専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

黒部市民病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

腎臓内科

分野

腎臓内科

特色

救命救急のセンターを有する414床の地域中核病院の内科の1部門として、内科的腎疾患全般の診断・治療を行っている。また、末期腎不全に対し、血液透析・腹膜透析への導入および維持透析を行い、急性薬物中毒あるいは多臓器障害を合併する急性腎不全に対し、血液吸着療法、持続的血液濾過療法あるいは持続的血液透析濾過療法を行っている。

症例数

腎生検は、原則として1日の尿蛋白が1g以上の症例に施行しており、クリニカルパスを使用し、1週間の入院期間で行っている。年間腎生検数は約20例であり、出血などの合併症軽減のため超音波ガイド下にて行っている。腎炎・ネフローゼ症候群の治療に際しては、腎生検所見を十分に考慮し、ステロイドパルス療法、免疫抑制療法などを行っている。新規透析導入患者は年間約25例であり、現在150人が維持透析を受けている。2001年4月からは透析室にコンピューターを導入し、透析機器のネットワーク化およびペーパーレス化を行っている。透析方法は、患者本人と家族の意思を尊重して選択している。内シャント作成は血管外科が、内シャント狭窄に対する拡張術は放射線かが行っており、年間の件数はそれぞれ約70件、約40件である。年間約20例の持続的血液濾過あるいは透析濾過をICUにて行っており、うち3分の1は多臓器不全を伴った重症例である。

医療設備

CT、MRI、DSA、超音波ガイド下腎生検装置、血液透析装置、持続的血液透析濾過装置、結石破砕装置、CAPD室。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

整形外科

分野

整形外科

特色

地域の基幹病院として整形外科全般の疾患に対して、急性期疾患を中心に診療を行っている。特に脊椎疾患、スポーツ障害(肩、肘、膝など)、肩変性疾患などでは県外も含めた広域圏より患者を受け入れている。また、骨折、手指切断など救急外傷にも迅速に対応している。

症例数

年間手術件数は700~800例。 脊椎疾患に対しては各種ブロック療法など保存的治療も行い、厳格な適応のもとに年間約100例の手術を行っている。特に低侵襲を目的として腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症に対して、内視鏡下での椎間切除術や椎弓切除術を積極的に行っている。 関節分野では変性疾患、外傷を問わず、肩、肘、膝疾患に関して幅広く関節鏡視下手術を行っている。肩腱板断裂、反復性肩関節脱臼、ACL断裂、野球肘などの治療では広域圏より関節スポーツ外科に紹介を受け対応している。スポーツ選手に対しては、手術に限らず、メディカルチェックや臨床スポーツ指導士とともに、投球分析やトレーニング方法の指導も行い、スポーツ選手の競技力向上にも努めている。また、股関節、膝関節に対しては保存的治療の無効例に対しては人工関節置換術も積極的に行っており、透析患者や変性疾患による肩関節痛に対しては、局所麻酔での日帰りの鏡視下手術も行っている。 手の外科分野では切断指の再接着などの緊急手術や各種機能再建手術などのマイクロ手術にも対応している。 リハビリ専門医や理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床スポーツ指導士との協力のもと急性期リハビリを担い、地域の回復期リハビリ病院、診療所との病診連携にも力を注いで診療にあたっている。初診の際は基本的に紹介状を持参。

医療設備

MRI、CT、RIシンチ、PET-CT、リニアック、骨密度測定装置、無菌手術室、高圧酸素治療。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

産婦人科

分野

産婦人科

特色

県東部の基幹病院として産婦人科領域全般を担う。医療を求める人達の生活を損なわず、多様なニーズにできるだけ応えつつ診療にあたることをモットーとする。県東部と新潟糸魚川地区の母子医療関係者との勉強会UNIKSを主催。病院として接遇改善プロジェクトを発足。

症例数

外来患者1日平均44人、入院患者1日平均27人。以下の成績はすべて2007年度

★産科:母子医療センターを併設し、新生児専門医との協力により周辺施設からの異常妊娠・未熟児・病児を受け入れている。分娩は総数621、希望の限り自然経腟分娩を目指す(帝切率17.1%)。母児同室・座産・無痛分娩・アロマセラピー(いずれも希望者のみ)。早産防止を課題とし、妊娠中期の診察と治療により成果をあげた。早産率32週未満0.3%、36週未満3.9%

★生殖医療:利便性を考慮し夕方に不妊外来を設置。体外受精患者あたり生児出産女性の割合18%

★婦人科:良性疾患は可能な限り女性の生活とニーズに配慮して保存的治療を追求。悪性疾患の化学療法は外来治療を基本とし、生活の質の維持に努める

★総手術数482例、婦人科260(妊娠関連疾患を除く)、悪性疾患(浸潤癌)29、腹腔鏡手術81、子宮鏡2、腹式子宮摘出21など。開腹手術では美容的観点から形成外科的縫合に努めている。

医療設備

PETCT、MRI、CT、レーザー、リニアック、体外受精、NICU、マンモグラフィ3Dエコー。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

血液内科

分野

血液内科

特色

白血病、リンパ腫、骨髄腫などの血液悪性腫瘍をはじめ、骨髄異形成症候群、再生不良性貧血、溶血、血小板減少など、特発性造血障害を主な治療対象とする。一般血液疾患、凝固異常にも対応する。1996年から金沢大学第3内科の支援を受け、造血幹細胞移植も施行。診療圏・地理的要因のため高齢者・有合併症・他医での再発症例が多数を占める。全国レベルの治療を症例ごとにきめ細かなhand-madeの診療を行うことを信条とする。

症例数

年間の新患入院症例平均数は急性白血病12例、悪性リンパ腫24例、骨髄腫10例、特発性造血障害16例

★初発例での基本治療法:急性白血病はJALSGプロトコールを施行。血縁ドナーの得られる症例は当科で造血幹細胞移植を行い、非血縁ドナー例は至適な施設へ紹介している

★非ホジキンリンパ腫では、CD20(+)成熟B細胞リンパ腫は主にR-CHOP(各病型で変更)。高悪性度、再発例では大量化学療法、(自己)移植を考慮。

★骨髄腫は入院可能例ではVAD療法後、自己移植~外来MPへ移行する

★再生不良性貧血は厚労省研究班の診療参照ガイドに順じ、中等症以上でATG+シクロスポリン(+サイトカイン)療法を。MDS例は病型・全身状態を検討後、対症療法・免疫療法・サイトカイン・化学療法等を選択。若年者・ハイリスク例では移植を勧めている

★エイズ拠点病院ではないが、HIV感染者、血友病例にも対応している。

医療設備

完全無菌室1床、準無菌室5床、成分採血装置(末梢血幹細胞採取)、細胞凍結保存フリーザー、リニアック、PET、MRI、CT。

「医者がすすめる専門病院 北信越版」(ライフ企画 2009年5月)

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