼠径ヘルニア、虫垂炎、胆石症、肛門疾患等の良性疾患の治療にも中堅の外科医が積極的に取り組んでおり、鼠径ヘルニアに対しては複数ある術式の中からヘルニア学会の分類などを参考にして症例に応じた術式を選択して行っている。

症例数

年間の手術症例は320例ほどであり、麻酔科医との相談の上、良性疾患においても患者の希望に応じてできるだけ全身麻酔で手術を行っている。胃、大腸の悪性疾患の初回手術症例数はそれぞれ40例、65例ほどであり、胆石症、ヘルニア、虫垂炎はそれぞれ50例前後である。肝切除、食道癌手術、膵頭十二指腸切除など手術侵襲の大きな手術も行っているが、安全性、根治性、術後機能性などのバランスを重視し十分なインフォームド・コンセントのもとに、手術適応や術式の選択を行うよう心掛けている。また胃や大腸など消化器の進行・再発癌症例に対しては化学療法にも積極的に取り組んでおり、可能な限り最新の標準的化学療法を行っている。また腫瘍内科医を交えて治療方針をカンファレンスすることにより決して外科治療に偏らないバランスのとれた集学的治療を心がけている。

医療設備

CT、MRI、血管撮影装置、核医学設備、超音波、各種内視鏡。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

糖尿病内分泌内科

分野

糖尿病内分泌内科

特色

糖尿病のコントロールには、患者自身が正確な知識を持ち自己管理していくことが最良の治療と考え、患者教育に積極的に取り組むとともに、糖尿病合併症治療の充実を図っている。特に糖尿病性腎症に対する治療には自信を持っている。

症例数

糖尿病の定期通院患者は約850人。I型糖尿病患者は約70人。糖尿病療養指導士である看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士が専門医の指導のもとチーム医療を実践し、糖尿病療養生活を支援できるよう努めている。高血糖・低血糖はもちろん糖尿病性腎症に対する血液透析や虚血性心疾患に対する治療には、緊急対応できる。糖尿病の教育・コントロールのための入院は、年間約200人。「地域で糖尿病を診る」とのコンセプトを持ち、診療所の医師だけでなくコメディカルも含めた連携を推進している。その結果、入院患者のうち半数を地域の診療所からの紹介患者が占めている。糖尿病教室は、入院患者対象のものと外来患者対象のものがある。後者は年3回開催、診療所に通院している糖尿病患者にも開放している。外来には生活指導室とフットケア外来が設置され、診察日にあわせて指導を受けることが可能である。生活指導室では、管理栄養士と看護師が食事療法を中心に療養生活全般にわたるきめ細かな指導を行っており、フットケア外来では予防的フットケアに重点を置き、セルフケアが継続できるよう実践的指導を行っている。

医療設備

CT、MRI、シンチグラフィー、血管造影、各種血液浄化装置。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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