富山県済生会富山病院(富山県富山市)が名医に推薦されている分野
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
富山県済生会富山病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
消化器・一般内科
分野 |
消化器・一般内科 |
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特色 |
消化器疾患全域をカバーしている。消化管疾患においては、内視鏡による胃および大腸癌の早期診断と治療および炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病など)の診断と治療に積極的に取り組んでいる。大腸内視鏡検査は、苦痛のない検査を心掛けており、便潜血陽性を含む大腸検査の適応者には全大腸内視鏡検査を第一選択として施行している。上部消化管内視鏡検査では、希望者に鎮静剤による軽い麻酔を施行している。また、肝、胆、膵疾患においても専門的な診断と治療を行っている。内科医、外科医、放射線科医、病理医の連携もスムーズで、診断と治療が円滑に行われている。 |
症例数 |
2008年度の症例数は、上部消化管内視鏡検査4,233例、大腸内視鏡検査1,211例、ERCP58例であった上部消化管ではESD19例、ポリペクトミーおよびEMR7例を行い、下部消化管ではポリペクトミーおよびEMR237例を施行した。また内視鏡的胃ろう造設術は42例に施行した。 ★肝臓癌に対してはPEIT(エタノール注入療法)やTAE(肝動脈塞栓療法)などの非手術的治療を行っている ★総胆管結石症例に対しては、内視鏡的砕石術、胆道狭窄に対しては、ステント留置も行っている。 |
医療設備 |
電子内視鏡、拡大内視鏡、超音波内視鏡、マイクロ波、CT、MRI、血管造影など。 |
「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)
消化器・一般外科
分野 |
消化器・一般外科 |
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特色 |
消化器疾患を中心に一般外科、乳腺疾患の診療を行っている。特に消化器がんは消化器内科と連携し確実な診断のもとに、可能なら内視鏡的切除を、外科的治療の場合は各専門医が患者さんの病態から見た根治性と機能温存のバランスに留意し、必要にして十分な手術を心がけている。また腹腔鏡下手術も積極的に行っている。日本外科学会修練施設、日本消化器外科学会専門医制度修練認定施設、日本消化器内視鏡学会認定指導施設。 |
症例数 |
手術症例数は年間約350 例そのうち消化器がんは約130例 ★胃がん:年間40 例前後と内視鏡的切除が増えた分多少減少傾向にある。治療は「胃がん治療ガイドライン」に準じて行っている。特に早期がんの場合、なるべく胃を多く残すようにしており、術後の経過も良好で術後愁訴は殆ど認めず体重減少も見られない ★大腸がん:年間60 例前後で最近増加の傾向にある。早期がんに対しては神経温存手術、腹腔鏡補助下結腸切除術を行っており、進行がんに対しては積極的に切除を行い、そして術後化学療法を行っている ★肝・胆・膵疾患:悪性腫瘍(肝臓がん、胆道がん、膵臓がん)に対してはより高い根治性を求め積極的な切除術を行っている。胆石症、胆のうポリープなどの良性疾患には腹腔鏡を用いた低侵襲手術を行い早期退院に努めている ★乳がん:早期乳がんには乳房温存手術を、進行がん・再発がんに対しては手術そして外来化学療法、ホルモン療法を積極的に行っている ★その他:二次救急輪番病院であるため急性腹症(急性虫垂炎、症など腸閉塞)、腹部外傷症例も比較的多い。診断を確実に行い、適応のあるものには手術を行っている。予定手術で手術死亡は認めていない。 |
「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)
循環器科
分野 |
循環器科 |
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特色 |
本格的に内科の循環器部門が稼動したのが1998年で、既存の病院の循環器部門ができなかった診療を心掛けている。成人の循環器疾患をマルチプル・リスクファクター症候群として考え、心臓だけに限定するのでなく、全身的に病状を把握し、予防的な治療ができるように努めている。心血管病を引き起こしてくる睡眠時無呼吸症候群も診療対象としている。経皮的冠動脈形成術(PTCA)などカテーテル治療も積極的に行い、外科的治療では金沢大学、富山大学、富山県立中央病院の心臓外科部門と緊密な連携をとっており、患者さんにとって一番良いと思われる治療法を選択している。スタッフは若いがチーム医療と病気の十分な説明に心掛け、患者さんが治療に参加していくような診療に努めている。 |
症例数 |
2008年の心臓超音波検査は、動脈硬化診断のための末梢血管エコー検査を含め約3,000例。アイソトープ検査は年間約150件。心臓カテーテル検査も年々増加してきており、2008年は約220例。経皮的冠動脈形成術約50例で、初期成績は95%以上である。時間外緊急時には緊急カテーテル検査、治療を行い、重症例には補助循環(IABP)や経皮的人工心肺(PCPS)も設置し、対応できるようになっている。末梢血管の経皮的動脈形成術(PTA)や肺塞栓症に対するフィルター留置術も施行し下肢切断をまぬがれた症例もあり。 |
医療設備 |
心臓カテーテル検査装置、IABP、PCPS、MRI、64列CT、DSA、アイソトープ検査装置、心血管エコー検査装置、携帯型血圧計、トレッドミル検査。 |
「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)
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医師皮膚悪性腫瘍の診断・治療に信頼おける
回答者:30代 女性 勤務先:病院(200床以上)
2016年01月19日投稿
常勤医が3名おり、そのうち皮膚悪性腫瘍専門医が2名常勤する病院で、全国的にも珍しいと思います。 特に、悪性黒色腫(悪性度の高い皮膚がん)に対する診断、手術...続きをみる