専門医より推薦を受けた診療科目・診療領域

八戸平和病院は、複数の有名専門医(※)の間で「自分や家族がかかりたい」と推薦されています。
このページでは、専門医より推薦を受けた分野(科目、領域)の特色や症例数、所属している医師について取材・調査回答書より記載しています。 ※推薦、選定して頂いた有名専門医の一覧表

泌尿器科

分野

泌尿器科

特色

民間病院であることのフットワークの軽さを武器に、症例数に裏打ちされた安全な手術療法を積極的に行っている。特に、ホルミウムレーザーを用いた軟性鏡による腎尿管結石破砕術は、これまで2,000例以上の経験がある。安全な手術を行うため、腹腔鏡下手術は最新のデジタルビデオシステムを採用している。

症例数

年間総手術件数は約700件。09年度は737例を施行

悪性腫瘍手術=腎尿管悪性腫瘍手術17例(うち腹腔鏡が9例)、根治的膀胱全摘術17例(うち新膀胱造設術5例)、前立腺がん手術53例である

腎尿管結石内視鏡手術=経皮的腎結石破砕術23例(うちレーザー使用細径カメラによる傷の小さな手術14例)、経尿道的腎尿管結石破砕術(f-TUL)288例、特にホルミウムレーザーによるf-TULは1回の手術による結石消失率が98%と良い成績をあげている

前立腺肥大症手術=ホルミウムレーザーによる前立腺核出術は54例を施行、レーザーの優れた止血効果を利用し、大きな前立腺肥大症に対しても安全に行っている

女性尿失禁手術=TVT手術9例

腎出血、腎盂尿管腫瘍に対する軟性鏡を用いたレーザー手術=発見治療が難しいとされる腎出血に対するレーザー止血術、また早期に発見された腎盂尿管腫瘍に対するレーザー切除術を積極的に行っている。

医療設備

ホルミウム・ヤグレーザ発生装置、腹腔鏡デジタルビデオシステム、ハイビジョン42型ワイドモニター、デジタル腎盂尿管軟性鏡、ファイバー腎盂軟性尿管鏡、ESWLなど。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ×
  • 執刀医指名 ×

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

整形外科

分野

整形外科

特色

股関節、膝関節を中心とした関節外科、人工関節置換術を専門としている。小児の整形外科疾患、外傷の治療も行っている。

症例数

09年度の年間外来受診者数は1日平均232.6人、平均入院患者数は26.1人であった。手術数は年間225件(全身麻酔159件、脊椎麻酔23件)

股関節手術=変形性股関節症、関節リウマチによる股関節変形に対し、人工股関節置換術を行っている。8cm以下の皮切で行う最小侵襲手術(MIS)の症例が増加している。高位脱臼性股関節症は以前、手術不可能と言われていたが、大腿骨短縮骨切り術を併用した人工股関節置換術により、良好な成績を収めている。人工股関節再置換術、臼蓋形成不全に対する寛骨臼回転骨切り術、大腿骨頭壊死に対する大腿骨頭前方回転骨切り術、ペルテス病に対する骨切り術、先天性股関節脱臼の観血整復なども手がけている。09年度は人工股関節置換術51例、大腿骨短縮骨切り術を併用した人工股関節置換術2例、人工股関節再置換術6例であった

膝関節手術=変形性膝関節症、関節リウマチに対し人工膝関節置換術を行っている。09年度は人工膝関節置換術26例、人工膝関節再置換術2例であった

外傷=主に高齢者の大腿骨頸部骨折に対し、人工骨頭置換術、骨接合術を行っている

★麻酔科常勤医が2人おり、特に股関節手術では低血圧麻酔により出血量が少ないため、術前の貯血、術後の輸血はほぼ全例で不要であった。下肢手術では、ほぼ全例に硬膜外チューブを留置しており、術後の疼痛緩和が得られている。リハビリスタッフが充実しており、術後早期にリハビリが開始され、早期復帰ができるように努めている。

医療設備

電子カルテ、MRI、CT、骨塩定量測定器など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 △
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 ○

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

麻酔科ペインクリニック

分野

ペインクリニック

特色

疼痛性疾患に幅広く対応し、神経ブロックを中心とした治療を行う。必要に応じて漢方薬や他の薬物療法を併用する。透視下の神経ブロックは安全性や感染予防を考慮し、すべて手術室で行っている。入院は5床程度まで可能。青森県南~岩手県北からの紹介患者が多い。標準的な神経ブロックはほとんど施行可能な体制を整えている。

症例数

年間新患者数は約130人。外来診療は午前中のみで1日15~25人程度。年間神経ブロック数は1,000件以上で、硬膜外ブロック(316)、星状神経節ブロック(228)、神経根ブロック(213)などが多い。頻度の高い疾患は腰下肢痛、帯状疱疹、がん性疼痛、特発性三叉神経痛、頭痛などで、腰下肢痛については硬膜外ブロック、神経根ブロック、椎間関節ブロック、腰部交感神経節高周波熱凝固術など、疼痛の原因により種々の神経ブロックを施行。帯状疱疹については内服治療に加え、硬膜外ブロック、神経根ブロック、高周波熱凝固術などを早期から施行し、帯状疱疹後神経痛への移行防止に努めている。がん性疼痛に関してはWHO方式のがん疼痛治療をベースに、症例に応じて腹腔神経叢ブロック、神経根高周波熱凝固術などを行っている。三叉神経痛に対しては、内服治療を行うとともに高周波熱凝固術を施行。90%以上の有効性を認めている。頭痛に関しては漢方薬を含めた薬物療法が中心となるが、難治性で症状の強い症例では星状神経節ブロック、頸部神経根ブロックなどを行っている。術後疼痛管理にも積極的に取り組んでおり、神経ブロックを併用し開腹術、下肢手術は術後無痛状態となるように努めている。

医療設備

X線透視・撮影装置、CT、MRI、神経ブロック用電動ベッド、高周波熱凝固装置、神経刺激装置、直線偏光近赤外線治療機器など。
  • セカンドオピニオン受入 ○
  • 初診予約 ○
  • 主治医指名 ○
  • 執刀医指名 /

○=可能 △=条件付きで可 ×=不可 /=未回答

「医者がすすめる専門病院 東北版」(ライフ企画 2010年12月)

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