滑川病院（富山県滑川市）が名医に推薦されている分野
専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域
滑川病院は、複数の有名専門医（※）の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野（科目、領域）の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。
※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表
消化器・一般外科
分野 |
消化器・一般外科 |
|---|---|
特色 |
一般消化器外科領域の多種多様の疾患を対象に診療を行っている。ただ、消化管においては、年間5,000例の上部消化管内視鏡検査、1,000例の下部消化管内視鏡検査も我々が行っているため、ポリペクトミー、EMRから開腹手術まで、診断から治療まで一貫性がある。早期癌はいかに機能を温存するかを念頭において手術をしており、ここ数年は金沢大学第2外科に準じたSentinel nodeの同定法を利用した縮小手術を行っている。高度進行癌については、化学療法を積極的に行い、緩和医療にも力を入れるようになっている。 |
症例数 |
年間手術件数はここ数年間、全麻130例前後、腰麻50例前後で推移している。全麻の約70%が悪性疾患で、胃癌が40例前後、結腸・直腸が25例前後、その他の悪性疾患が20例前後となっており、良性疾患は少ない ★胃癌の60%程度が早期癌で、最近はESDを行っているため切除数は減少している ★結腸・直腸癌については、積極的に肝転移の切除も行う一方、骨盤内神経の温存に努めているため、自己導尿の必要な症例は皆無である。しかも局所再発は10%未満である ★乳癌は乳房温存手術及び、センチネルリンパ節生検で治療方針を決定している ★その他、肝胆直系の手術も年間数例あるが、切除不能な悪性胆道狭窄に対してはメタルステントの留置を行い、満足の行く結果を得ている ★良性疾患の多くはイレウス、穿孔性腹膜炎であるが、上部消化管(特に十二指腸潰瘍)では胃切は原則として行わない方針で、症例によっては保存的治療も行っている。無症状胆のう結石は積極的に手術を勧めてはいない。 |
医療設備 |
MRI、CT、CUSA、血管撮影装置等々。 |
「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)
整形外科
分野 |
整形外科 |
|---|---|
特色 |
滑川市唯一の公的病院として整形外科全般をカバーし、特に四肢骨折、老人の大腿骨頸部骨折、脊椎手術および人工関節置換術(膝・股関節)、膝関節鏡手術を積極的に行っている。慢性関節リウマチに対する薬物療法やリハビリテーションにもカを入れている。 |
症例数 |
外来患者数1日平均230人(リハを含む)、年間の手術件数約500件(骨折・外傷200件、人工関節40件、脊椎70件、鏡視下手術30件、その他160件) ★外傷による四肢骨折手術は機能重視を考えて手術方法を選択し、関節内および周辺骨折については早期リハビリを行うため積極的に手術治療を行っている。特に老人の大腿骨頸部骨折については、早期離床を目指し手術を行っている ★頸椎症性脊髄症、後縦靱帯骨化症については、積極的に棘突起縦割による椎弓形成術を行い、全例良好な成績を得ている ★腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症はまず保存的治療を十分に行い、それでも効果のないものには手術を行っている。変性すべり症に対しては除圧術と後側方固定術、後方侵入椎体間固定術(PLIF)をそれぞれ症例に応じて選択している。脊髄腫瘍や椎間孔内外のヘルニアに対しては、完全環納式椎弓切除術(Recapping T-saw laminoplasty)を施行し、脊椎後方要素の再建も確実に行っている ★骨粗鬆症による脊椎圧迫骨折に対しては、人工骨の椎体注入を行い、疼痛の緩和、早期離床を得ている ★変形性膝関節症については、外来での関節注入、リハビリに加え、膝関節鏡および人工関節置換術を行い、QOLの向上を目指している ★慢性関節リウマチ患者については、リハビリおよび薬物療法による全身管理を行い、症状増悪の防止に努め、副作用の発現にも留意している。 |
医療設備 |
MRI、3D-CT、RI、サーモグラフィー、エコー、DEXA。 |
「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)
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2014年07月16日投稿
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